2018秋の京都ーー東寺の帝釈天と弘法市

いけめんに会いに

なんといっても仏像はひとけのない静かなところで見たいけれど、この日だけは別、そしてこのお寺だけは別、というのが「21日の東寺」である。

個人的に好きな仏像というのはだいたいとてもいけめんの仏像なのだけれど、ここの帝釈天は群を抜いている。いけめん度がすごい。

どれくらいいけめんかというと、こちら。

(写真は東寺ホームページよりお借りしました。)

はい、いけめん。現代にこんないけめんがいるだろうか、いや、いない。

周りの四天王が見事に邪鬼を踏んづける中、悠々と象に乗る帝釈天。なんだろうなあこの余裕。顔も身のこなしも全てがなんというか「完璧」なんである。整っている。シュッとしてる。

だけどこの帝釈天が素晴らしいのはやっぱり、それを「個」として見たときはもちろんなのだけれど、周りに全ての仏が「揃っている」からなのだ。

つまりそれが「立体曼荼羅」であるということなのだけれど、この立体空間において仏像たちが世界観を作り上げているその全てに圧倒される。あんな贅沢な空間はなかなかない。

というわけで本当に東寺の帝釈天は素晴らしいので京都に行かれるみなさまはぜひ見に行ってください。京都駅から東寺駅までは一駅です。歩いてもまあ行けます。タクシーなんて乗ったら一瞬です。帰りにふらりと寄ることもできるので、ぜひ。

月に一度、弘法市のお楽しみ

東寺のもう一つの素晴らしいところは、毎月21日に弘法市という縁日が開催されるところ。

↓見て、このレトロなホームページ。良い。

http://www.touji-ennichi.com/

この弘法市、その日が何曜日であれとにかく21日(弘法さんの月命日)に行われる。それが平日であれ週末であれ連休であれ夏休みであれ冬のあほ寒い日であれとにかく21日なのだ。例外はない。たぶん。

大学生の頃、21日に合わせて帰省して、よく母と二人で出かけては、2000円くらいの着物を買ってもらったりした。

久々の弘法市は、あの頃と全く変わっていなかった。海外からのお客さんが増えた気もするけれども、まあ昔から京都は海外のお客さんだらけだったのだ。

色とりどりの古い着物に心奪われたむすめが、「ほしい・・・!」と言う。いや、わかる。めっちゃわかる。欲しくなる。でも七五三も終わったしいつ着るのよ・・とぶつぶつ言いながら、お店の人とむすめサイズの着物を一応探してみる。

7歳の七五三に良さそうなものはあったけれど、さすがにそれは見送ることにして、むすめには100円のハギレセットを買う。にこにこうれしそうにしている。ちょろい。わたしのようだ。

それにしても、自分が母ときた場所に、自分のむすめと一緒に来るというのはなんだか不思議な感じがする。

古いものと、新しいものに思いを馳せつつ

おじちゃんが一人立っていた骨董屋さんで、おちょこを二つ買う。ガラスのものと陶器のもの。おちょこって、なかなか買う機会がないので、こういう時に買うと後から重宝する。というか旅先で買ったおちょこしかないな、我が家には。日本酒はやっぱりおちょこで飲むべきだ。当たり前だけど。

とにかく、とにかく古いモノが好きだなと思う。古い価値観は好きじゃないけれど、昔からずっと残ってきたモノには、なぜか心惹かれる。変わってゆくものと、変わらないものに思いをはせる。

京都は不思議な場所だなと帰るたびに思う。そこには確実に、東京にはない空気が流れる。古いものを抱きながら、新しいものを含んでゆくような。立ち止まりながら、少しずつ進むような。だけどそこにはきれいなものだけじゃなく、きっと多くの葛藤を含んでいる。それは空気となって少しだけ鋭く、例えば京都の冬のように、辺りに立ち込める。

もうすぐ京都で過ごした時間よりも、東京で過ごした時間の方が長くなる。私は何か変わったのだろうかと、古いおちょこを見ながら少しだけ、考える。

【2018お正月 セブ&ボホール旅行記⑨】day7 マニラ観光リッキーの思い出

これまでのセブ旅行記

旅における信じることと疑うことのバランス

海外旅行するときはいつも、信じることと疑うことのバランスが難しい、と思う。学生の頃は「疑う」方にちょっと重きを置いていた。今よりずっと貧乏旅行だったし、リゾートホテルなんか泊まれなくて、なんとか良い感じの安宿を必死で探すような旅だったし。

でも家族ができてからは、「信じる」重みがちょっと勝るようになっていた。「安全に気をつける」は大前提なのだけれど、誰かの好意はまるっと信じて受け止めた方が良い。それなりのお金を払って、サービスとして好意を受け取ることだって増えた。

だからセブ&ボホールも総じて親切な人ばかりに会って、「信じる」メーターはめっちゃ上がっていた。そこに来て、ここ、マニラである。

ウーバーでイントラムロスへ

最終日のこの日はマニラの空港近くのベルモントホテル(お手頃でめっちゃいいホテル!)で朝食後、イントラムロス観光へ。「イントラムロス」とはスペイン語で「壁の内側で」という意味で、16世紀、スペインがフィリピン統治の本拠地として建設した城塞跡だそうです(ウィキペディアより)。

ウーバーでイントラムロスのマニラ大聖堂まで行ってもらって(ほんっとにウーバー最高)、そこからぐるりと観光することに。

マニラ大聖堂の外に出ると、バイシクルの兄ちゃんリッキーが、「僕のランボルギーニで案内してあげるよ!30分350ペソだよ!有名な観光場所は全部回るよ!」と声をかけてくる。

なんせ快晴でめちゃくちゃ暑いし、子どもたちを連れて歩くのはあまりに大変そうなので(ペナンの中では治安が良い方と聞いていたけれどもそれでも心配だし)、リッキーにお願いすることに。

リッキーが料金の倍をふっかける

しかしこのリッキーが最後に、乗車台(1時間だから700ペソ)とは別に、ガイド代も700ペソ払ってね、全部で1400ペソね!と、言い出す。オットがいやいやガイド代なんて最初言ってなかったでしょと言っても、ノーばかり言う。

・・・で!た!ア!ジ!ア!久々に来た、こういうの。

学生の頃なら本当にお金もないし、相場から考えても高すぎるし、それなりに応戦するなり、これだけしか払えないよってそのまま降りるのは簡単だったと思うのだけれど。

でもこの歳になると、なんか子どもたちにもすごく良くしてくれたリッキーと最後の最後で揉めるところを、子どもたちに見せるのも切なくて、渋るオットを諭し、だいたい言い値を払ってその場を後にした。

でもまあ、海外旅行でよくあることといえばよくあることではある。でもこのことがずっと引っかかっていて、帰ってからもずっともやもやと考えている。みなさんならどうしますか。

それでもインストラムロスも、リッキーのガイドも素晴らしかった

それでもリッキーが案内してくれたイントラムロスは、どこもかしこも見応えがあるいいところだった。またゆっくり行きたいなあと思える場所だった。歴史を感じさせながら、そのくせのんびりとした空気が流れていた。

カーサ・マニラ博物館はなんだかすごくオシャレなところだった。石畳の路地と、建物と。本当にそこだけアジアじゃなくてヨーロッパみたい。雰囲気の良いカフェもあったし、小さなお土産物やさんも雰囲気があって素敵だった。時間がある時にまたゆっくり行きたい。

