【50音blog 】い:犬ーーー犬派と猫派に分かれている

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犬派か猫派か元カノか

「犬派の男の人を好きになったことがない。」

と、言ったら、オットに怪訝な顔をされた。「俺は中立だ。どちらでもない。猫派とは誰だ」と言う。「いやいやあなたは立派な猫派ですよ」と諭す。ツマは色々大変なのである。

でもなんか、好きになる人はとことん、猫を飼っているとか、猫に目がないとか、なんかそんな人ばっかりだった気がする。ほら、村上春樹だって猫が好きだし・・・。

かくいうオットも、実家にいた頃はシロという猫がいた。今はオットの実家では犬を飼っているけれども、オットが共に暮らしたのは白ねこのシロだ。

オットは今でも「シロは本当にかしこくてかわいい気品あふれる上品な猫だった。ツンとしているとこがまたすごく良かった」と言う。まるで元カノについて話すように。(あほなんじゃないか。)

猫はツンとした感じ、犬は全力で愛を表現してくれるヤツ

そう、なんというか猫は、こうやって懐に入るのがうまい気がする。もてあそぶというか。ツンデレというか。(最近聞かないなツンデレ)

それに比べて犬は、しっぽを振って全力で愛を表現してくれるかわいいヤツ、という感じ。もうばかだなあとか言いながら、憎めない感じ。

それで私が今まで猫派の人をつい好きになってきたというのはそれはつまり、「ツンデレが好きな人が好き」ということなのか?めっちゃめんどくさい。(関係ないけれど、むすめ4歳が保育園で「めっちゃ」っていっちゃダメなんだよ!と、教えてもらってきたらしく、めっちゃ注意される。でもめっちゃってめっちゃ使うしめっちゃって使わないのめっちゃ難しい)

まあでもオットだってガッキーの上品なところがいいとか、がさつじゃないところがいいとか、そんなことばかり言っているけれど、がさつなツマと結婚したわけだからまあつまり人生はそんな思い通りにならないものなのだよふっ。

どちらかと言うと犬派なのだけれども

ところで昨年末、猫の飼育数が初めて犬を上回った、という記事が出た。

ペット数、猫が犬を初めて逆転 飼い主の数は犬が多数

まあこの記事の、岩合光昭さんとムツゴロウさんのコメントがなんというか天上人みが溢れていて最高なわけだけれど、それはさておき確かに実感としても「猫ブームだな」というのはわかる。周りを見ていても、猫を飼う人は多いなあと思う。

何を隠そう、どちらかと言うと犬派の私も(というか、実家では犬しか飼ったことがないから、猫と共に暮らしたことがない。だからまあ「犬と暮らす楽しさは知っている」という感じ。)今、家に猫がいてくれたらいいんじゃないか…と、結構本気で考えている。いや、本当は猫でも犬でもいいんだ。ただ、多分この飼い猫が飼い犬の数を上回ったという理由におそらく一番当てはまる、「ライフスタイル」の問題が、あるのだと思う。

実家にいためちゃくちゃかわいい犬の話

実家では、かりんという名前の犬を飼っていた。柴犬の雑種で、美人で、めちゃくちゃ臆病で、出産する時すら、私たちにそばにいてくれときゅんきゅんと鳴くわんこだった。(普通犬は出産の時気が立って人を寄せ付けないと聞いていたのに。)

大きなトラックとかとすれ違うとびびって歩けなくなるし、風の強い音も怖がって家に入れてくれと泣いていた。あれはもう、鳴くんじゃなくて泣いていた。でもそういうところがたまらなくかわいかった。

いやなんか、オットがシロについて話す時と同じ感じになっている気もするけれどもまあそれは気のせいだ。私は特に元彼について話しているわけじゃない。(そういう問題ではない)

とにかく、そういう超絶かわいい手のかかるわんこが実家にいたのだけれど、正直言って、飼育していたのは、母だ。お散歩へ行くのも、餌をあげるのも、犬小屋の掃除も、母がしていた。

…いや、ごめん、妹たちはしていたかもしれない。しかし、ジャイアン的ねーちゃんは、ほとんど何もしていなかったと、思う。いや、ほんと、ごめん。

専業主婦の母と同じことができるかというと

母は専業主婦で、だいたい一日中家にいて、隣には母の両親が住んでいて、旅行の時には預けて行くこともできた。一軒家だったから、小型犬じゃなくてももちろん飼うことができた。

そして私は母と同じことを、今の生活で、できる自信がない。

マンションだし、実家は遠方で預けられる人は近くにいないし、サラリーマンではなくなったとはいえ仕事も(一応、たぶん、きっと…)ある。すぐ旅行に行ってしまうし家を空けることも多い。

毎日お散歩へ行ける自信もない、ランニング一緒にしてくれる犬ならいいかもしれないけれどもそういう問題じゃないのだろう、たぶん。

そうすると、猫はたぶん、現代人(というくくりもどうかと思うけれど)のライフスタイルでも、飼いやすいのだろうな、と思う。なんせ、シロのようにツンとしてて気品あふれて気高くてこう…一人の時間も楽しんでくれそうだし(想像)。現実問題として、ペットOKのマンションでも、大型犬NGのところはあれど、猫のサイズなら大丈夫だろうし。

ヒロミ(芸能人じゃない)がいいことを言う

ところで昔、宮古島の免許合宿で出会ったヒロミが、あっつい宮古島の商店街を歩きながらふと「私、動物を『買う』っていう感覚がちょっとわからないんだよね。お金を出してこう…取引するのがなんか、納得いかなくて」と、言っていた。もう、10年以上前の話だけれど。

ギャルみたいやのにめっちゃまじめやんヒロミ!と、思って、ハタチそこそこの私は感心してしまったのだけれど、あの言葉は私の中にずっと残っている。

犬や猫を飼うなら、保護犬とか保護猫にしよう、と、それだけはずっと決まっているのだけれど、どうしても一歩踏み出す自信がない。でもずっと心の奥に、あるんだよなあ、犬か猫を飼いたいなあという気持ちが…。子どもたちもめちゃくちゃ言ってくるし。その気持ちはめっちゃわかる。わたしも毎年サンタさんにお願いしていた。サンタさん届けてくれへんかったけど。

どうなんだろう。飼えるのだろうか。わたしにも。決心がつかない。だから何が言いたいかと言うと、犬猫飼っている人どうぞご意見お願いします。(いいよ!とか、いやあんたにゃ無理!とか)

でも、オットが「うちの猫はツマとちがって気品高くて上品で賢くて美人でがさつじゃなくてかわいい」みたいなことを言い出したらちょっとやだけどというかドロップキックやけど。(がさつ)

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