ファッション

お母さんも好きな服を着て、日々を楽しめるように!

節目感がないお正月でしたがおめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

今年は年越しに海外逃亡を企てたため(それは本当に多分いろんな雑音からの逃亡・・・)、全くもってお正月がありませんでしたが(しかもさ会社辞めたら納会とか仕事納めとか仕事始めとかがなくて、ほんと、節目感がない。)今年も一つよろしくお願いします。

さて、新年一つ目のブログですが、6回にわたってお届けしたMegさんインタビューを終えて思ったこと、を、つらつら書いていこうかと思います。

洋服の話を、きっと誰かと思いっきりしたかった

ファッション業界にいたわけではないし、仕事で関わったことも1ミリくらいしかない。でもやっぱり、洋服が好きだなあということを、Megさんとお話しながら、すごく思った。誰かと、洋服の話をするのはすごく楽しかった。あー、こういう話したかったんだなあ、と、しみじみ思った。

当たり前だけれど、洋服には安いものも高いものもある。そして、高いものにはきちんと理由がある。でも、ファストファッションがこれだけ増えて、高級メゾンの洋服とそっくりなものが安価で手に入るようにもなった。それを簡単に否定するわけじゃないけれど(いや、そっくりなものを作ってしまうのはどうかとは思うけれど)、ただ、「あえて高いものを選ぶ」理由が、少し曖昧になってきたような気がしていた。

そして私自身も、生活が変わり、家族ができて、お母さんになった。「お母さんなのに、自分の洋服にお金をかけるなんて。」と、いうようなことを、遠回しに言われたこともあった。(あるのです、そういうことがほんとうに。)

だけどMegさんと話していて、単純にものすごく楽しかった。あーやっぱり好きでよかった、と思った。そして、ずっと好きでいてよかった、と。

何を大切にするのか、は、人それぞれの基準がある。当然のことだけれど、洋服にかけられるお金だってそれぞれだ。でも私がずっと仕事をしたいと思う根っこには、好きな洋服を着たい、という思いがある気がする。それは、高校生のバイトの頃から、変わらない。お金がなさすぎた若い頃から今まで、なんやかんやで、洋服を一つのモチベーションにして生きてきた。それは自分にとって、すごく大切なことだ。そう心から思えた。

自分でしっかり選ぶこと

一方で、やっぱり消費されていくファッションを目の前にすると、「しっかり選ぶ」ことが大切だなあとも、思う。好きだからこそ、あまりに手当たり次第、「流行り物」に手を出していたくもないな、と。その時の気分でで欲しいものも実際あるから、その辺りのバランスって、すごく難しいのだけれど。

それが「流行り物」でよく目にするから欲しいのか、本当に自分が欲しいのか。その境目って、結構曖昧で分かりづらい。こんな、何十年もずっと服のこと考え続けてて、未だ分からなかったりするのだから。

でも、こういうことを、私はいつも考えている気がするのだけれど、(ほんとなんで私はいつもこんなにファッションのことを色々考えてしまうのだろうか。)ちょっと最近、悩むのにも慣れてきたかも、と、思う。というか、まあ、そういうのって悩んじゃうもんだよね、別に悩んだっていいよね、と、思えるようになってきた。好きなのだから仕方ない。・・・恋か。

たくさん考えた時間は、後から懐かしいと思えるという意味だけにおいても大切(かもしれない)

何事もそうで、私の理想は「てきとうにゆるく生きる」ことだけれど、ついつい考えすぎてしまうことがよくある。なんで、タモリさんのように受け流せないのだろうと思うことがよくある。サラリーマンを辞めたというのに、なぜまだ色々考えているのだろう、と。

でも、それはきっと、必要なことなのだ。考えても仕方のないことなのだけれども、あーいうこといっぱい考えていたなあ、と、思えること、その考えた時間は、もしかしたら、後から懐かしいと思えるいう意味だけにおいても大事なことなのだ、たぶん。

悩みながらも、少しずつ、変化してきた気はする。好きなものを纏う。それが流行りであろうが、そうでなかろうが、気分であろうが、とにかく好きなものを纏う。それが、自分の気分を確実に上げてくれるのであれば、それでいいじゃないか、と思えるようにはなってきた。