ところどころに第二次世界大戦の爪痕があって、日本軍がしたこと、アメリカ軍がしたこと、リッキーは色々と教えてくれた。よく晴れた日に、美しい光景を前に、それらの爪痕は訴えかけてきた。誰かが誰かを殺す恐ろしさを、痛いくらいに。

もしリッキーがいなかったら、ここでの歴史のことなんてよくわからずに、調べたとしても、自分が立っているちょうどその場所で何があったかなんてわからずに、帰ってきていたのだろうなと思う。今になってみると、そう思う。

あっつい中自転車を一生懸命こぎながら、リッキーは、ここに僕の家があるよ!これが僕の4歳の娘なんだ、と、写真も見せてくれた。イントラムロスの近くの住宅街。決して裕福とは言えない家並み。(・・・騙されてるかもしれないが)

リッキーと子どもたちが、毎日楽しく暮らしていればいいなと、日本に帰ってきた今、私はやっぱり思うんだ。それはきれいごとなのかもしれない。ポリコレと言われるかもしれない。でも、日本とフィリピンとアメリカの、悲しい歴史を真剣な目で話してくれたリッキーに、家族と毎日楽しく暮らしていてほしいと思う。

そして、なんだかんだで、またボホール島へ行く時は(ボホールはまた絶対行きたい)、マニラに1泊してもいいなと思っている。それは、このイントラムロスが思いの外、すごく良かったからだ。

支払いの時、どうしていたら良かったのかなあと今でも考える

そんなことを思いながら、最後の支払いの時、どうしていれば良かったのかなあと今でもめっちゃ考える。

リッキーが最後に言った料金は、現地の相場からすれば高い。やっぱりそこが日本でないとはいえ、そういう形で請求されると嫌な気持ちにはなる。せっかく楽しかった気持ちがなあって、悲しい気持ちにもなる。

でも、日本で同じことをしようとしたら、それでも安いと思う。例えば嵐山の人力車よりもずっとずと安い。払えない値段じゃ全然ない。最初からその値段を言われていても、乗ったかもしれない、と思う。

その日は歩くにはめちゃくちゃ暑くて、リッキーの高級ランボルギーニ(おんぼろバイク)で風を受けながら走るのは楽しかった。リッキーのガイドも面白かった。だから、その値段分くらい、私たちは満足していたんだ。

 

もし最初から1400ペソだよと言われて、いいよ、と言って、高級ランボルギーニのオンボロバイクにみんなで楽しく乗って、最後笑ってサンキュー!と言える仕組みになっていたら、それがベストだけど、というか本当に最初からそう言ってくれればいいと思うのだけれど(なんとかならへんもんかなほんとに)、でも実際、そんな仕組みはなかったわけで、結局もやもやと考えたままで。

帰ってきて、考えて、そしてこれを書きながら思うことは、その時はびっくりしちゃったし、持ってる現金はギリギリだったし、オットは払うもんか!という態度でイライラして話してたし、私もなんか悲しくて微妙な気持ちになってしまったけど、楽しかったね!と、最後まで思えるために、払える値段なのだから、笑って気持ち良く払っても良かったのかもなあ、と、ちょっと思う。

実際、その言い値のお金を払わなきゃ良かったなと思う気持ちは、今特にない。というか、全くない。微妙な気持ちになっていたけど、サンキューってちゃんと言っておいてよかったなとも思う。多分、タクシーとかの単純な移動だけなら、払いたくなかったなあと思うだろうけど、これは単純に移動だけの時間ではなかったから。

でも難しいね、こういうの。その瞬間はなおさら、すぐに判断するのが難しい。

でもまた多分、旅に出る。(そして、おまけ。)

 

セブ&ボホール&ちょっとだけマニラ。親切さも、いい加減さも、たくさん触れた。ちょっと考えさせられた。また日常に戻りながら、あの旅のことをふわふわと考えている。

100%完璧な人間がいないように、100%完璧な旅もない。でもその不完全さが、人間にも旅にも多分、深みを与えてくれる。

数パーセントの絶対に見つからない何かを、そのかけらをなんとなく探しながら、多分また、旅に出る。

おまけ。

ほとんど日本人に会わなかったこの旅、私たちは相当日本語に飢えていた。そしたら、帰りに到着した関空のアナウンスで、日本語を飛び越えて関西弁が流れて、帰ってきたわ感がハンパなかった。すっごいな、関空のアナウンス。というか、アナウンスまで関西弁の関西。

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【2018お正月 セブ&ボホール旅行記⑧】day6 パングラオ散歩

これまでのセブ&ボホール旅行記

アロナビーチでランニング(をする日が来るなんて・・・)

ボホール最終日、朝早起きして、アロナビーチを少しだけ走る。何と言っても、5日くらい走っていないのだ。3日走らないと落ち着かない身体になってきてしまった・・。

早朝のアロナビーチは、お散歩している観光客と、現地のダイビングショップの人たちが船の準備をしていたりして、思ったよりもちらほらと人出がある。

それでもランニングしてる人なんて私しかいなくて、ダイビングショップのにーちゃんたちに「ランニングかい!僕も一緒に走ろうかな!!ファイト!!」と叫ばれる。サンキュウ。

飛行機はセブで18時過ぎ発のものだったため、ぎりぎりまでこの素晴らしいホテルにいたい。と、ごねる。(オットに。)チェックアウトは12:00だったのだけれど、もうちょっといたい・・と、ホテルにもごねたところ、13時過ぎてもいいよ!と、言ってもらう。ほんとうにいいホテルだ・・。そういったわけで、またプールで心ゆくまでだらだら過ごす。

本当はお昼もプールサイドですまして引きこもりの極みを見せつけたかったのだけれど、オットにただでさえパッキングできないんだからさっさと上がってパッキングしなさいと諭され、12時頃泣く泣くプールを後にする。この、はあもう上がらなきゃ、という瞬間が毎度寂しすぎる。ずっと泳いでたい・・・

ここで突然セブ&ボホールの洗濯問題

そういえば、子連れの旅行では基本的に洗濯機orコインランドリーがついている宿を取るようにしているのだけれど、セブにはそんなところ見当たらなかった。で、ホテルのランドリーサービスを泣く泣く利用したのだけれど、これがまあたいへん安くてすっごい良かった・・・。

それぞれのホテルで2回ずつくらい利用して、下着からTシャツから何から何まで結構袋に詰めて洗濯してもらったけれど、3,000円もしなかったと思う。いい香りの洗濯物が、下着までピシッと畳まれて戻ってくるって、すごい気持ちいい。ありがとう、ランドリーサービス。

そういったわけでいい香りの洗濯物を泣く泣くスーツケースに詰める(そして本当にパッキングはきらい)。一度くらい、外のレストランに食べに行こうか、ということで、ホテル近くのNikita’s Coffee Shop and Cafeへ。

Nikita’s Coffee Shop and Cafeでランチ

フロントで聞いたら、「めっちゃ近いよ!50歩くらい!」と、言われたので、外へ出てから息子が50歩数えてみたけれど一向に目的地は現れない。

もうちょっと歩いてみて、それでもなかったらちがうところに入ろうかーと話していたら(この道路沿いには結構たくさんお店があった。あと、いい感じの安宿もたくさんあって、ああ、懐かしいちょっと泊まりたい・・と、思った。)ようやく目的のお店が現れた。息子は300歩は歩いたよ!と、言っていた。

でっかい欧米人のオーナーさんと、ものっすごく親切なフィリピーナたちが、ほんとにあれやこれやと親切にしてくれた。子どもたちはピザ、私はカレー、オットは・・忘れた、なんか食べてた(わたしはほんとうにそういう他人に興味がないところをなんとかした方がいいと思ってはいる)。あともちろんサンミゲル。

どれもこれもしみじみ美味しかった。なんというか、アメリカの田舎の親戚のおばちゃんが作ってくれた、みたいなあったかいお料理たち。いないけど、アメリカの田舎に親戚のおばちゃん。こういうお店でご飯っていいよね、と、話す。引きこもってばっかじゃありつけないからね、うん。(ひきこもり哲学どこいった)

意外とフライトまでの時間が、ない

ホテルまでの帰り道は、距離感が掴めてる分、行きよりもずっと早く感じる。距離と時間って不思議だ。

ホテルに戻って、おねーさんにセブーマニラ便の時間を伝えると、それはちょっと急いだ方がいいよ!と、言われる。で、なんと飛行機に間に合う時間のボホールーセブ便のフェリー予約も全部やってくれて、フェリーの時間に間に合うようにタクシーも手配するから!と、わたしたちがぼーっと座っている間に全部手配してくれた。(ほんとうに最初から最後まで親切なホテルであった・・・)

そしてここでもまた現金持ってない問題が勃発したのだけれど(本当に引きこもる暇があれば両替した方がいい)タクシーの運転手さんに、両替所に寄ってもらうようにも話しておくから!と、言ってくれた。(※ちなみにアモリタリゾートでは日本円→ペソへの両替はできないそうです。なるほど日本人が少ない小規模リゾートだとこういうこともあるわけです気をつけましょう(私が)。)

いろんな人たちが全力で手配してくれたおかげで、無事にフェリーターミナルに到着。「間に合わないかも!」と、思ったのもつかの間。

当然のことだけれど、船は遅れる。

だが安心してほしい、飛行機ももちろん遅れる

しかし今回困るのは、船が遅れて飛行機に間に合わなかったらどうしよう!と、いうこと。なんせぎりぎりのフェリーをとってもらっているのだ。

だが、安心してほしい。飛行機も、もちろん遅れる。

ところで、セブの国内線ターミナルはリニューアルしたてなのか、すごくきれいでした。ジョリビーのハンバーガーを食べて、Bo’s Coffeeのラテを飲む。ああ、初めてフィリピンっぽいことをした・・。コーヒー美味しい。

さてマニラまではあっという間。ここで1泊して、明日はサクッとマニラ観光へ。つづく!そして続きで終わる!たぶん!

【2018お正月 セブ&ボホール旅行記⑦】day5 アモリタリゾートに引きこもる

これまでのセブ&ボホール旅行記

アクティブに過ごすか、まったり過ごすか。旅計画の立て方

旅に出たからには、時間が許す限りいろんなところを効率良く回るのが大事という考えもある。ガイドブックに載っているところは全部押さえた方が良いかもしれない。そのために、ツアー会社は山ほどツアーを組むのだから。そして世界には自分が知らないところが山ほどあるのだから。私たちもボホール移動初日は、チャータータクシーで王道の観光地を3つ回った。

そうなのだけれど。だけれども。やっぱり、リゾートへ来たからには、プロ引きこもりの私は引きこもりたい。ホテルで本を読んで飽きたらプールで泳いでだらだらしたい。たぶん私にとって一番の贅沢は、何もしないこと。

だから基本的にその土地で外に出て色々遊んだりツアーに参加したり…という日は、ホテル滞在中につき1日だけ、という感じにしている。

ちなみにその旅計画をどう立てているかというと、モールスキンを旅ノートにしていて、後半ページに見開きで1日のスケジュールを時間ごとに書いている。

の、だけれど、基本は真っ白である。この通り。

一応、何日間(移動とかに取られない)自由な時間があるのかということを把握して、日ごとにどういう行動をしようか、ということをざっくり決める。

あとはとことん、ホテルに引きこもる。(ニューヨークへ行こう!とか、アンコール遺跡群を見に行こう!とかの旅行の場合はそうじゃないけど。)だからスケジュールが真っ白になる。一応、行きたいレストランとかはメモしている(…が、外に出たくなくてホテルで済ませてしまうことも多々ある)

そういったわけで、残りのボホール滞在はひたすらに引きこもってまったりした。でも引きこもりだけでまた1回分書いてしまった。なぜならめちゃくちゃいいホテルだったから。読んだらたぶん、いますぐ何もしたくなくなります。まじで。

自分史上最高のホテル、アモリタリゾート

世界にはいろんなリゾートがあって、その土地ごとにきっとステキなホテルが山ほどある。

大手チェーンが手がける大型リゾートは、サービスも充実しているし不便なことはほとんどない。子連れでも安心。いろんなアクティビティも充実していて、飽きることがない。

そうなのだけれど、それでも私は、小さめのこじんまりとしたリゾートが好きなのだな、と今回改めて思った。というか正直言って、今まで行った中で一番ここが好きかもしれない、と思った。それが今回ボホールで泊まったアモリタリゾート

「こじんまり」と言ったけれど、客室数がそんなに多くない割に敷地はすごく広くて、一部屋一部屋がゆったりしている。

そして、程よくおしゃれ。「程よく」というところがまたよくて、なんというかスタイリッシュすぎて肩肘張ってしまう、という感じでは一切なくて、とにかくリラックスできるレベルのセンスの良さ。そういうのが、もしかしたら本当にセンスがいいということなのかもしれないけれど。

ビーチチェアもとり合わなくていい、アモリタリゾート

そして「こじんまり」の何がいいかって、とにかく人が少ない。大型のリゾートとかだと(ハワイとかは特に)朝からビーチチェアの取り合い・・みたいなことも少なくないけれど、ここはまずそんなことなかった。(いやハワイも好きなんですけれども。あれは唯一無二だから。)

毎回4つビーチチェアを使っていた。何ならその隣のベッドまで荷物置きにしていた。それでもまだ数に余裕があるくらい。みんなダイビングとかどこか行っているのだろうか?

全然混まない素晴らしきプールは二つあって、一つはフロント近くのアロナビーチを見下ろせるプール。こちらはもう一つよりさらに混んでいなくて、欧米人カップルが一組まったりしていた。

もう一つは、メインの食堂近くの大きなプール。深さ別に3つに分かれていて、小さい子どもも安心して遊べる。

見て、この空いてる感じ。

私たちは主にこちらでひたすらゆっくりしていた。

嵐山の保養所のおばちゃん並に親切な人が多い、アモリタリゾート

ビーチチェアで朝からふーふーと浮き輪を膨らませていたら、ホテルのお兄ちゃんがさっときやって来て、任せとけってな感じで、何も言わずに空気入れで膨らませてくれた。そしてあっちに置いてある浮き輪も膨らませるか?と、ややぶっきらぼうな感じで聞いて、次々と膨らませてくれた。惚れる。

そうなのだここの人たち、いちいちめちゃくちゃ親切なのだ。それも全然押し付けがましくない親切さ。思うにこれくらい親切な人っていうのは、世界を見渡してみてもランカウイの人たちと前の会社の嵐山の保養所のおばちゃんたちくらいしかいない。もう行けないけど保養所・・・泣ける・・(前職のみなさま誰か連れてって・・・)

そしてこのホテルのすごくいいなと思うところは、例えば「子ども向けプール」という風に、わざわざ明記したりしているわけではないところ。深さ別のプールも、もちろん浅いところに子どもは集まるわけだけれど(と言っても2、3家族だけど)そこが特に「子ども向け」と謳われているわけでも、他と比べて小さいわけでもない。

一見すると一番深いところまでも一つのプールに見えるようになっていて、実はプールの中に階段があってそれぞれ三つに分かれていますよ、という形。

つまり、「ここからは思う存分子どもが遊べるゾーンですよ!」と主張する部分がない代わりに、「ここからは絶対に子どもは入らないでくださいね!」という部分もない。なんというか大人の楽しい時間に、子どもも一緒にどうぞ、と、いう感じなのだ。すごく自然に、子どもを受け入れてくれる感じ。

「子ども向け」じゃないのに、子どもにめちゃくちゃ優しい、アモリタリゾート

それでいて、こういう遊具がそっとあったりする。これもものすごく主張するわけでもなんでもなくて、本当に自然にお庭にぽっと現れる。7歳息子はあんまり遊ばなかったけれど、4歳むすめは嬉しそうに何度か遊んでいた。

ついでに言うとこの写真は、遊具から階段を登ったところに広いガゼボがあって、そこに寝っ転がって撮っている。つまり母さんはここに寝っ転がって本読みながらむすめを見ておけばいいわけでたいへん、気楽。

もちろん、ホテルの人たちも、泊まりに来ている人たちも、子どもがいるからって嫌な顔なんて一ミリもしない。みんな一緒に、この滞在をそれぞれ楽しみましょうね、という感じ。すごく、自然だ。

大好物のハンモックももちろんある。これはプールからちょっと離れた(ほんとに敷地が広いのだ)、海を見下ろせるお庭にあって、波の音を聞きながらゆらゆらしつつ、iPhoneで好きな音楽流しつつ、本を読んでまったりできる。

引きこもりでもレストランの食事に飽きない、アモリタリゾート

「絶対に引きこもる」という強い引きこもりの意思を持って引きこもっているため、お昼もプール沿いのレストランで済ませる。ついでに言うとこの日は、朝ごはんも夜ごはんも同じレストランで食べている。特に飽きることはない。なんせ、引きこもりのプロだから。

ピザもカルボナーラも、めっちゃ美味しい。南国のパスタって、「アルデンテ」という概念がきっとなくていつもどうにもまずいことが多いのだけれど、これは美味しかった。ついでに言うとランカウイのカルボナーラも美味しかった。親切な人たちというのはアルデンテを知る人たちなのだきっと。

あとレストランでいうと、朝ごはんのビュッフェに置いてあるこのミントともう一つの葉っぱ、これにお湯を注ぐだけのハーブティーが信じられない美味しさであった。

これはおうちでわしゃわしゃとミントを育ててお湯をがっと注げばできるのかそうなのか?と、オットに聞くと、まずミントをわしゃわしゃ育てられるかが問題だよね、と、言われた。まあそうなのだが。

プールサイドで色々サービスしてくれる、アモリタリゾート

午後、プールサイドでまったりしていると、ホテルの人がサービスでマンゴーのアイスを持ってきてくれる。めちゃくちゃ美味しい、これ。もちろん子どもたちも大喜び。そしてもちろんこういうのも、大人も子ども関係なくくれる。

あと同じくサービスで配ってくれるのが、このハーブウォーターが入ったスプレー。氷で冷やして持ってきてくれて、日焼けしたお肌にスプレーするととにかく気持ち良い。

にくい。心にくい。

結局この日は、日が暮れるまでずーーーーーっとこのプールにいた。日が暮れても水が冷たくなくて、プールに入っても寒くない。

めっちゃぶれてますけど(ぶれてよかったけど)夜のプール、これ大好きです私。贅沢だよなあと思う。もちろんこれも、子どもたちと一緒に楽しめて、たいへんにしあわせ。

次にいつ行けるか調べてしまうレベル、アモリタリゾート

トータルで見て、ほんとにめちゃくちゃいいホテルだった。正直、次回はたぶんセブ島飛ばして(もしくは一泊とかだけして)ボホールに直行したい、と思う。のんびりした島の雰囲気と、それでいて広い島のあちこちに見所があるところも、そして自分史上最高のホテルがあるところも。こんなことは本当にめったにないのだけれど、次回の長期休みにこのホテルに空室があるかつい調べてしまうレベル・・・

(ちなみに、この旅行もボホールに行くこと決めたのは出発の2週間くらい前で、その段階でも予約できたから、この先もだいたい空室はある。)

朝から晩までひたすら同じホテルにいても全然飽きない最高です、というお話。温泉とリゾートはやっぱり引きこもりに限る。そう、私は今とにかく温泉に行きたい。そう、全然関係がない。

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【2018お正月 セブ&ボホール旅行記⑥】day4 現地ツアーでも大丈夫?

これまでのセブ&ボホール旅行記・・・

ボホールは現地ツアーで全く問題ないよ!

タグビララン港でフェリーを降りて荷物を受け取ったら(私のグローブトロッターは雨でびしょ濡れになっていた…)チャータータクシーはどうだい?と、聞いてくる人がわんさかいる。

私たちが一番気にしていたのは、現地でタクシーを拾ってちゃんとツアーに行けるのか?ぼったくられないのか?日本から予約していかなくて大丈夫か?と、いうこと。

結論から言うと、全く問題なかった。なんなら、タクシーの運転手さんはめちゃくちゃいい人だった。

たまにはこのブログの旅行記でも役に立つことを言うと、ボホール島で王道の観光スポットは3つ(後ほどご紹介)あって、どこのタクシー(ツアー)会社もこれは絶対抑えてくれる。で、その3つを回る適正価格としては、たぶん3,000ペソ(約6,500円弱)前後。

声をかけてくれたタクシー会社の人は、追加料金なしで、最後はホテルまで送ってくよ!と、言ってくれたので、もう下手に交渉せずお願いすることに。

日本から予約できる日帰りツアーとかに申し込むと、一人当たりフェリー料金込みで1万円弱くらいなので、家族4人で行くなら、自力で行ってその場でチャータータクシー捕まえた方が圧倒的にお得。まあ、そうするとチケット売り場で現金がなーい!みたいなことになる可能性もあるわけだけれど。(わたし)

「ほぼほぼボホール島」の威力

さて、ボホールで王道の観光スポットは以下三つ。順に回ったのでご紹介。

ロボック川クルーズ ・Tarsier Conservation Area(ターシャ観察区域) ・チョコレートヒルズ

ボホール島のタグビララン港付近は結構栄えていて、マクドもある。THE アジアのちょっとした町、という雰囲気。バリにも少し似ている。ただ、フィリピンは看板もほとんど英語なので、ハワイとかグアムの超田舎(島の裏側みたいな)雰囲気にも似ている。キリスト教だから、ハワイ・グアムの田舎の方が雰囲気は近いかもしれない。(もちろん、ホノルルのような雰囲気では全くない)

 こういう、カンボジアの田舎の方のような雰囲気もある。

車中、ダジャレにはまる息子が、次々とダジャレを編み出す。「太陽に行きたいよう!、はいこれ何点?」と、いちいち点数を聞いてくる。しまいにパパ勝負しよ!と言い出す。パパは「ほぼほぼボホール島」と言う。わけがわからない。

ロボック川クルーズでビールを飲む

まずはロボック川クルーズへ。乗船料(ランチビュッフェ込み)が確か450ペソくらいだった記憶。1000円もしない。安い。さすが、ほぼほぼボホール島。

ディズニーのジャングルクルーズみたいな船に乗って、ランチをしながらクルーズに出掛ける。まあ「観光船」でしょーという感じでちょっと斜に構えていた部分があったのだけれど、これが、むちゃくちゃ良い。

風が気持ちよくて、ビールが進む。船では、ご機嫌な曲を演奏してくれて、それを聞きながら、ビュッフェを食べてビールを飲む。最高でしかない。ちなみにビールは別料金だったけど、200円くらいだった気がする。

風を受けながら聴くカントリーロード、いいものです。

途中、トムソーヤ島のようなところへ上陸する。現地の人(なのかな…)が弓矢を売っていたり、ファイヤーパフォーマンスをしたり。東南アジアらしく、息子より少し小さい5〜6歳の男の子が、写真を撮ってお金をもらっている。

観光クルーズの一環に組み込まれているビジネスだから、身なりも綺麗でそんな悪待遇で働かされているわけではないと思うのだけれど、チップを払えないよと言っている大人に、なんでだよ!と、応戦している子どもたちを見て、なんとも言えない気持ちになる。二十歳そこそこの頃、バリやタイやカンボジアでストレートチルドレンを見た時の気持ちとは、今はもう全然違っている。自分だってその頃は「no picture!」って言ってたのに。

男の子に声をかけて写真を撮って、お金を払う。あの子たちが、どうかどうか幸せであるようにと思う。たくましくたくましく、誰よりもたくましくあるように。帰りの船で手を降っていたら、なんかちょっと泣けてくる。

オットはそんな私を見て、あの子も裏にお母さんが待っていて「今日のジャパニーズはめっちゃチョロかったよ!」って笑ってるかもしれないね、と言う。そうだといいなと思う。たくましくあってほしい。

ところでこの船を降りる直前、この出来事について旅行ノートに書き込んでいたら、思わず船の隙間にパーカーのペンを落としてしまった。これはあきらめなきゃいけないかと思っていたら、係のおにーちゃんが、すごい身軽に船の外に出て、柱につかまりながら(私なら絶対に海に落ちてしまうような体勢で)ひょい、っとペンをとってくれた。ボホール・・・いい人ばっか・・・。

船を降りると、運転手さんは他のチャーター車の運転手さんと談笑中。そういうの良い。宮古島みたい。(ほら病気)

世界一小さいおさるさん、ターシャに会いに

続いてターシャ観察区域へ。ターシャというのが、フェリーのチケット売り場でオハヨウおじさんが言っていた、small monkeyのこと。ターシャの保護地区で、自然に近い形で生きているターシャを見られる。

小さなメガネざるターシャ、信じられないくらいかわいい。手のひらサイズのお猿さんが、ぎゅっと木につかまっている。これはもう子どもたちも首ったけになっていた。

えらく気の弱いお猿さんだそうで、大きな声を出したらびっくりしちゃうからそーっとそーっと見学しなくちゃいけない。でも本当に小さすぎて自分では全然見つけられないので、その辺にいる係のおねーさんたちが「あそこにいるよ!」ってそっとおしえてくれる。ボホール、いい人ばっか・・・。

動物が好きな人は、飛行機と船を乗り継いで、このターシャに会いに来るだけでも価値がある、と思うくらいかわいい。THE観光地でこんなに感動できるボホール、すごい。

出口を出るとお土産物やさんがあって、まんまとターシャのポーチを買う。あまりそういうお土産って買わないのに、それでも買ってしまうレベルでかわいかったのだ、ターシャ。小さなポーチは私のイヤホン入れになっている。

オットがタバコを吸いたいから先に出てるね!と言う。むすめがなぜかやたらとウクレレを欲しがり、購入する。完全に、さっきのロボック川クルーズで演奏してくれていたおっちゃんの影響である。すぐに影響される。私のようだ。

外に出たら、オットは運転手さんと一緒にタバコを吸っていた。めっちゃお世話になってるから一本あげたらしい。

ピラミッドより美しい、チョコレートヒルズの絶景

日が暮れかけていたけれど、運転手さんはさらに飛ばして最後の目的地、チョコレートヒルズへ。

長い長い階段を上る。でも子どもたちは本当に元気で、にこにこ笑いながら談笑しながら頂上へ。

夕暮れ時のチョコレートヒルズ。写真では見ていたけれど、写真よりずっとずっと美しい景色が広がっていた。時間帯も良かったのかもしれない。ぽこぽこ広がるたくさんの丘(不思議な地形だ)が、夕暮れ色に染まっている。360°、本当に美しい。自然にそこにある地形が美しいって、素晴らしいと思う。

オットが「これピラミッドよりきれいだよまじで。」と言う。当たり前なのだけれど、目の前の景色に隣の人が同じ熱量で感動してくれてるのって、すごい嬉しい。

セブ島へ行こう!って決めるまでボホール島のことなんて知らなかったし、ボホール島へ行こう!って決めるまでチョコレートヒルズのことなんて知らなかったけれど、世界には本当に知らないけれど美しい場所がたくさんあるのだ、と思った。宮古島ばっかりいってる場合じゃない、行くけど。

そうなんだ、だいたい私はいつも「これが見たい!」「ここへ行きたい!」と、行く場所を決めるというよりは、なんとなく「この国へ行きたい」「この島へ行きたい」と言う感じで、行く場所を決めることが多い。そして正直、行く場所さえ決めてしまえば、どこだって何かしらの発見や心が少し動かされるということは、必ずあるものだと思う。

そこには、自分が知らない文化と、生活と、自然がある。それだけで、触れる価値があるものだ。

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【2018お正月 セブ&ボホール旅行記⑤】day4 ほぼほぼボホール島

これまでのセブ旅行記・・・

フィリピンで10番目に大きい島、ボホール

この日はフェリーでボホール島へ移動する予定。ボホール島というのは、セブからフェリーで約2時間のところにある島。

アイランドホッピングのノリで、セブから日帰りでツアーにでも申し込もうかと思っていたのだけれど、ボホールはフィリピンで10番目に大きい島(と、言うと10番かよ!と、いう気がしてしまうけど、なんてったってフィリピンには7,109の島々があるらしい。ちなみに日本は6,852。いやそれも結構多い。)であり、セブ島の次に大きい島。見所も沢山ありそうだし、日帰りで行くのはもったいない。(それにのんびりしたい。)

というわけで、後半の2泊はボホール泊にすることにした。離島となるとすぐにそっちへ行きたくなってしまう性分なのである。多分これは生まれつきの病気だから仕方ない。

もちろん飛行機に乗ればもっといろんな島の選択肢が増えるのだけれど、なんといっても今回の旅のテーマは、コスパ。セブから船で行ける島、そして子どもたちもいるしあまり遠すぎないところにしよう。フェリーで2時間というボホールの距離感は、なんとも絶妙。良い。

ちなみに、ボホールには一応小さな空港があって、フィリピンの首都マニラからは国内線が飛んでいる。だから、ボホールだけを目的地にするのであれば日本ーマニラーボホール、という空の便でも行くことは可能。そしてこの空港がもう直ぐ国際便も受け入れるようになるらしいので、そしたらボホール島に旅行へ行く人が増えるかも、とのこと。

いけるのか、ボホール!動くのか、フェリー!

今回、後半2泊はボホール島のホテルを取っていて、セブのホテルは3泊だけ。もし、何らかの理由で船に乗りそびれたら、後半私たちは宿なしである。と、いう小さな不安は、出発前からちょっとあった。

何度も言うようだけれど、学生の頃はホテルを決めずに飛行機のチケットだけ取ってタイとかカンボジアとか移動できたけど(その頃のブログを読み返してみようかとちょっと思ったりいやこっぱずかしくて読めないよと思ったり)、さすがに子連れとなると、めちゃくちゃ保守的というか怖がりになる。守るべきものがあるということは、人を怖がりにするものだ。

そしてその不安が、見事的中しようとしている。そう、昨日はセブ発の全船欠航命令が出されていたのであーる。

まあ何はともあれお腹は空くので朝ごはんを食べてから(食べる前に聞けばいいものを)、ホテルのコンシェルジュに今日の船は動いているのかどーなのか!と、聞きに行く。(オットが。私は英語全く話せない。)

するとコンシェルジュは、「あ、船なら昨日の午後から動いてるよ!」と、言う。・・・そんなこったろうと思った。なんてったって午後晴れてたしね。南国だしね、ここ。

というわけで急いで荷物をまとめる。どうでもいいけれどもほんっとにパッキングは嫌いだ。ホテルでパッキングだけしてくれる人を雇いたい。3,000円くらい出す。あるのかな、そんなサービス。

現金が、ない。(と困るからこまめに両替しましょう・・・)

ホテルからフェリーターミナルはすごく近くて、Uberにしようかと思っていたけれど、ホテルの人が「フェリーターミナルまでならタクシーでも問題ないよ!」というので、タクシーを呼んでもらうことに。

タクシーの車窓から見たフェリーターミナルまでの道はローカル感たっぷりで、ニワトリが軒下にいたり、上半身裸の子どもたちが遊んでいたりする。こういう景色を見るのがすごく好きだ。

フェリーのチケット売り場に到着してから、現金がほとんどないことに気づく。ホテルはあんまりレート良くないだろうからショッピングモールで両替しようねーって言ってたのに、ホテルに引きこもりすぎてすっかり忘れていた。

ここでこのブログの旅行記にしては珍しくたまには役立つことをお伝えしておくと、セブでは日本のノリでカードを使おうとすると結構困る。ホテルを出ると(ほとんど出ていなかったわけだけれども・・・)使えないところが多い。SMセブという大きなショッピングモールにあるお店でも、使えないところが結構あった。

日本の感覚でいうとここは使えるな、というところでも使えないので、現金はそれなりに準備しておいた方がいいです。もちろん、日本じゃなくて現地両替で!(ドル以外は日本で両替しないほうが良いとおもう)ホテルに引きこもりすぎて忘れないように。ってゆうかひきこもるならホテルでさっさと両替すればいい。

子どもたちと私たちは荷物を持って待つことにして、オットが両替できるところを探しに出かけた。

南国の陽気なおっちゃんと話す

オットが帰ってくるのを待っている間、チケット売り場にいたガードマン?的な(やや強面の)おっちゃんが、子どもたちにいっぱい話しかけてくれる。

チャイニーズ?と、おっちゃんに聞かれて、ジャパニーズだよと言うと、オオ!コンバンハ!と、言ってくれた。

そう、この旅で私は3回くらい、チャイニーズ?と、聞かれた。いやまあ、私がチャイニーズっぽかったのかもしれないけれど(初めて言われたけど)圧倒的に、日本人よりチャイニーズの方が旅行客として多いんじゃないかという感じがした。というか、ほっとんど日本人に会わなかった。

バリとかも、もしかしたら変わってるのかもしれないな。10年くらい前までは、バリへ行くとどこに行っても日本人だらけ!とか、思っていたけれど、そんなこともなくなっているのかもしれない。謎の日本語表記とかなくなっていっちゃうのかもしれない。それはそれでさみしい。

このおっちゃんに「good morningは日本語でコンバンハか?」と英語で聞かれ、「おはようだよ!」という会話をした。この時、「Oh!オハヨウ!」とか話してくれたのが、この旅でほぼ唯一日本語を話した瞬間だった。

それにしても、南国の陽気な人っていい。最高だ。

「どこへ行くんだい?ボホールへ行くの?そうか、あそこにはスモールモンキーがいるよ!お兄ちゃんの手より小さいよ!でも君たちの友達だね!」と、おっちゃんが子どもたちに話しかける。そう、スモールモンキーは友達。

そうこうしていると、オットがようやく両替を終えて戻って来た。「両替所かと思ったらかなり怪しいお店でビビるということを3回くらい繰り返した」と言っていた。おつかれ。だからたまには役に立つことを言っておくと両替はショッピングモールで済ませておきましょう。

ローカルの空気溢るる道を、ターミナルまで

オハヨウのおじちゃんが案内してくれて、無事にチケットを購入する。10:40発のチケット。40分後、ちょうどいいくらい。

両替して気持ちがおっきくなっていたオットが、ビジネスクラスの座席を購入する。ビジネスクラスの座席は一人1,000ペソ。(だいたい2200円弱)オハヨウのおじちゃんも、これだけ荷物があるならビジネスがいいね!と、嬉しそうにしている。ちなみに、普通の席だと半額の500ペソ(だいたい1100円弱)。移動にお金を払うようになるのって、歳を重ねてからのことだとつくづく思う。

チケット売り場から、ターミナルまでは少し歩く。それぞれのスーツケースをコロコロしながら、4人で歩く。バナナをクレープの皮のようなもので巻いたものを売る屋台がある。道は狭くて悪く、荷物がぎっしり入ったグローブトロッターは至極引きづらい。それでも、観光地じゃない、こういうローカルの空気が好きだ。ごきげんになる。

フェリーターミナルは、石垣島のフェリーターミナルに少し似ている。ただ、あそこの50倍くらい混雑している。とにかく混雑している。所々で、盲目の人たちがごきげんにバンド演奏をしている。周りでケアする人たちもおしゃべりしてやたら楽しそうにしている。そしてこれは当然のことだけれど、船はもちろん30分ほど遅れる。

フェリーは、あほほどさぶい。

ターミナルにはまじで信じられないくらいの人がいたけれど(そもそも船の種類と便数がめちゃくちゃ多い)、ビジネスクラスは半分も席が埋まらないくらいで、ゆったりしている。まあ、船自体は年季が入っているし、ビジネスクラスと言っても飛行機のそれとは比べてはいけませんがというかビジネスクラス乗ったことないけど。

隣の列には、アジアの富豪家族(想像)がシッターさんと共に乗っている。シッターさんは3人兄弟の一番小さい男の子にミルクをあげながら、Let it goを歌っている。むすめが反応する。一緒に歌うのはやめなさい。

ところで船があほみたいに寒い。これはあほとしか言いようがない。ストールを巻くだけでは全然足りないので、日本から着ていたacneのモヘアカーディガンを羽織る。それでもやや寒く、下にヒートテックを着込む。いや、ほんと寒い。一人で来ていた韓国人らしきマダムは毛皮のコート着てたよ…。

でもそもそも移動が好きなので、2時間は本を読んでいたらあっという間に過ぎる。船を降りるとき、若いお兄ちゃんが子どもたちが降りるのを、ちょっと遠慮がちに助けてくれる。かわいい。

さていよいよ次回はボホール島!この島は、正直に申しまして私が今まで行った島の中で1、2を争うお気に入りの島になった。ものすごく良いところだった。だから移動だけでまた1話書いてしまうとは思わなかったけれど、続きます、はい。

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【2018お正月 セブ&ボホール旅行記④】day3 ビジネスラウンジフル活用

これまでのセブ旅行記・・・

全船欠航!により予定が中止

3日目、起きたら雨。あーめー。忘れていたけれども今日は1月2日。世はまだお正月気分真っ盛り、の、はず。でも私たちはお正月気分そっちのけでアイランドホッピングへ出ようとしていたのだよ、ホッピング。

昨日の夜のうちに、ツアー会社の人からLINEで、明日の天候により中止や延期の可能性があります、という連絡は来ていた。そう、何度も言うけれどもこの旅行日程の予報は、毎日雷雨。今の所雷雨は一度もないけれど。ハデな花火はあったけど。

セブといえばアイランドホッピング!らしく、離島好きとしては綺麗な海でお魚さんを見るのを楽しみにしていたのだけれど。「フィリピンの海上保安庁(のようなもの)より全船の出航禁止勧告が出ており、本日のツアーは中止となります」との連絡が。全!船!

ラディソンブルホテルのコンシェルジュにも確認してみたら、本当に全船の出航が止まっていると。これ、困るのは今日のアイランドホッピングよりも、明日のボホール島行きの船が出なかった時である。今日はボホール行きの船も止まっているよ!と、コンシェルジュ。ナンテコッタイ。

そして波照間に思いをはせる

数年前、石垣島から小浜島&波照間島へ移動して宿泊するはずだった旅行で、台風で船が止まり結局石垣島&竹富島のみの滞在になったことが頭をかすめる。まああれはあれで楽しかったのだけれど。竹富島に宿泊、というのはいいもんだったし・・。とか考えていたら、そうだ波照間リベンジへ行かねばな、ということを思い出す。行きたい、波照間・・・。南の島でさらに行きたい南の島に思いをはせるって、もうこれはたぶん病気のようなものだと思う。南の島病。私はタヒチでだめになったゴーギャンの気持ちが本当によくわかる。絵は描けないが。

↓ちなみにこれはほんとに名作。読むととりあえず廃人になる危険性がある。

それで結局(もちろん)ホテルにこもる

さて、明日のことは考えても仕方ないので、とりあえずラウンジでコーヒー飲みながら、今日はどうしようかねーと話す。

だいたいそんなこったろうとも思っていたのだけれど、朝食食べたりコンシェルジュと話したりなんだかんだしていたら、雨も止んできた。南国の天気予報は本当にころころ変わる。雨が上がったのなら仕方ない。何をするかというとそれは。

プールでだらだらする。

もう私、ほんとこれなら何日でもやっていられる・・・。一体何日間、ホテルに引きこもれるか一度やってみたい。1週間は間違いなく余裕。本さえあれば2週間くらいいけちゃうんじゃないかと思う。。

何を隠そう、私だけでなくて子どもたち(特に脳内プリンセスの4歳児)も、一日中プールにいても飽きないらしい。本当に一日中ずっと泳いでいる。4歳ともなれば、目の届くプールサイドから見ているだけでも勝手に遊べるようになるから本当にラクだ。ずっと浮き輪のひもを持っていなきゃいけなかったのはついこの間なのに。

チーム男子はSMセブのゲームセンターへ

ラディソンブルホテルのプールは、そんなにめちゃくちゃ広いというわけではないので、小1男子は午後にはいい加減物足りなくなったようで、パパと二人で隣のSMセブへ行くことに。むすめと私は変わらずホテルでまったり。最高である。

ちなみチーム男子はSMモールのゲーセンでエアホッケーをしまくったらしいのだけれど、めちゃくちゃ安くてめちゃくちゃ楽しかったそうです。この二人、ハワイでもゲーセン行ってたけど(日本ではほとんど行ったことないのに)海外のゲーセンへ行くと現地の子どもたちの遊びが垣間見れて面白い!らしい。男子とパパは是非。(私はゲームに興味がなさすぎていかないけれど。)

ラディソンブルのビジネスラウンジ、コスパよし・・・

一日引きこもると決めたので、夜ごはんもホテルのビジネスラウンジで食べることにする。なんせ、全部無料。最高。ほんとコスパよしだわこのホテル・・・(今回のテーマ:コスパ)

軽食だけとはいえ、サラダもお寿司(!)もミニハンバーガーもカレーとナンのようなものもあり、晩御飯にしても十分。おつまみも充実。ピクルス美味しい。

ワインもいくつか種類があって、カクテルも頼めば作ってくれる。カンパリオレンジなんて10年ぶりくらいに飲んだ気がするけれど、なんか美味しくてワインの後にこれをいつも頼んでは本を読んでいた。

みんなほんとに、子どもたちに親切だ

スタッフの方が、大きなテレビのリモコンを子ども達に渡してくれて、好きなチャンネルに変えていいよ!と言ってくれる。

みんな子どもたちにとてつもなく親切。というか、だいたいどこの国へ行っても子どもたちにめちゃくちゃ親切で嫌な思いとかほとんどしないんですけど(ニューヨークだってそうだった)日本でどうもいろいろあるのはなんなんだろう。もちろん親切な人もいーーーーっぱいいるのだけれども。

楽しそうにテレビ見たり本読んだりする子ども達を見ながら、カンパリオレンジ飲んでチャンドラーを読む。スタッフの人たちは程よい距離感で、お酒のお代わりを聞いたり子ども達の相手をしてくれたりする。良いホテル。

さて明日は晴れるのか!無事ボホールに移動できるのか!と、思いながら一日が終わってゆく。(まだまだ続く!たぶん!)

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【2018お正月 セブ&ボホール旅行記③】day2 ラディソンブルのプール&SMセブ

お正月感とは。

翌日は曇り。翌日とはつまり、お正月である。全くもってお正月感のない、セブのお正月。しかしお正月感って一体なんだろう。それってつまり、おせちとお雑煮。これに集約されている気がする。長年の習慣っていうのは、こういうところに表れる。ということは子供達にとっての「お正月」って、どんな感じになっていくのだろう。とか考え始めたらきりがないので、とにかく今年は。

プールを満喫する。

これに限る。

何と言ってもセブシティのど真ん中(…たぶん。)にあるので、ビーチはないわけですが、普通にプールは楽しめます、このホテル。リゾート気分満喫できる。大好物のハンモックもある。もうこれだけ揃えばいいのだ私は・・・。

 

そういえばこの日、朝ごはんを食べている時は大雨。そうだった、今回の旅行、天気予報は「雷雨」であった・・・と、思い出し、さあどうしよう、と、思っていたのだけれど。

朝ごはんを食べ終わる頃には、すっかり雨も上がっていて、天気は曇り。曇りの日の何がいいって、日焼けを気にしなくていいところですよね本当に。自分だけならまだしも、子どもたちに日焼け止め塗ってラッシュガード着せて・・・みたいなことを気にするのがたいそう面倒なのである。

氷とビールと本と私。

リゾートですることといえばもう本当に決まってしまっている。ビールと本。それだけである。だからもう旅行記もほぼ同じになってくる気がする・・。

フィリピンのビールはサンミゲル。プールサイドで頼むと、氷にグラスを入れて持ってきてくれます。そう、氷にビールそ注ぐのです。これが、信じられないくらい美味しい。

そもそも、南国のうっすいビールが好きな私としては、この氷ビールが最高であった。もはや、水。普段、ビールそんなに飲まないのに(え?)南国ではすごく飲めてしまう。不思議なもんだ。

もちろん、今回も、本気で泳ぐ

あとリゾートプールでやることとしては、ゴーグルをつけて、本気で泳ぐ。これも毎度やる。もう、周りの目とか全く気にしない。だいたい、ここに知り合いは一人もいない。気にすることは何もない。うん、たぶん。

Apple Watchがすごくて、つけたまま泳げるのだけれど、勝手に「平泳ぎで500m」とか判断してくれる。手の動きとかでわかるのだろうか。すごすぎる。これがまた、距離を出されると、じゃあ1キロ泳ごう。。。みたいになってくる。

ええ、ここはリゾートプールです。

フィリピンのごはん事情

とにかく外に出るのが億劫になるので(私はどこへ行っても基本的に引きこもりだなほんと。)お昼もプールサイドで。サンドイッチとかハンバーガーとかは基本的になんでもそこそこ美味しい。(昨日の夜も食べた気がするけれど。)

それにしても今回フィリピンでこう言うのばっかり食べていた気がするのだけれど、なんというかアジア料理らしいものがあまりなかった気がする。だいたいアジアの島へ行くと、ナシゴレンっぽいものとか、ガパオっぽいものがどこかしらで食べられるような気がするけど、フィリピンはあまりそういう感じではなかった。どちらかというと、中華料理に近いものが多かったかもしれない。おかげでというかなんというか、香辛料に飽きた!日本料理が恋しい!という感じにもならなかった。

娘が食べているのはハロハロ。謎の色してますけど美味しかった、これも。

外国のスーパーは最高に楽しい

このホテルの素晴らしいところは、隣がSMセブという、めちゃくちゃ大きいショッピングモールになっているところ。ここにスーパーもあればユニクロもあれば(ちなみに高い。)、サン宝石ちっくなむすめのテンションが上がりまくるアクセサリー屋さんもあればフードコートもあればゲームセンターもあればボーリングもある。とにかくなんでもある。

外国のスーパーほど楽しいものはない。プールでひとしきり遊んだ後、小雨も降ってきたのでここへ行くことに。

さすが南国、鮮やかなフルーツがいっぱい。子どもたちは、みかん食べたい!と、言っていたけど。えらい日本風のみかんやな。

立派なドリアンもあった。さすが南国。あ、マンゴーもめちゃくちゃ美味しくて、息子は「宮古島の次に美味しい」と言っていました。そう、宮古島はすごい。(だから親善大使に是非。)

ものすごく食欲をそそらないソーセージ。

味の素は強い。

楽しい・・・スーパー楽しい・・・。

そうだ、アジア旅行の際は、できるだけ早めの日程でスーパーへ行って、だいたいの物価をつかんでおくように、しております。これは学生の頃から。一応。なんせスーパーは裏切らない。スーパー最高。

家族とかお友達用に、ドライマンゴーを購入。だいたい、お土産は現地のスーパーで買います。美味しいものはだいたいスーパーにある。

現地の服が着たい期。

あとは、このモールに、KULATURAという、Tシャツかお洋服が売っているお店があって、そこがなかなか楽しかった。1000円くらいのワンピースを2着と、ストールを購入。息子のキャップも購入。もう、こういう、現地で洋服を調達するのってめちゃくちゃ楽しい。一時期、「日本で買った洋服を着るのが楽しい期」みたいなのがあったのだけれど(なんだその期)、最近はまた「現地の服が着たい期」のようだ。ほんと、なにそれ。

サンミゲル(ビール)を大量に買って、ホテルへ帰る。これもいつものこと。

というわけで、寝る前くらいに、「今日ってお正月やん!!」と、気づく、全くもってお正月感のないお正月が、過ぎてゆく。

セブ旅行記続きはこちら!→【2018お正月 セブ&ボホール旅行記④】day3 ビジネスラウンジフル活用

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【2018お正月 セブ&ボホール旅行記②】day1 ラディソンブルセブで年越し!

セブに行く人はまずUberをダウンロードして行ってください

セブ空港に着くまでで終わってしまった前回の記事。一体どれだけ続くのだろうだなんて不安にならないで!それは私にもわからない!

ところでセブ(そしてマニラ)旅行へ行く人は、全員残らず、Uberのアプリをダウンロードしてクレジットカードまで登録しておいてください。もうこれは、必ずです。全員残らずです。

なぜなら、フィリピン、特にマニラの人たちは驚くべきいい加減さです。(いやそうじゃない人ももちろんいるのだろうけれども。)あれはてきとうでなくいい加減。そういう国でタクシーに乗るとろくなことにならない。

私もうアジアのいい加減な島のタクシーでろくなことにならなかったエピソードを挙げると本当に本書けるんじゃないのってくらいろくなことがないのだけれど、今回Uberではろくでもないことは一度もなかった。全て、料金通り、希望通りの場所に連れて行ってくれた。奇跡!これを奇跡と呼ばずしてなんと呼ぶ!

と、いうわけで、全力でUberダウンロードして行ってください。やっぱり全部アプリにすればいい。(前回記事参照)あと、日本でもさっさとUberを安く使えるようにしてほしい。

歩行者が自由でアジアっぽい、セブ

そういったわけで、セブマクタン空港からホテルまではUberで移動。空港のWi-Fiが繋がっているうちになんとか手配。思うのだけれど、Uberのためだけにでも、ポケットWi-Fiレンタルした方が良いかもしれない。なんせ、Wi-Fiが使えなくてマニラで一度だけタクシー乗ったら、やはりろくなことにならなかったから。裏切らないわ、タクシーは、ほんと。(あ、でも、セブ&ボホールで乗ったタクシーは大丈夫でした)

セブの道は、驚くほど歩行者信号というものがなくて、歩行者はみんな勇敢に道路を横断していた。アジアっぽい・・。あと、信号待ちをしていると、車窓ごしにお水や飲み物を売りに来る人がいて、アジアだわ・・・と、思った。異国へ来たのだなあ、と、感じる。たくましいな、この国の人たちは。

セブはものっすごい渋滞するよと聞いていたけれど(あれはマニラのことだったっけかな)、大晦日の19時台では、結構スムーズに、セブでの宿泊ホテル、ラディソンブルセブに到着。

セブシティならラディソンブルはおすすめ!

セブのいわゆるビーチリゾートは、空港のあるマクタン島にあるのだけれど、そもそも今回旅行へ行こう!と、決めたタイミングがギリギリで、マクタン島の良さそげなホテルがあんまり空いていなかったのと、後半はフェリーでボホール島へ移動することにしていたので、フェリーターミナルに近いホテルにしたかった、というわけで、今回はセブシティにあるラディソンブルに宿泊することに。

でも結果的に、ここはすごくよかった。プールもちゃんとしていて、街中でもリゾート気分も味わえる。かなり大型ホテルなので、設備は何ら問題ない。隣が大型ショッピングモールのSMシティセブでめっちