【2018お正月 セブ&ボホール旅行記】day1 ラディソンブルセブで年越し!

セブに行く人はまずUberをダウンロードして行ってください

セブ空港に着くまでで終わってしまった前回の記事。一体どれだけ続くのだろうだなんて不安にならないで!それは私にもわからない!

ところでセブ(そしてマニラ)旅行へ行く人は、全員残らず、Uberのアプリをダウンロードしてクレジットカードまで登録しておいてください。もうこれは、必ずです。全員残らずです。

なぜなら、フィリピン、特にマニラの人たちは驚くべきいい加減さです。(いやそうじゃない人ももちろんいるのだろうけれども。)あれはてきとうでなくいい加減。そういう国でタクシーに乗るとろくなことにならない。

私もうアジアのいい加減な島のタクシーでろくなことにならなかったエピソードを挙げると本当に本書けるんじゃないのってくらいろくなことがないのだけれど、今回Uberではろくでもないことは一度もなかった。全て、料金通り、希望通りの場所に連れて行ってくれた。奇跡!これを奇跡と呼ばずしてなんと呼ぶ!

と、いうわけで、全力でUberダウンロードして行ってください。やっぱり全部アプリにすればいい。(前回記事参照)あと、日本でもさっさとUberを安く使えるようにしてほしい。

歩行者が自由でアジアっぽい、セブ

そういったわけで、セブマクタン空港からホテルまではUberで移動。空港のWi-Fiが繋がっているうちになんとか手配。思うのだけれど、Uberのためだけにでも、ポケットWi-Fiレンタルした方が良いかもしれない。なんせ、Wi-Fiが使えなくてマニラで一度だけタクシー乗ったら、やはりろくなことにならなかったから。裏切らないわ、タクシーは、ほんと。(あ、でも、セブ&ボホールで乗ったタクシーは大丈夫でした)

セブの道は、驚くほど歩行者信号というものがなくて、歩行者はみんな勇敢に道路を横断していた。アジアっぽい・・。あと、信号待ちをしていると、車窓ごしにお水や飲み物を売りに来る人がいて、アジアだわ・・・と、思った。異国へ来たのだなあ、と、感じる。たくましいな、この国の人たちは。

セブはものっすごい渋滞するよと聞いていたけれど(あれはマニラのことだったっけかな)、大晦日の19時台では、結構スムーズに、セブでの宿泊ホテル、ラディソンブルセブに到着。

セブシティならラディソンブルはおすすめ!

セブのいわゆるビーチリゾートは、空港のあるマクタン島にあるのだけれど、そもそも今回旅行へ行こう!と、決めたタイミングがギリギリで、マクタン島の良さそげなホテルがあんまり空いていなかったのと、後半はフェリーでボホール島へ移動することにしていたので、フェリーターミナルに近いホテルにしたかった、というわけで、今回はセブシティにあるラディソンブルに宿泊することに。

でも結果的に、ここはすごくよかった。プールもちゃんとしていて、街中でもリゾート気分も味わえる。かなり大型ホテルなので、設備は何ら問題ない。隣が大型ショッピングモールのSMシティセブでめっちゃ便利、そして、大型でちゃんとしたホテルにしてはリーズナブル。(なんせ今回のテーマは、コスパ。)

あと、今回はビジネススイートに宿泊したのだけれど、ビジネスクラス以上で使えるラウンジが朝昼晩と軽食が出て、夜はアルコールも飲み放題ときて、これが最高に素晴らしかった。ビジネスクラスといっても、3泊くらいだと1部屋あたり1、2万円アップくらいなので、全力でそちらにした方が良いです。

家族四人、セブで観る、紅白

大晦日の20時くらいにチェックアウトを終えても、隣のショッピングモール含め空いている近所のお店はなさそうだったので、この日はルームサービスをとることに。サンドイッチ、ハンバーガー、フォーの3つを作るのに、45分くらいかかる、と言われる。そして実際の所、90分後に到着する。「セブではなんでも倍の時間見積もろう。」と、学ぶ。

そして何を隠そう、ホテルのテレビはNHKが映る!すなわち紅白が見られる!!

と、いうわけで、ルームサービスをだらだら食べながら(極太麺のフォーが美味しかった)、サンミゲルビールを飲みながら、紅白にやいのやいのつっこみながら過ごすセブでの大晦日。悪くない。

セブと日本は時差が1時間あるので、紅白が終わり、ゆく年くる年が始まっても、セブではまだ23時。この時点で子どもたちはまだ起きていたのだけれどオットが爆睡していたので(おい)叩き起こし(おい)さっとシャワーを浴び、フロントロビーで行われていたカウントダウンパーティーを覗きに行くことに。

フロントロビーでのカウントダウンパーリー

フロント階でエレベーターが開くと、もんのすごい爆音。完全に、クラブと化しているロビー。なんせ、実家とかおばーちゃんちとかでしか年越しをしたことがなかった身としては(東京で年越しをしたこともない、そういえば。)軽くカルチャーショック。年越しって、こんなにハデなものなのか。

到着した時点でカウントダウンは始まっていたのだけれど、その時点ではもちろんさらにカウントダウンは進み、謎の帽子をかぶったパーティーピーポーがやたらいて、ものすごい盛り上がり。ホテルの人たちももはや仕事そっちのけで、みんなで写真を撮りあったりしている。パーリーである。

なんせパーリー感がすごいので、子どもたち大丈夫かな、と思って視線を下げると、やたら楽しそうなむすめ(4)の姿。脳内プリンセスは、パーリーと名のつくものは何でも好きなのである。

明けたよ!年!ちょうめでたいよおめでとう!!!!

カウントダウンが最大の盛り上がりを見せ、年が明けた瞬間、これまたえらいど派手な花火がホテルから上がる。こちらの花火は、なんというか日本のように華やかさの中に儚く消えゆく美しさを感じさせるような花火ではなく、とにかく、「明けたよ!年!ちょうめでたいよおめでとう!!!!!!!」という、喜びに満ち溢れたものであった。

オットと子どもたちとハイタッチをし(パーリーといえばハイタッチである)鳴り止まない爆音を後にし、お部屋に戻って窓の外を見ると、島のあちこちで花火が上がっていた。息子がざっと数えただけで17箇所から上がっていたのだけれど、多分それどころじゃない数の場所から打ち上がっていた。もうみんな勝手に上げている、という感じであった。「明けたよ!年!ちょうめでたいよおめでとう!!!!!!」と、みんな言っているのだ、たぶん。

セブの年越しでは花火がめっちゃ上がる。これは、34年間生きてきて初めて知った事実である。

世界の年越しって、全然よく知らなかったな、セブで花火が上がることを知った私は大人だ、と、私は思った。

知らないことはたくさんある

ところが翌日、CNNのニュースを見たオットがものすごい勢いで私を叩きおこし、「ちょっと!今世界の年越しの瞬間をテレビでやってたんだけどさ!香港の年越しさ・・・!セブどころじゃない花火が上がってる、もう空見えないくらい。セブでびびってる場合じゃないよ俺ら。」と、言っていた。

なんなの、年越し花火ってそんなにスタンダードなものなのか。

もしかして渋谷のど真ん中でも上がってるのか花火?それも知らないだけなのかもしれない。

【2018お正月 セブ&ボホール旅行記】day1 成田〜セブ!ラウンジ問題解決の巻

色んな「すべき」を取っ払ってゆく

初めての海外で年越し。ここ数年、私の中から「〜であるべき」というのがかなり高速で取っ払われてきており、「年越しは実家ですべき!」というこの「べき」も取り払ってみた。「べき」の取っ払い、なんだか肩の荷が降りるのでいろいろおすすめです。(別に実家の年越しが嫌なわけでは全くないけれど、実家に行くのはお正月じゃなくてもいいよね、という。)

そんなわけで年越しセブ旅行、いつもより少しアクティブだった・・・気も・・しなくも・・ない、ので記憶をキロク。

行き先を「セブ」にした理由それは。

ところで今回行き先をセブにしたのは、「あらゆるビーチリゾートを比較検討した結果、航空券滞在費含め、一番セブがコスパに優れていた」からです。それに他ならない。うむ。お正月でもそんなにバカ高くならなかったです、セブ。

