ランニングに必要なたった一つのもの

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またブログっぽいタイトルを書いてしまった。

走ってます、まだ。信じられないことに。

1月のハワイで走り始めた2017年もなんと11月。何をしても続かない私が。まだ。走っています。アンビリーバボー。

特に9月に会社を辞めてから、通勤というものがなくなったため、そして時間が有り余るほどあるため、平日はほぼ走っている。アンビリーバボー。そして10月、月の走行距離の目標を160キロにしたのだけれど、そうするとあまりに急激に走る距離が増えたせいか、後半足首を痛め、元駅伝選手の友達に「しばらく走るの休みなさい」と言われて走れなくなり、あえなく142キロで終えてしまった。こういう、「故障した経験」含め、もはやアスリートと呼んでもらいたい。ちなみにタイムはすこぶる遅い。

前に書いたこの記事を読みながら、むふむふかわいいやつめ・・・と、思っている怪しいのが私です。かわいいもんだ、こんなの。

10月半ばに、初めてクオーターマラソンというものに出場した。そう、とうとうレースにも出たのだ。もう、これはアスリートと呼んでもらいたい。ちなみにタイムはすこぶる遅い。

基本的に「一人でできる」スポーツであることと、ボールなどの道具を使わないスポーツであることが、ランニングが続く一番の理由でありたぶん私はそれ以外のスポーツは絶対にできないわけだけれど、だからして基本的にランニングなんて私の中で自己満足の世界なのだけれど、それだというのにレースに出たということはつまり、「何かに勝ちたい」という気持ちが湧いてきているということです。

そして「何か」というのはつまり、「過去の自分のタイム」です。もはやアスリートと呼んでもらいたい。

なんとなく、身体にも良いだろうと思って走り始めたわけだけれども、走るとどうしても、「もっと速く」「もっと長く」走りたくなってくる。私にはそういう、タイムを気にする、とか、なんともスポーツっぽい思考とは無縁だと思っていたのだけれど、10キロを60分をなんとか切りたい、というところから始まり、10キロ55分でなんとか、とさらに目標を高め、達成した今度は調子が良ければなんとか50分で・・・!と、思っているのが今日の私。(今の自分的にはかなり厳しいけど。)そして1年後くらいにはフルマラソンに挑戦したい・・と、心のどこかで思ってしまっているのが今の私。

でもやっぱりそういうちょっとした目標があると走っていてメリハリが出てくる。そして、結局そういう、速く走りたいとか、長く走りたいと思うようになると、もうちょっと姿勢良く走ろうとか、普段から筋トレして体幹鍛えておこうとか、足に変なストレスをかけないようにしようとか、色々気を配るようになる。もはやアスリートと呼んでもらいたい。ちなみにタイムはすこぶる遅い。

タイムを速めるために必要だったものそれは。

で。

私がもはやアスリートとして目標なんてものをいっちょまえに持ち始めた時、このタイムを速くする、という目標を達成するために一番役に立ったものは何か。それは、体力でもなく気力でもなく筋力でもなく。

アップルウォッチである。

もう。これは。走る人は今すぐに買ったほうがいい。

10キロ60分がどうしても切れなくて、なぜにこんなに遅いかなと思ってiPhoneのnikeアプリでラップタイムを見ていたところ、6〜7キロあたりでタイムがすこぶる落ちていた。

それを元駅伝選手の友達(勝手にコーチと呼んでいる)に見せたところ、これはしんどいわ。1キロ目をもっと落としていいから、ラップタイム安定させてみて。と、言われ、その足で銀座にアップルウォッチを買いに行った。ほんとにその足で。いつかほしーなーと、思っていたけれど、ランニングのタイムを伸ばすためという理由ができたならそれは今だ。今すぐだ。もはやアスリートと呼んでもらいたい。

ラップタイムを計るためならもちろん別にApple Watchでなくてもいいんやけど、洋服に合わせてもかわいいというところが確保されるならそれはもう私にとって迷うところは一切ない。Apple Watch一択。

いちいちポケットからiPhoneを出さなくても、腕を見ればすぐ、その時点でのタイムがわかる。その時点でのスピードを、キロあたりで計算して表示してくれる。ついでに言うと、そのまま帰りにコンビニでApple Watchをぴっとかざせば、デカビタCも買って帰れる。なぜかここのところデカビタCがやたらおいしい。アスリートだ。

目標のタイムをちょっとでも下回ると、その時点ですぐにちょっとスピードを立て直せる。細かくタイムを確認して調整することで、結局10キロ続けてタイムが安定して、あっという間に目標のタイムで走れるようになった。

そして、かーーーーなーーーーりーーーーー疲れづらくなった。いや、しんどいものはしんどいのだけれど、少なくともこの記事を書いた時みたいに、世の中全てにだんだん腹が立ってくるくらいしんどくてしんどくて死にそうだ、というレベルではなくなった。6〜7キロあたりでバテることもなくなった。

それまでは、走り始めの1キロ時点でのタイムが一番速くて、どんどん遅くなってくる、という感じだったのだけれど、それだと1〜2キロ時点がほんっっっとにしんどくてもうその時点で世界が敵になる。

けれど、1キロ目はとにかくタイムを抑えて、1キロあたりのスピードを、目標よりも5〜10秒くらい抑えて走る。で、だんだん、タイムを速めて行って、5〜6キロあたりからは目標より少し速めのタイムをを維持、最後9キロからさらに速めて走る、みたいな感じだと少なくとも1〜2キロ時点で世界を敵に回すことはなくなる。たぶん。

とにかく私は、最初に飛ばしすぎないことと、ラップタイムを安定させることで10キロを走るのがものすごく楽になった。いや、しんどいけど。しんどいものはしんどいんやけど。

で、調子に乗ってこないだ20キロを走ってみたら、これがもうしんどいのなんのってもうまた世界が敵になった。やはり10キロと20キロは違う。人生は甘くない。

しばらくは、ハーフマラソンを安定したラップタイムで走れるようになるべくまた練習したい所存です。ほんと、もはやアスリートと呼んでもらいたい。

確定申告はこわいけど。

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