お母さんだって好きな服を着ていい。軽やかに、自分の日々を楽しんでいけるように。

お母さんだって、好きな服を着ていい。自分のお金くらいは、好きなことに使っていい。やっぱり私はそう思う。もっともっと、女性が(男性ももちろん。)軽やかに、自分の日々を、人生を、楽しんでいけるといいなと思う。そして私は、そういう空気を、作っていきたいなと思う。

やっぱり、私は洋服が好きで、それは、自分のベースになっている。それは、誰かにとっての音楽や、車や、バイクや、映画や、漫画と同じように。そういう好きなものがあるって、いいもんだな、と、思う。これにはお金をかけたい、というものが、一つくらいあるって、幸せなことだなあと。

2018年、いろいろ迷い戸惑いながらも、できるだけ肩の力を抜いて、好きなことをして!前に進んでいきたいと思います。

今年もよろしくお願いします!

まずは明日以降、セブ旅行記からアップする!予定!です!

この冬ニットを買っていない!…ので、長年選手のニットを挙げてみた

今年のニットが、ない!

ものすごく久々に一人で乗る飛行機だ!広島だ!さあなに着ていこう!と、思ってはたと気づいた。私はこの冬ニットをかっていない。まじか。

赤裸々に話すと、私がこの秋冬で買ったものは、フミカウチダのデニム、ヤングアンドオルセンのカットソー、セリーヌのでっかいトレンチ、tanのジャンパースカートとニットレギンス、ジャンティークのヴィンテージツイードスカート。。。以上ではなかろうか。異論あれば教えてくださいわたしすぐ忘れるので。(わたし失敗しないので的なノリで)(ぜんぜんちがう)

計画性が。ない。なさすぎる。その場のかわいい!で買っていることがわかりすぎる。

だいたいその年の秋冬に着るものは、夏の終わり〜初秋頃に買ってしまうのが毎年のところなのだけれど、つまりすぐに着られそうなものを買っていたのがまるわかりである。真冬に着るものがないではないか。というかトップスがほとんどないではないか。

泣く泣くおととし広島へいったときに着ていたのと同じニットを着て広島に向かいながら思った。

やっぱり「冬のニット」って特別なものだと思う。去年買ったセリーヌのチャンキーニットは、冬の間ずっとわたしのテンションをあげてくれた。「今年のニット」を着ている安心感とそして少しの高揚感って、なんかやっぱり、ある。来年は、「今年のニット」を買おう。。

わたしは単に服が好きな一般人、なので、毎年毎年クローゼットの全アイテムを新しくする!ということはまずできないけれど、シーズンに何か一つ買い換えるとしたら、やっぱり冬でいえばそれはニットなのだな、と、今年の冬のクローゼットを見て思う。そういう、そのシーズンのキーアイテムのようなものがあると、やっぱりすごく楽しい。

秋→冬は気温の変化も激しいし、秋冬の立ち上げ時期に買ったものが寒くなるにつれさっぱり着られなくなる、というのはあるあるなので、やっぱり立ち上がりでしっかり冬物かおう。。と、心に決めた2017冬。

そんなニット不足に苦しむわたしが数年かけて今年もお世話になっているニット

まあでも、ここ数年で洋服を買うお店がかなりしぼられてきて、好きなブランドもしぼられてきた。そうすると、去年のものも一昨年のものも、かなり抵抗なく着られる。とは思う。

あとはヴィンテージのものっていうのは、すごく長く着られる。もともと古いものなのだから、「今年はもう古い」と感じることがほぼない。(当たり前なのだけれど、これってヴィンテージのすごくいいところだと思う。)

今年のニット不足に苦しむ私ですが、よく考えたら去年も多分ニットってチャンキーしか買っていない。つまり、今着ているニットはほぼ2年以上着ているものになるわけです。

というわけで(どういうわけだ)それ誰が得するのかよくわからないけれどもそうやって生き延びているニットをここで振り返ろうと思います。来年の自分の参考に。なんの参考にするのかよくわかりませんがとにかく参考に。こういうのが長持ちするよ!という参考に。たぶん。

セリーヌのチャンキーニット。

言わずと知れた名品。(私が語るまでもない。)カシミヤ100%の軽さ&暖かさ。これを知るともう重いウールのニットが着られなくなる・・。一生着続けます。それにしてもセリーヌのニットは天才。完璧。天才ってこういうものに使う言葉だ。来年一枚買い足すならやっぱりセリーヌがいいな。。

ジャンティークで買ったヴィンテージニット。

これも2年か3年前に買ったものだと思いますが・・。とにかく形がかわいい。短めの丈も良い。大好き。とにかく好き。こういうダボっとしたオーバーサイズのものは、コートが着られないので実は着る時期が限られる。着られる時期にガシガシ着たい。

HYKEのコットンニット。

去年の写真ですがこれは。HYKEの真髄は、個人的にコットンニットにあると勝手に思っている。(ウールは重い。)すごく質の良いコットンで、肌触りよし、そしてコートを羽織れば冬でも着られるくらい暖かい。(逆に秋だと暑い。)

コートを邪魔せず、でも寒すぎない程よい厚み。そしてHYKEらしい、計算し尽くされた、シンプルなのに絶妙に美しい形。私は3、4年前に買ったVネックのグレーと、2、3年前に買ったベージュのサーマルを持っていますが、まあ正直毎日これ着るくらい普段着として着倒しています。でもあんまりくたびれないのもすごい。

あとこれのすごいのが、一日家で着ていてもストレスを感じない。で、ほぼ部屋着と化している。(フリーになってから圧倒的に家にいる時間が長くなったし家で仕事する時間が長くなったので、こういうのすごく大事。)それくらい着心地が良い。全然くたびれないけど、それでも着倒してくたびれた時のために、HYKEには、どうか毎シーズンコットンニットを出していただきたいと切に願う。

ドゥロワーのカシミヤモヘアニット

これも2年だろうか、3年だろうか、前に買ったもの。首の空きが広いので、ヒートテック(首回りをカットしているけれどもそれでも)が見えるのが玉に瑕ですが、それにしても形がかわいい。これもあまり上に着るものを選ばない。少しゆったりめの形なので、流行り廃りがあるかなと思ったのだけれど、毎年着ては「これ今年もいけるな・・・」と思っている。さすがドゥロワー。

ただいい加減モヘヤが少しかわいそうな感じになってきて、毛玉も気になり始めた。でもこれほんとかわいいので来年また出たら買い直しそうだな私・・・久々にドゥロワーのぞきたくなってきた。

plageのVネックニット

今年着るニットがないじゃないか!と、クローゼットを見て愕然とした時に、このニットがあった・・・!と、なんだか妙に安心したニット。これも数年前、多分2万円くらいで買ったのだけれど、これすごく良い。そもそも私はVネックというものが死ぬほど好きなのだけれど、このVの空きが絶妙にいい。

少しゆったりめの作りなのだけれども、コートも着られるサイズ感。と、いうことは、着ていてストレスを感じないサイズ感だということ。ゆったり過ぎずタイトすぎず。こう言うサイズ感のものって、トップスでもボトムスでもあるとかなり安心感がある。

これくらいのお値段感で数年着られる洋服が揃うplageって個人的に結構すごいと毎年思う。とにかく形が良い。そりゃ素材感とかは高級ブランドとは違うけれども、形の良さからくる安心感って、ありがたい。

広島の古着屋さんで買った、白カーディガン

これも3年前くらいに買った古着。目が詰まっててあったかい。そのくせ上からコートも着られる。くるみボタンが可愛い。たぶん5000円くらいで買ったのだけれど、今年もめっちゃ着ている。かなり使える。

ヴィンテージショップで買ったものはほとんど断捨離しないな、私・・・。

というわけで、ニットは買ったらどうやら数年着回すらしいことがわかったので、来年はええやつ一枚買おうと思います、うん。よろしく来年のわたし。

*感想、お問い合わせ、編集・ライティング・オウンドメディア記事運用・記事広告・SNSプランニングなど「書く」「伝える」お仕事のご依頼はこちらから。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。