ちなみに「比較検討」は、航空券は全部、スカイスキャナーで一発検索、ホテルはトリップアドバイザーであたりをつけて、googleのホテル空室検索(みたいなやつ。)(トリップアドバイザーがたまに空室ちゃんと反映されてなかったりするから。)全くもって便利な世の中だ。この辺りの検索術は私めっちゃ自信があるので(あらゆる手続きが苦手な割に、旅行手配は学生時代からの大の趣味である)何かわからないことがあればいつでもご相談ください。(だれ。)

学生の頃は「ABロード」の雑誌がちゃんとあって、それとにらめっこして安い航空券とホテルのセットを探したものだけれど。しかしこうなってくると、旅行代理店の仕事はほんともう「チケットとホテルの手配」じゃ意味なくなってくる。(旅行代理店使ったことないけど。)いや、でもやっぱり私が「あらゆる手続き周りが嫌い」なのと同じく、旅行のあらゆる手続き周りが嫌な人もいるのか。そしたら私代理業やります。いつでもご相談ください。(だれ。)

リムジンバスで成田へ

今回は、帰りの到着を関空にしていたので、久々に車ではなくリムジンバスで成田へ向かう。バス乗り場で少しだけ雪が降り始めて、子どもたちはおおはしゃぎ。ここから5時間ほど移動すれば、暑いところへ行けるというのは、なんだか不思議な感じがする。

どれくらい暑いのだろうかと天気予報を調べてみると、明日からのセブの天気はなんと雷雨。滞在中、基本的にずっと雨予報。乾季じゃなかったっけ!と、思いながら、まあここまできたら仕方がない、インフルやら溶連菌やら胃腸炎やらに子どもたちが立て続けにやられた12月、それでもみんな元気に出発できただけでもほぼ奇跡である。

ちなみに都内から成田までは、今1000円前後でいけるリムジンバス(「東京シャトル」とか「THEアクセス成田」とか)が出ているのでこれが安くて便利。本数も結構たくさんあるし、電車で行くより何かと楽です。

とはいえ、重い荷物を抱えてタクシーでバス乗り場へ行き、バスに乗り、成田へ向かう、というのはそれでもそれなりに大変なので、車がある人はやっぱり車が一番便利。成田近くに駐車場が山ほどあって(そこからは駐車場の気のいいおっちゃんが車で成田まで送ってくれる)、羽田周りほど駐車料金も高くないのでおすすめです。

成田のユニクロには魔物がいる。(おおげさ)

昨日のうちに家族4人でフライング年越し蕎麦を食べておいた。年内最後のラン納めもした。日本で思い残すことはない、たぶん。と、バスに揺られながら考える。むすめが、「トイレいきたい・・・」と、言い出すが、気のせいだよ、ということにする。

運良く、むすめは寝てくれたので(お願い忘れてトイレ行きたいこと)無事に成田に到着。オットがユニクロにパンツ買いに行きたい。というので、私はむすめとトイレへ向かう。なんの話。でも、なんか、空港のユニクロって寄りたくなる。空港のユニクロでブラトップ買った回数、数え切れない。いやほんと、なんでだろあれ。

ANAのスーパーフライヤーズメンバーは第2ターミナルでどのラウンジに行けばいいのか問題

一昨年、オットが週一の大阪出張をせっせと飛行機で行ってくれたため、仕組みはよくわからないのだけれども空港のANAラウンジが使えるようになった。オットグッジョブ。「伊丹空港のことなら隅々までわかるから俺になんでも聞いて。」と豪語していた。それはいらない。

ところで、航空券ももちろんスカイスキャナーで一番安かったものを選び、それがたまたまフィリピン航空だったわけですが、フィリピン航空はANAとの共同運航なのでラウンジが使えるわーい。と、思いきや、フィリピン航空って成田の第2ターミナルなのである。ANAは第1ターミナルなのである。こういう場合どーなるの!と、思いませんか、そうですか。

ラウンジカードって何。

どーなるの!と、思って、オットがANAに問い合わせたところ(ネットで調べてもさっぱりわからなかったので。)、第2ターミナルにある、アメリカン航空「Admirals Club」をどーぞ、とのことでした。けどこれを使うには、「ラウンジカード」が必要。なに、ラウンジカードって。

親会員(というのか?)の、オットは毎年1回、自動で送られてくるのだけれど、家族会員の私は、ANAに連絡して発行してもらわなきゃいけないらしい、ラウンジカード。あらゆるカード類は全てアプリにまとめるべきである、が持論の(たった今持論にしたけど)私としては、なんでわざわざカード発行しなきゃいけないのだ!と、思っていたら、カードが間に合わない場合は、ANAマイレージクラブのアプリをダウンロードしていただいてQRコードを発行していただければ大丈夫です、とのこと。うむ、それでいい。全てアプリで統一すれば良い。

でも日本はまだしも、外国のカウンターで、アプリのQRコードでもいいよって言われたよ!という交渉ができる自信はないので、今回の旅行には間に合わなかったけれど、今後のためにラウンジカードも発行しておきました。スーパーフライヤーズメンバーのみなさま、海外へお出かけの際は是非ラウンジカード発行をお忘れなく。(知ってましたか・・・)

Admirals Clubのラウンジはたいへん広々として空いていて、軽食も結構美味しくて、ケーキもアメリカにありがちなあっまいやつではなくてそれなりに美味しくて、居心地良かったです。

リキュールも置いてあったからベイリーズミルクとか作ってしまった。学生ぶりくらいに飲んだ気がするよ、ベイリーズミルク。

旅行の移動時間が、好きだ

パッキングはとにかくものすごく嫌いなのだけれど(うまくできた試しがない)、やっぱり空港までの道中とか、ラウンジのわくわく感とか、空港の雰囲気とか、移動に付随する空気感はすごく好きだ。飛行機に乗ってる時間も楽しい。移動が苦にならへんのよなあ私は。基本的に。まあ、疲れるけれども。

セブまでは片道5時間ちょっと、あっという間に到着。ただ、行きの便は備え付けのモニターがなくて、お手持ちのスマホやタブレットにアプリをダウンロードして映画とか見てください、という方式。現代風・・・。さっきなんでもアプリがいいって言ったけど、やっぱり飛行機のモニターは欲しい。前言撤回。

でもモニターがなくても、子どもたちはずっと塗り絵と迷路で遊んでいて、まあほんとうに手がかからなくなったもんだ、と相変わらずしみじみ思う。こうなると、あとはいつまで一緒に旅行へ行ってくれるのだろーか・・・と、気になってくる。まあ、ないものねだりばかりだ、子育ては。

そしてそこそこ肌寒い、冬のセブの夜

当然のように出発は遅れたのだけれど(南の島に行く飛行機ってどうして大体遅れるのだろうか。)予定よりちょっと早い、19時前にセブ空港には到着。

車で空港に行く時は、重たいコートは車に置いてきてしまうのだけれど、なんせ今回はバスで空港まで行ったため、コートをセブまで持っていく必要がある。というわけで、できるだけ荷物にならないアウターとして、アクネのロングカーディガンを羽織っていきました。(これが後々めっちゃ役に立つ・・・それは追って。)

空港で、暑いー!と言いながら、羽織りや靴下を脱ぐ瞬間がすごく好き。なのだけれど、夜のセブは、そこそこ肌寒かった。私の大好きなあの、空港を降り立った瞬間のモワッとしたアジアの空気はどこに・・・(大丈夫か天気・・・)と、思いつつ、今年最初の珍道中が始まります。続く!多分!

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【広島一人旅】西条の酒蔵通りへ行ってみたら天国だった

いつかの『翼の王国』で見た広島の酒蔵が集う街へ

前回の続き。今回は一人で身軽に来たこともあり、ちょっと遠くへ足を伸ばしてみることに。

目的地は、私の愛読書『翼の王国』で、少し前に見た広島の酒蔵が集う街。詳細は覚えていないのだけれど、これは行きたい!と、思ったのが記憶に残っていた。

ちなみに世の雑誌で一番好きなのは『翼の王国』です。あれを読むためにANAに乗る。何があっても無くならないでほしい、翼の王国。いつか記事を書かせてもらいたい、翼の王国。

おぼろげな記憶を頼りに「広島の歩くグーグル」(前回記事参照)に聞くと、「オッケーグーグル!それは西条の酒蔵通りだね!」と、教えてくれた。サンキューグーグル。

ちなみに歩くグーグルはこの日仕事だったため、ワクワクの一人旅。

近くて遠いけれども空港行きがてら寄るにはグッドな西条

広島駅から西条駅までは、電車で40分くらいなので、軽い二日酔いで朝寝坊気味に目覚め、重い足を頑張って持ち上げて平和公園までランニングに出て、ホテルに戻ってチェックアウトをし、お好み焼きを食べに行き、市街地にお土産を買いに行ってから向かっても、時間的余裕は結構あります。

あと今回は飛行機で広島へ行ったのですが、いかんせん、空港から広島市内というのは遠い。バスで一時間くらい。トータルの時間を考えると、新幹線と飛行機の所要時間並びに金額に差がなさ過ぎて、ANAとJRが何か話し合っているのかと思うレベル。それでいつもどちらにするか悩むのだけれど、やっぱりここで『翼の王国』がモノを言う。つまり『翼の王国』を読むために、飛行機を選択する。どれだけ深い翼の王国愛。

で、ところがどっこいなのですが、この西条というところは、ちょうど広島市内と広島空港の間にあるのですグーグル。

だから、広島旅行の際、最終日に西条に寄り、西条駅から空港へ向かうシャトルバスに乗ると、何かと工程がスムーズ!オッケーグーグル!

一人旅はいつもかすかな不安とともに

ただ、あらかじめ綿密な予定が立てられるタイプではなく、ざっくり行き先を決めたらあとはいつも行き当たりバッタりなので、一人旅の時はいつも、目的地に着いたはいいけれどももんのすごいさびれていて誰もいなかったとか、どこもかしこもシャッターが閉まっていただとか、そういう可能性もものすごく頭をよぎる。

西条駅に着くと、そこには「酒蔵」を推すものが特に何も見当たらず、思わずスマホで「西条 酒蔵」と検索する。隣に歩くグーグルもいない。

でも改札を出たら、小さな案内所があって、ここで「西条酒蔵通り そぞろ歩きマップ」なる地図を手に入れる。ちゃんと酒蔵があるようだ。開いてるか知らんけど。あと、すごいさぶいけど。(気温。)

地図を頼りに、とりあえず①と番号の振られている酒蔵の名前をグーグルマップに打ち込んで、そこを目指す。ところがあとから街の全貌が見えてきてわかったのだけれど、この酒造だけ、いわゆる「酒蔵通り」とは反対方向の、少し外れにある。静かな商店街にポツンと佇む酒蔵①。しかも特に見学できる雰囲気ではない酒蔵①。

飛行機の時間まではまだ随分とある。この町で時間をつぶせるのであろうか。大丈夫か。特にカフェっぽいものも見当たらない。大丈夫か。

煙突が作り出す酒蔵通りの旅情に心踊る

そこからまっすぐ駅の方に歩いてゆくと、だんだん木造りの建物が増えてきて、なんというか奈良のような雰囲気になってくる。ちょっと旅情が出てくる。人通りも少し出てくる。ホッとする。さぶいけど。(気温。)

そうこうしていると見えてきたのが煙突。いい。すごく、いい。周りを見渡すと、同じ形の煙突が数本見える。酒蔵だ・・・これは、酒蔵だ・・!(あたりまえだ)

煙突が伸びる酒蔵の一つ、「賀茂鶴酒造」というところに入ってみる。白壁にすごく趣がある。ここでは試飲の日本酒がたくさん置いてあって自由に飲めるようになっていた。一人だからね酔っ払っては大変なので少しずつ!いただきました。少しずつ!って一番美味しい、何でも・・・。すごく美味しい。これはちょっと天国なんじゃないかと思い始める。

こういう瞬間がたまらなくて、またほぼ無計画な旅に出てしまう、私は。

歩いていてわかったのだけれど、見学できる酒蔵には、こういう看板が出ている。こういうとこは中に入って試飲ができたり、お土産が買えたりする。(良い子の皆さんはそういうことはあらかじめ調べて行った方がいい)

(※酒蔵の開放予定はこちらで調べられます!)

そして酒蔵通りに行ったん出てしまえば、地図がなくても(私みたいに地図が読めなくても)煙突を頼りに歩いていけば、いろんな酒蔵にたどり着く。ふらふら歩くだけで楽しいって、すごくいい。方向音痴には。

たぶん天国なのだここは。

この「賀茂泉酒造」というところだけは少し離れているので、グーグルマップ(本物)に入れた方がたどり着きやすい。ここに「酒泉館」というカフェのようなところが併設されていて、ここで「日本酒のみくらべセット」というものをいただく。

これで、400円くらい、確か。天国なのかな。

このガラスのおちょこがかわいかったので、買って帰ることに。2個で300円くらい。天国なのかな。

だいたいの酒蔵を巡ったあたりで、「歩くグーグル」であるところの友人から、仕事が終わったからそっちまで行くよ、と、連絡が来る。

歩くグーグルはフットワークも軽いのである。ちょっとした距離だろうと思って後から調べたら市内から30キロもあった。仕事かえりにちょっとこれる距離ではない。まあ、歩くグーグルだから来られるけど。

なんせ30キロの距離を移動してくる友人を待つ時間が空いたので、通りすがりに見つけたカフェで一休み。

酒蔵があるところ=水が美味しい。どこでも日本酒と一緒にお水が置かれていたのだけれど、このお水が本当にまろやかで美味しい。お水買って帰りたいくらい。でも買って帰るとまた味が変わってしまうのだろうな。

お水が美味しいので、コーヒーも美味しい。カフェから聞こえる広島弁に、和む。方言っていいですね。私はすっかり標準語に染まってしまったので。(うそつけ)

「鮓や大東」のカウンターでお寿司!

車でびゅいんときてくれた歩くグーグルと合流し、昨日とはうって変わっておされなお寿司やさんで。

わたしたち、二人でカウンターでお寿司食べるようになったんだね・・・!と、泣きながらお寿司をいただく。

それでもってこれがまた感動スペクタクルの美味しさでした・・・。東京で食べたら軽く倍の値段すると思う。どれもこれも美味しかった、ほんとうに。ていねいな和食って、素晴らしい。

ここでももちろん日本酒。母さんのちょっとしたごほうび。いや、ごぼうびが過ぎるけど。

一人で、大切な人を思う瞬間

日本にはまだまだ、知らないけれどすてきな場所や、少し足を伸ばせば信じられないくらい美味しいお料理が食べられるところがあるのだなと、また思う。ふだん、自分が見ている世界なんて、ほんの小さなものなんだ。そして、その土地それぞれに、それぞれの人生がある。それはいつでもなんだか、不思議な気持ちにさせられる事実だなと思う。

一人で来た場所を、その景色を、今度は今ここにいない大切な人たちに見せてあげよう、と思う。大切な人と一緒に見る景色ももちろん素晴らしいのだけれど、今いない大切な人を思う、誰かにこれを見せてあげたいなと思う、その瞬間が、一人旅の好きなところだなあと思う。

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広島絶品はしご酒!ー広島「歩くグーグル」のオススメ

広島の「歩くグーグル」とはしご酒

Twitterのプロフィール写真があまりにも若い頃のもので、いてもたってもいられなくなったため、広島でおされすぎる写真スタジオを運営している友達に撮ってもらうことにした。そしてそれにかこつけて、元タウン誌編集者でもあるその友達(歩くグーグルと呼ばれるくらい、広島のことはだいたいなんでも知っている。)にお店選びは何もかもまるっと丸投げして、二人で飲みに行くことにした。

そう、何を隠そうこの友達は一人目を出産してから友達になったママ友であり、会うときはいつもというか100%子どもたちがものすごいテンションで隣にいたわけですが、今回は初めて二人きり。まあ旅行のたびに子どもたちが寝静まった後夜中まで飲んでますけど。

歩くグーグルが連れて行ってくれるお店がどこもかしこもすばらしく最高でしたので、すべて書き記します。もうね。広島最高です。

では不良母たちが、17:00からはしご酒したお店をどうぞ。広島行ったらここ行って!(ぜんぶ店名にお店のリンク貼ってます!)

一軒目 清ちゃん

餃子とビールだけのカウンターのお店。お店のおばちゃんが、肌つやよくてめっちゃかわいい。そういう意味においても(どういう意味だ)餃子は正義。

この餃子に乗っけて食べてね!と出されるナムルが、信じられないくらいに美味しい。ちょっと今思い出して食べたくて泣きそうになってるくらいに美味しい。

「18時からはもう予約でいっぱいだったのよ、運よかったよあなたたち!」と、おばちゃん。お店のピンク電話が鳴ると、何度も「年内は予約がいっぱいで・・」と、おばちゃんが言っていた。ので、予約して行かれるのがベストかと!(私たちは二人で17時に入れたのでそれくらいなら比較的入れるのかも。)

スナック大好き人間としては、こういうカウンターだけのお店、大好物です。こないだ「スナックの形が好き。」と言っていた先輩の気持ちが今何となくわかるな・・・

二軒目 CIELO

おめあてのお店が19:00〜だったので、こちらで一杯飲んで待つことに。路地裏のお店。歩くグーグル、よくこんなお店を知ってるな・・。しかも「急遽空いた時間にちょっと飲めるお店」としてこんなお店をさらりと差し込んでくるところに、歩くグーグルのもはやグーグルよりすごいところを感じる。

ちなみにここで「ヘパリーゼプレミアム」(ヘパリーゼもプレミアムになる時代)を飲んだおかげで翌日かなり楽でした。ありがとうヘパリーゼ。

お店の外にテントというか大きなタープのようなものがあって、そちらでストーブとブランケットであったまりながら飲むサングリア。美味しくないわけがない。

三軒目 たこ焼き佐藤

今まで比較的黙っていたのだけれど、たこ焼きが死ぬほど好きです。歩くグーグルの精度ともなると、ずっと黙っていたこんな事実まで蓄積されたデータから導き出されるのであろーか。とにかくすごい、歩くグーグル。

これまた大好物のスナック的な店内で、ビールとたこ焼きをいただく。ほんと好き、スナックの形。

たこ焼きは自家製だし醤油と、おたふくソースの両方で食べられます。両方美味しすぎて泣きたい。今すぐ食べたすぎて泣きたい。広島遠い。

柚こしょうとうがらしをかけるとまた美味。これはほんとに、良いたこ焼き。

隣に座った27歳の女の子かわいかった。27歳でここに一人で来られるって、それ良い人生。

四軒目 中ちゃん

また出た名店・・・!

この、うにクレソンが絶品でした。うにとクレソンこんなに合うなんて。

チャンジャも白子ポン酢もいちいち美味しかった。

思うのだけれど、まあこのおされな歩くグーグルは、おされなお店も山ほど知っているくせに、私のおっさん度を本当によく知っていて、こちらに合わせて店構えからして好きなお店ばかり選んできて泣きたい。

ちなみに店構えはこんな感じ。

もうすき!だいすき!(興奮気味)

五軒目 bar tre

この時点ですでに「てっぺん回って」いましたが、広島の歩くグーグルがまだ飲みたそうにしているので(人は酔うと次の店に行く言い訳を他人にかぶせる)最後の一軒。

ここにきて、これまでの私好みのおっさんチョイスとはうって変わったおされバー。

おされか。

ちなみに外観。

おされか。

果物を使ったカクテルがどれもこれも絶品であっという間に飲んでしまった。私は勝手にバーには本物と偽物があると思っているのだけれど、本物の(本物の定義は私の中にしかない)バーでした。参りました。

おつまみに出てきた自家製ドライフルーツも美味しすぎた・・・ちょっとしたおつまみが美味しい、ってだいじ。お通しとかポテサラとかが美味しい、ってだいじ。(どうしても話を居酒屋基準にしたい)

そんなわけでいい加減てっぺんも回りすぎたので、こちらで終了。ちなみにここで雨が降り出していて、本物のバーのバーテンさんが傘くれました。ありがとう。

母さんたちが楽しんで生きることが、すごくだいじ。と、思う。

今回はオットたちが、東京と広島でそれぞれ子どもたちを見ていてくれて、母さん二人のはしご酒が叶いました。私はもう、こうやって飲みに行く時に子どもたちを見ていてくれるオットに感謝することこそあれ、罪悪感を持つことはさっぱりなくなってしまったわけですが、世には子どもを置いて飲みに行くなんて!と、いう風潮もあるそうです。信じられないけれど。

いや、どう思うかは個人の自由なのだけれど、その考えを他人に押し付けるのは全くもって見当違いだと思うわけですが。

けどこうして母さん二人で飲み歩いていると、気づけばお互いの子どもたちののろけ話になるんですよね。昔、付き合っている人のことを、離れている時間こそあー好きだなあと思ったり焦がれたりしたみたいな。いやちがうか。いやでもそんな感じ。こういうとこほんとうちの子かわいいわーって。まさにのろけ。

いつも子どもたちと一緒に居るお母さんたちには、きっとそういう時間がすごく大切。

そして、何にしろ、母さんたちが、楽しく自分の人生を生きているというのが、なんというかきっと、「大人わるくないな。大人楽しみ。」という、子どもたちの気持ちにつながる気がしていて、つまるところ、それが一番大切なことなんじゃないかな、と、ここのところ思っています。

(いやまあだからって私は飲みすぎですけどねはい!)

という、案の定の私の壮大な言い訳でした!楽しすぎた、歩くグーグルありがとう!

歩くグーグルのおされ写真館はこちら。(おっさん要素はゼロです。)

写真にリンク貼ってます。

おされか。

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ランカウイでのマングローブツアーの思い出

二度目のランカウイで二度目のマングローブツアー

むかしむかし、オットと結婚したばかりの頃、二人でランカウイへ行った。

オットと結婚したばかりの頃というのはつまり、私が母を亡くしてまだ2年ほどしか経ってない時であり、そして仕事が死ぬほど、まじで死ぬほど、しんどかった頃。

そこで私は、「ランカウイ倶楽部」という現地のツアー会社にお世話になって、マングローブのカヤックツアーに参加した。

ちなみについ最近までのTwitterのアイコンは、当時のランカウイ旅行で撮ったものであり、つまり10年ほど前の写真なわけで、ほんと全世界に土下座で謝りますすみません。

ただ、この時のこの体験が、なんでもすぐ忘れてゆく私にしては珍しくすごく記憶に残っていて、いつか子どもを連れて行きたいな、と思っていた。そしてそれをなんと。去年のランカウイ旅行で叶えた。

(昔のブログにそのことを書いていたのだけれど恥ずかしすぎてリンク貼るのをやめましたはい。)

10年前にオットといったときはカヤックに乗ったのだけれど、それだと年齢制限があって子どもたちは参加できないため、船でマングローブを移動するツアーに参加。

ランカウイは基本的に日本人がすごく少なくて、ホテルの従業員も宿泊客も日本人がほとんどいなかったので、日本人の人たちが運営しているこのツアーでものすごく久々に日本人と話すことになる。ほんとに。

こういう船着場から、まずは大きなボートで移動します。こういう時にふと出会う、地元感あふれる景色がすごく好きだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから高速ボートに乗ってマングローブ林まで移動。

が、この高速ボートが思いのほかめちゃくちゃ速くて、すんごいスピードで、子どもたちこわがらないかな大丈夫かな!と、思っていると。

爆睡。

つよい。

マングローブ林に近づくとボートはスピードを落として、ゆっくり進む。

いざ林に入っていくと、野生のおさるさんやとかげやムツゴロウや、たくさんの生き物が間近で見られて、子どもたちも食い入るように見ていた。

なんだかリアルジャングルクルーズみたいで、ワクワク感がすごくある。ボートに乗っていた中で子どもはうちの子たちだけだったのかな確か、息子は「隊長」と呼んでもらって、マングローブの苗木を植えさせてもらった。

また次に来た時はおっきくなってるね!と言われながら。

おさるさんが、観光客の残していったココナッツを飲んでいる。

そしてボートハウスのようなところに降りて、ツアーの人たちと一緒に現地のお母さんが作ったご飯を食べるのですが、これがほんとちょっとびっくりするくらいに美味しい。そこそこのホテルに泊まっているのに、正直ホテルのご飯より美味しい。

前に来た時もこのボートハウスのご飯がすごく美味しかったのが印象に残っていたのだけれど、この時もやっぱりすごく美味しかった。ちなみにビールは何杯でももらえます。(最高)

ランカウイはビール一缶70円くらいで買えちゃうので、たぶん天国なのだと思う。

ランカウイの自然は優しい

このツアーが相変わらずやっぱりすごく最高だなと思ったのが、案内役のおにーさん(今回はタカさん)が、本当に楽しそうにランカウイの自然を案内してくれること。

前回来た時もそれをすごく感じた。

ランカウイの自然はすごく優しいなあと思う。いつの間にかユネスコのジオパークにも認定されていて、その自然の豊かさは誰もが認められるものなのだろうけれど、それがこう、強く迫ってくる感じが全然ない。

例えば初めて西表島に行った時、私はその自然に圧倒されて、なんというか「畏怖」という感じを覚えた。

それこそ西表のマングローブでカヌー体験をした時も、「おじゃまします」という感じで進んで行った。どきどきした。

だけどランカウイは、なんというか「含まれてるなあ」という感じがすごくする。この自然に、わたしもあなたもあの人も、含まれてるのだなあという感じがする。優しいなあと思う。

それはランカウイの人たちにもすごく言えることで、そういう中で過ごしているからなのか、ほんとうに現地の人たちは優しい。わたしはあんなに親切な人たちを、ランカウイと会社の京都の保養所のおばちゃんたちしか知らない。

こういうところに来ると、ふと、豊かさのようなものを、考える。

昔から旅することがどうもやめられなくて、お金がない大学生の頃に超絶ビンボー旅行をしては、いつかがっつり稼げるようになって、ちゃんとしたホテルに泊まれる大金持ちになってやる!と、思いながらやってきたわけだけれど、それで就活もがんばったわけだけれど、でも社会人になって、有給をとった旅行の間中、残してきた仕事のことを気にしながら過ごしてついつい会社のメールなんてチェックしちゃって、それはほんとに豊かなことなのか、ここで過ごしている親切な人たちのほうがずっと豊かだよなとか思いながら気づけば会社を辞めていた私はほんとにあほなんじゃないかと思うわけだけれども。

でも、好きなことをして生きると決めたのだ、安定の会社員という立場をなくしてでも、旅しながら会社のメールを見るような生活はもうやめよう、と決めたのだ。

ランカウイの自然と共に生きる人たちや、京都の保養所のおばちゃんたちのようには、あれほどまでは親切にはなれないかもしれないけれども、それでも自由になるだけ人に優しく生きようと思う。そう思いながら、でも会社辞めたから京都の保養所もう行けないじゃないかと思って泣きたくなる、冬の始まりである。

宮古島旅行2017夏の記憶その4 ビーチ編 来間ビーチ

宮古島のえらひ人、ぜひ。

もう10年くらい宮古宮古と言い続け、たぶん20組近く、人数にすればともすれば100人くらい(いいすぎ)は宮古に人を送り込んだ気がしておりまして、そろそろあれ、宮古島親善大使的な何かのオファーが来ないかと思ってるんですけどぜんぜん来ません。宮古島のえらい人、ぜひ。(なにが)

まあ私の好きな場所というのはだいたい全部宮古島のお友達に教えてもらったものなので、別に私が何をしたわけでもないのですが。うん。でもまあとりあえずあれ、宮古島のえらい人、ぜひ。そうこうしている今も友達から宮古にいるんやけどなんかおいしいお店教えて。と連絡が。ほら。宮古島のえらい人、ぜひ。

さてビーチ編。皆さんはビーチに何を求めますか。ビーチ編第一弾の「渡口の浜」で「子どもと一緒になってからは穴場的な人の少ないビーチに行くのがとにかくこわくなった」といったようなことを書きましたが、もともとはゆったりした人少なめビーチが好きだったわたしにとって、今も昔もかわらずとても好きなビーチ、それが来間ビーチです。

ずっと変わらず好きなビーチ

来間大橋を渡り来間島に入ってすぐにあるこのビーチ。東急に泊まっていれば一瞬でつきます。西里あたりの街中からも車で20分もあればつくんじゃないかな。とても行きやすい場所にある。

ロケーションは前浜ビーチの向かいなので、海は前浜ビーチと同じくらいきれい。砂浜も同じく、前浜ビーチのように白い砂浜ですごくきれい。その砂浜が前浜ビーチのようにずっと続くわけじゃないけれど、逆に言えば子どもが目の届く範囲に常にいてくれるので安心。(※このへん、のところが来間ビーチ。えらくざっくりだなおい。)

ちなみに全然関係ないけれど、この芸術的な地図に書き込んだ「皆愛屋」という宮古そば屋さんは衝撃的に美味しいのでおすすめです。色々なおそばやさんがあるから宮古滞在中は一日一回は宮古そば食べてる気がするけど、だんとつでここがおいしいと思う。おそばの上にゆし豆腐がのっていて、そのコンビが信じられないくらいおいしい。オットはここで、そば×お豆腐のおいしさを覚え、家でもやたらとあらゆる麺にお豆腐を入れようとするようになってしまった。いやでもほんと、それくらいおいしいです。子連れでもぜんぜんいけます、ぜひ。

あと、「ここもgood」の長間浜もなかなか良いビーチですが、ここは場合によってはかなり波が高くて(まさに今回いってみたのだけれど波が高くてビーチでちょっとだけ遊んで退散)子どもと行くにはあまり向かないかも。でもすごくきれいなビーチです。ニモもいる。

閑話休題。

この来間ビーチは、前浜ビーチ(特に東急前)ほど混雑していない。だいたい一組か二組いるかいないか、という感じ。下手すれば貸切です。でも、ほんの近くに人の気配はあって(そもそも漁港のビーチなのであたりには誰かしらいる。)子どもといても不安にならない。基本的に波が穏やかで(少なくとも私がいったときに荒れていた記憶はない。)子どもたちとも遊びやすい。そして何より、ここに流れる空気感がすごく好きです。

ものすごく喧騒から離れた場所にあるわけでもなく、ほどよく人気(ひとけ)があって、それでも静かでゆったりしていて、ただ波間にぷかぷか揺蕩うだけでなんか全部がまあいいかーと思えてくる。その空気が、すごく好きだ。

簡易テントと、本と、うずまきパンと、ポーク玉子おにぎりと、できればビールがあれば、私はここで一日中過ごせる。子どもがいても、一人でも、大人と一緒でも、同じように時間がすぎていく。

そう、私がこのビーチのいいなと思うところは、一人で来た時も、オットと来た時も、お友達と来た時も、子どもたちを連れてきたときも、変わらずいつも好きだな、と思えるところ。大人だけでも子どもたちがいても、ここはすごくいい場所だな、と思える。

それは私がどんな「立場」であれ、つまり学生であれサラリーマンであれ恋人であれ友達であれ妻であれ母であれ、どんな私でも変わらずそう思える。それはなんだかすごく、良い場所だ、と思う。どんな立場であれ、いや私は私だよな、と、その当たり前のことをここでまた知る。

ほんの少しずつ、変化してきたことと、変わらないビーチと。

世の中はカフェブーム(たぶん)で、それはもっと言えば私が初めて宮古島にきた10年以上前からそうで、その頃から宮古にはたくさんカフェができてきてた。来間島はそのさきがけのようなイメージがわたしの中で勝手にあるのだけれど、とにかく10年以上前の時点で、今もちゃんと続いているカフェが、来間島にはいくつかあった。

いかんせん教習所に免許を取りに来ている分際のわたしには交通手段がなく、来間島のカフェにいきたーーーーーいとのたまうだけだったわけですが(結局行ったんやっけ全然おぼえてない)まあ私も大人になり、あのときとった免許で車も運転できるように・・・は、ならず(ならんのかい)美しきペーパードライバーですが、まあ運転できるオットや友達には恵まれ(ありがとうございますふかぶか)宮古へいけばまあ好きな場所にいけるようにはなった。

でも結局わたしは毎年宮古へきて、ここのカフェはおさえておこう!というおしゃれな場所を求めるわけではなく、あのとき行けなかった場所に喜び勇んで行くわけじゃなく、そうじゃなくて、ただいつもと同じようにビーチへいって、同じようにゆっくり過ごして、それでああ今年もなんか、わたしは同じだな、と思って帰って行く。いつも、わたしがこの島ですることは、こうしてビーチにねっころがって、本を読むことだ。それは12年間ずっと変わらない。

それでもそういう「毎年」を繰り返しながら、少しずつ、ほんの少しずつ、変化してきたのかもしれない。

ほんの少しずつ、この島のひとたちのように生きる術を、身につけてきたのかもしれない。

それはわたしが12年前、この島で知ったこと、そして12年間で得てきた一番大きなものだ。

その間なにもかわらず、ほんとに一つもかわらず、来間島のこの小さなビーチは、ここにあり続けてくれた。なにもかもがかわってゆく世の中で、そっと「おかえり」と言うように。人生でこういう場所をみつけたことは、わたしにとってとてもしあわせだったことの一つだと思う。

だから何が言いたいかというと、宮古島のえらい人、お早めに宮古島親善大使にお声がけください。よろしくお願いします。

↓宮古島のえらい人、ご連絡はこちらから。

宮古島旅行2017夏の記憶その3 東急ホテルはすってき

やっぱり東急だね。というあれ。(なに)

後半のホテルは愛する東急ホテルへ移動。個人的には、なんだかんだこのホテルが一番好きです。こどもを連れて家族で行くならやっぱりここが一番だ、と思う。施設もホテルの人たちの程よく心地よいサービスも。そして、目の前が前浜ビーチだ、という唯一無二のロケーションはやっぱり素晴らしい。ホテルに一日こもれる。(ホテルに一日こもるのがとにかく好きなのだわたしは。)

例えば海外のリゾートに比べたら、その規模とか豪華さとか、そういうのはささやかに感じるかもしれない。ものすごく洗練されたリゾート、というわけではない。(朝食もアラマンダの方がおいしい。笑。)でも、そういうのもひっくるめて、すごくあたたかい感じがする、このホテルは。「宮古島らしいリゾートホテル」だと感じる。すごく好きです、私は。

子どもたちとも、オットとも、友達とも、夏も冬も何度か来たけれど、いつ来ても、誰と来ても、それぞれ楽しめる。大人でも子どもでも楽しめるところ、っていいな、と思う。大人のリゾートももちろんステキだけれど、大人だけで楽しんで来ていたところに子どもたちと一緒に来られる、というのはなんだかうれしい。

今回は台風が近づいていて、4日間のうち、なんと3日は遊泳禁止であった・・おまいが。でも子どもたちは散々プールで遊べて楽しそう。なんだかんだ子どもたちは、波があってしょっぱい海より、プールの方が好きなのだ。あんなきっれいな海を目の前にしてもそうなのだ。そういうもんだ、うむ。

東急のプールはそんなにめちゃくちゃ広くはないけれど、リゾート気分は十分味わえます。基本的に、私はこれくらいのプールに朝から晩までいても全く飽きない。子どもたちも全く飽きない。プール最高夏最高日焼け上等シミ怖い。(いやほんとちゃんと日焼け対策しますはい・・・)

ここは子どもの浮き輪もアームリングも無料で借りられるので、チェックアウトの日に荷物を全部まとめてしまっても(持参の浮き輪とかをスーツケースにしまいこんでも)思う存分遊べるのがうれしい。

そして夏休み期間は、毎日15時くらいからキッズイベントがあって、宝探しとか、水てっぽう射的とか、毎日日替わりのお楽しみがあって、子どもたちはこれもめっちゃ楽しそうでした。お菓子とおもちゃの景品が、なかなかツボをついていて、しかも毎日結構たんまりもらえて、ありがとう東急。という感じであった。

前浜ビーチに何度来ても、思っていた以上にきれいでびっくりする

もう何度も来ているので、いつも頭の中に「これくらいきれいだった」という記憶はちゃんと残っている。「ほんとうにきれいだよな前浜ビーチは」と、思いながら行くのだけれど、いつも、自分の頭の中で想像していたよりももっときれいでびっくりする。なんというか、何度言ってもあのきれい度に慣れない。私の中での「きれいな海」の認識レベルを軽く超えているのだなあのビーチは。

そして私の知っている中で唯一、監視員の人がちゃんといるビーチ。白浜がずーーーーーーーーっと続くきれいなビーチなので、東急前からもずーっと続いているわけですが、東急前は一応プライベートビーチになっていて、パラソルもチェアも宿泊者は無料で使えます。リゾート気分。私はこれさえあればもう十分です。いつまでもいられる。

しかしまあうちの子たちは、初めての海が宮古島だったので、もう海といえば宮古の海、みたいに思っている節がある。海といえば灰色だと思っていた私の子供時代を返して欲しい。誰にかわからんけど。ぜいたく者だ。でもこの「ぜいたく」は、自然が作り出しているものだ、というのが、宮古島のすごいところだなあと思う。

もちろん私たちは飛行機代を払って、リゾートホテルに泊まるならそれなりのお金を払って、宮古島へ行くわけだけれど、そこにある「海」自体は誰かがお金を払って作った場所でも、お金を払って楽しむ場所でもない。そこに、当たり前にある、自然なのだ。そしてそこには、海と共に暮らす人たちの生活がある。それが、すごいな、といつも思う。そしてそうして当たり前にある自然には、ちゃんと敬意を払わなきゃいけないんだよな、と思う。そして当たり前のものを「守る」ことには、お金も労力も使うべきなのかもしれない。

東急はなんだかそっとそういう自然の一部を貸し出してくれるような、どうぞ、と言ってくれるような、穏やかなあたたかさがあるように思う。そういう存在であって欲しいな、という思いも込めて。

観光と暮らし、の両立って実はそれなりに難しいのかもしれないけれど、でも、私は観光へ行く身としていつまでも宮古に「ただいま」と言って行きたいし、そして、宮古でお金を使いたいと思う。そのお金が、宮古の「当たり前のもの」を「守る」、小さな糧になることを願って。

そんなことを頭のすみっこで思いながら、私はまた今年も宮古の海で、大好きな東急で、ぼーーーーっとしていたのです。

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宮古島旅行2017夏の記憶その2 ビーチ編 渡口の浜

世界一きれいだと思われる宮古の海。

島というものがとにかく好きで、いろんなところへ行ったけれど、海は宮古島がいちばんきれいだ、と思う。ハワイもバリもランカウイもサムイも大好きだけれど、そしてタヒチは海もリゾートも最高だったけれど、海のきれいさで言えば宮古がいちばんだ。

そして宮古島のすばらしいところは、そんなに大きな島ではないのに、ビーチによってその表情がくるくる変わるところ。

THE リゾートな感じが味わえちゃうビーチも、穴場的なところも、こどもと一緒に遊べるところも、マリンレジャーが楽しめるところも(やったことないけど。)、シュノーケリングが楽しいところも、ダイビングができるところも。ゆったり過ごすのも、アクティブに過ごすのも、いろんな楽しみ方ができる。

わたしは基本的にどこにいたってゆったり(というかだらだら)過ごすのが好きなので(なんなら日々だらだら過ごすのが好きなので。。)、冬の宮古島というのもそれはそれですごく好きで、冬の(けっこう肌寒い。)ビーチで一人で二時間も三時間も本を読んで過ごす、というのも好きです。そして夜は泡盛を飲む(そればっか)。

こどもたちが楽しめるビーチ

ここ数年は宮古にはこどもたちと訪れているので、とにかくこどもたちが楽しんでくれるビーチ、へ行っている。でもそれも、こどもたちの成長に合わせて少しずつ変化してきた。それでもその変化をまるっと受け入れてくれるこの宮古の自然。最高です。

毎回行くのは、伊良部島の渡口の浜。
伊良部島は、数年前まで船でしか渡れなかったのだけれど、とうとう(ほんとにとうとう)伊良部大橋が完成して、車で渡れるようになった。美しい海にかかる伊良部大橋を車でびゅいんと渡るというのは、ご想像の通り最高に気持ちいわけですが、「美しい海をバックに車でびゅいんと渡る」ことはおそらくほとんどすべての人にとってほんのわずかな想像力で「気持ちいいにちがいない」とわかるため、ここのところはなんというか若いパーテーピープルたちでけっこうあふれている。といってもそんな大した混雑ではまったくないのだけれど。まあ、自然はみんなのものだ。大人も子供も若者もパーテーピープルもみんなのものだ。節度を持ってあいしていきたい、海を。(話が壮大になってきた)

そういったわけで橋にはパーテーピープルも溢れているが、渡口の浜はそんなに混雑していない。いやちょっと前に比べたらそりゃもう人も増えたけれど。まあ東京の人出に比べたらどこだって空いている、宮古島は。いつもそう思う。

ここは風がある日は少し波が高いのでよく見る必要があるけれど(そのときは無理せず波打ち際や砂浜で遊ぶこと、が大切かと。)なんせ最近は人もそれなりにいるから、子連れでもいけるビーチかと思います。いや、昔は、人がほとんどいない穴場的なビーチ、とかすごく好きだったけれど、子供がいると、誰もいないビーチにはほんといけなくなる。ものっっすごくこわくなる。守るべきものができるというのは、こわがりになるということだ。でも、こわがりになることを恐れちゃいけない、と、よく思う。

日よけになるものは何もないので、簡易テントのようなものがあると何かと安心。お魚がいる系のビーチではないけれど、砂浜もきれいで海の中も基本きれいでサラサラの砂なので、遊びやすいと思います。

毎年少しずつの成長を見るために

まあでもここに毎年行くのは、なんだかんんだ「毎年行っている中で見えるこどもたちの成長が見たい」からなのかもしれない。

最初は海に入ることもできなくて砂浜にずっといたのに翌年は海に入れた、泣かなかった、今年はちょっと泳げた、などなど。

旅へいくと、こどもたちの小さな成長の積み重ねが、すごくくっきりと見える。日常でもほんとうはあるのだろうけれど、なんども行ける場所じゃないからなおさら、より濃く、こどもたちの成長が見えてくる。

それはこどもたちと旅をするようになって初めて知ったことだな。新しい楽しみです。それは。

宮古島では、それをこんなきれいな海をバックに目の当たりにすることができる。最高だ。ごきげんな島です。

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宮古島旅行2017夏の記憶その1 アラマンダなんだ

今年の夏もまた宮古島へ。(1か月半前やけど)

ドタバタの最中に行った今年の宮古島。もう一ヶ月半が過ぎましたが、今年の宮古は大切なのでキオクをキロク。

宮古島という島に出会って早12年。毎年毎年、下手すれば年に2回訪れ、子どもたちですら、自分の年齢と同じがそれ以上の回数、訪れている計算になる。

去年行った宮古の記憶はこちら。基本的にこの島は何も変わらない。

2016宮古島の記憶

いつも一人で行っていた島だけれど、もしかしたらもう、こうして子どもたちと行った回数の方が多かったりするのかもしれない。もう何回行ったか数えてないからわからないけれども。

宮古島に何度も帰りながら(現地の友達はいつも、宮古へ行くと「おかえり」と言ってくれる。)私も私の周りを囲む環境も、大きく変化してきた。そして今年また、私は大きな変化を、迎えようとしています。

それでも宮古島はいつも変わらず、12年間変わらず、(そりゃあ新しいお店ができたり、古いお店がなくなったりはしているけれど)、くるくると変化し続けた私を、受け入れてくれた。そしてその度に、あー私は結局は、何も変わっていないのだな、と、思わされる。そう今年、私は多分12年前に感じた予感のようなものを、12年間かけてようやく、行動に移そうとしているから。

台風5号と9号が近づいていた7月末。今年は那覇でのトランジットは数分のみにして(いつもは1泊したり時間を長くしてDFSに寄るのだけれど・・・)とにかく早く宮古に降り立ちたい、と、なんかそんな気持ちで宮古へ向かった。

毎度この時期のオットは顔を合わせる暇がないくらいに激務であり、夏休みというものがさっぱりとれないため、もう一人で子どもたち二人を連れて飛行機に乗るのにもすっかり慣れた。そして下のむすめが3歳を過ぎたあたりから、飛行機に乗るのが格段と楽になった。

ここ数年は、同じく激務のオットを持つ友人たちと一緒に、宮古で過ごすことが定番になっている。もはや友人も、その子どもたちも家族みたいなもんなので、子どもたちは誰彼構わず叱られている。もう5年くらいずっと、そんな旅が続いている。

南の島に降りた瞬間のモワッとした空気が、なんだかとても好きだ。それはアジアの島々でもハワイでも感じるのだけれど、宮古島も例外ではない。そしてほんとうに、「あー帰ってきたな」と、思う。ただいま、と、思う。私たちをゆるくあたたかく迎え入れてくれてありがとう、と。

アラマンダはやっぱりすごいンダ(笑うところ。)

いつも宿は二つを移動する。一つはコンドミニアムや一軒家のような、過ごすように滞在できる宿。一つはいわゆるリゾートホテル。

ただし今年は一緒に行くみんな、仕事だ進学だでたいそう疲れておりまして(疲れてなかった?)今年は贅沢にホテル2か所泊まろうぜよ、ということになった。それくらいしたってバチは当たらぬ結構日々がんばっているおつかれ!

そういったわけで、一つめの宿はアラマンダ。まあもう文句なしの、リゾートです。宮古島の友人曰く、ものすごいお金持ちが、ちょう高級家具屋さんを気に入ってブランドごと買ったのちに、今度は宮古島がいたく気に入って土地ごとごそっと買って作ったリゾート。との話。ものすごいお金持ちとはすなわちユニマットのかの有名な社長さんですが、だがしかし、私はこの5年以上前の記事がすごく好きです。(ところで私は宮古毎日新聞の仕事がしたい。)

http://www.miyakomainichi.com/2011/01/12457/

排他的な島という土地において、しのごの言わず、ある意味空気をあまり読まず(たぶん)、とにかく信念というか好きなものに向かっていく姿勢というのはやっぱりものすごいものがあるなと思う。

とにかく朝食がおいしい。

そんなわけで、ユニマット帝国における(現時点での)最高リゾートアラマンダ。ここの素晴らしさは、何をさておき。朝食。です。いやほんと、美味しいのよ朝食。。。

私はホテルにおいてそんなに朝食って重視しないのだけれども。コンビニで買ったうずまきパン(宮古島名物)で良いと思ってしまう人なのだけれども。だいたい毎晩毎晩飲んでいるため朝はたいがい二日酔いで、そんな優雅に朝食を食べるテンションではまず、ない。

それでも、そんな私でも、アラマンダにおいて何を差し置いても思い浮かべてしまうものそれが朝食。ありがとう朝食。でも写真はない。なぜなら二日酔いだから。

どれもこれも美味しいのだけれど、和食の、小皿に入った大したことなさそうなやつ(失礼)がほんとに美味しいので行った人は是非食べてみてほしい。紅芋をあげたやつとか、ウコンの沢庵とか。なんか地味なんですがひたすらおいしい。是非。

氷も部屋まで持ってきてくれる。(そこ。)

あとここのホテルのすごいところは、夜中にコンシェルジュに電話したら氷を部屋まで持ってきてくれるところ。製氷機まで取りに行かなくていいんです持ってきてくれるんですすごくないですかこれ。いや高級ホテルなら当たり前なのかもしれないけれどもそんなもの泊まり慣れていない私としてはいつも感動してしまう。これで泡盛のさんぴん茶割がお部屋で飲み放題。おいしいです泡盛さんぴん茶割。

と、細かいところばかり拾いますが、チェックインのロビーも、お部屋の広さも(これはほんとにすばらしい。子どもだらけの私たちにはほんとにありがたい。子どもが寝た後別の部屋で飲めますし・・・飲むことばっかやけど。)プールのリゾート感も、どれもこれもやはりすばらしい、と思います。ただ一つマイナスポイントがあるとすれば、このホテルのプライベートプールとなっているシギラビーチは、個人的にはなんとなく人工的な感じがしてしまってあまり行く機会がない、というところ。

ですが、ホテルも人も何もかも完璧はありえない、(でも自分にとっての完璧なホテル、というのはあるけれど。)というわけで、今年もアラマンダ、最高でした。お騒がせしてすみません、ありがとうアラマンダ。

あ、あと、亀がいる。生まれ変わったらアラマンダの亀に・・・は、特になりたくないけれど・・・

初めて宮古へ行った12年前、私は驚くほどお金のない学生で、アラマンダなんてまあ遠い遠い世界だったわけで、それでもこつこつ仕事を続けていたら年に1回くらい、こられるようには、なった。(なんとか。)

またここへ戻ってこられるよう、日々がんばっていこーう、と、思える、モチベーションになる系ホテル、です。アラマンダ。アラマンダなんだ。ありがとう。

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子連れ尾道の旅ー2017GW

岡山に住むおばあちゃんが米寿を迎え、GWに親戚一同が広島の福山のホテルに集まった。それに合わせて家族で尾道へ遊びに行ったのでその記録。

ノープランすぎる旅

ほぼ思いつきで行くことにしたので、とにかくノープラン。まあいつだってそうなのだけれど、今回はまたひどいまでのノープラン。

駅で散策パンフレットのようなものを手に入れ、地図好きのオットがそれを読み込み、その感覚のみを頼りに方向を定めて歩いて行くという、行きあたりばったりも良いところ。いやいつものことなのだけれど。

尾道についた瞬間、雨が少し降り始めた。この連休はほとんどずっとお天気に恵まれていたので、そうか、雨って降るものだった、と、当たり前のことを思い出す。こうも晴れてばかりだと、雨なんて降らないものだと思い込んでしまうようで、傘も持っておらず、駅前で少し雨宿りしつつ時間を潰す。子供達が代わる代わるトイレ行きたいーと言い出したり、オットがタバコ吸ってくるーと言い出したりするのを待っているだけで、なんだかんだ30分ほど経ち、その頃には雨も上がっていた。

地図を読み込んだオットが、商店街と反対の方を指差し、あっちの山道の方へ行こう。と、言うので、地図が読めない私はもちろん素直に従う。

知らない土地というのは、歩くだけでなんだかワクワクする。それだけで楽しい。そしてその中に、子どもたちがいる風景というのは、妙に心を打つ。尾道というのはほうっておいても旅情があふれる場所だったので、ただ歩く、というだけで、そしてただ歩く子供たちを見ているだけで、おなかいっぱいになるくらいであった。

オットが指差した方角は、これが実際のところとても良かった。階段を上ったり坂道を登ったり。路地を曲がるたび、目に映る景色が変わってどれだけ歩いても飽きない。なかなか、こういう場所はないんじゃないかと思う。地形で魅せることができるってなかなかないな、強いなと思う。

いたるところに猫がいて、子供達は楽しそう。猫を探すのが、歩く楽しみになっていた。動物と子供達っていうのはなんだかすごくかわいい。

一応、メジャーどころが千光寺だというのがオットが持ってきたパンフレットでわかったので、目的地をそこに設定することとする。ここまでの坂道が表情豊かでとても楽しかった。途中、「古民家カフェ」の看板に惹かれて、ふらりと立ち寄る。

高台から、尾道の町と海が見渡せて気持ち良い。畳の部屋でオットと子供達とリラックスしまくってしまい、お茶だけで1時間ばかり過ごしてしまった。

志賀直哉の家があるというので立ち寄る。海を見渡せる高台にあるその建物はまあほんとに気持ち良く、こんなところなら自分たちにも暗夜行路が書けるんじゃないか、という不毛な会話をオットとする。まあ大体私たちの会話は不毛だ。

 

文学のこみち。詩があふれる場所だった。何か詠みたくなる気持ちもわかる。何というか、文学的な気分にさせられる場所なのだここは。ゆっくり本を読んで一日過ごしたくなる。

お寺を巡りつつ、お寺に居座る猫とたわむれつつ、最後にグリコ・パイナップル・チョコレイトのじゃんけんを息子としながら極め付けの階段を登り、千光寺へ。私にとってお寺とは仏像を見るところなので、見るべき仏像がないお寺はまあスルーしてしまう。ということでここの素晴らしさはその景色。登った感があって良い。そのあたり、山形の石寺に似ている。行ったなあ、青春18切符でオットと・・・

階段を登る前、オットと「ビール」の文字を見つけ、これ、帰り道絶対に寄ろう。と、無言で確かめ合ったカフェに寄る。ゲストハウスと一緒になっているようで、外国の本もたくさん。ノルウェイの森の英訳を見つける。時間かけてゆっくり読みたいなあ・・・読めへんけど・・・いつか読みたい。

ここが景色も良くてビールももちろん美味しくて、すごく気持ち良かった。こんなに素敵なカフェなのに空いていてそれも良かった。東京なら1時間待ちとかざらにありそうだ。とにかく景色が気持ち良く綺麗で、あーほんと、ここで一日中本読んで過ごしたい。と思う。私の夢は、本を読む旅に出ることなのであーる。

帰り道、おめあてのラーメン屋さんがものすごい行列だったので、駅近くの食堂でラーメンを食べる。お店のおじちゃんとおばちゃんが、お外に机出してあげるわ!と、即席で席を作ってくれて、お外でラーメン。&瓶ビール。海と船を見ながら、夕方の優しい風に吹かれて、格別に美味しい。

尾道の原風景

尾道はなんというか地形が豊かで、それだけで景観を美しくしているところがある。こういうのは多分、その土地ならではの強みなのだけれど、結構地元の人はその良さに気づいていない、ということが、わりかしよくあるように思う。けれどもそういった土地の美しさというのは、人々の原風景に結びついていたりして、その土地を離れた人や、たまたまそこを訪れた人の心の奥に何かしらの風景の記憶を残す、ということがたびたび起こる。ような気がする。

尾道は、その美しさに、その原風景に、多くの人が気づいた好例なんじゃないかという気がする。というのは実際のところ、私にとっての尾道がそういう場所だったからなのだけれど。

夏休みに父の岡山の実家に帰省した時、叔父さんといとこと、尾道まで出かけたことがあった。まだ私が小学生の頃。きっと今の息子と、そんなに大きくは歳が変わらない頃。

子供にとって尾道が、エンターテインメント溢れたものすごい楽しい場所だった、ということはまずないと思うのだけれど、それでも私にとってその日の記憶は、なんだか心の奥の原風景としてずっと残っている。何か特別なことがあったわけではないのだけれど、あの日尾道にみんなでいったな、おじさんとおばさんが、恋人みたいに仲良しだったな、みたいなうっすらとした記憶が、さらにうっすらとした景色の記憶とともに残っている。そしてその日のことを思い出すと、大人になった今でも、なんだかとてもあたたかい気持ちになる。

なんでもすぐに忘れる私にとって、こういうのは結構めずらしいことかもしれない。

そんな記憶を頼りに「尾道っていいとこだったよなあ。」という思いだけを抱いて、家族でふらりとやってきた、それがことの始まり。そんな旅もいいものだなと思う。

実際のところ、霧雨煙るその日の尾道が、私の記憶する尾道のままだったのか、それとも風景はガラリと変わってしまっていたのか、もはやそれさえわからない。ただやっぱり、ここを訪れて、なんかみんな楽しそうだった、子供たちも笑ってた、猫が可愛かった、路地を曲がるのが楽しかった、そういう記憶は残るのだろうと思う。人をそんな風に穏やかにさせるようなものが、その地形や、高台から見下ろす海を巡る風景に、表れていたような気がする。

決して派手さはないけれど、表情豊かで美しい町。またゆっくり来たいなあ。そして、子供達にも心の奥の方に、ささやかな景色として残ってくれるといいな。

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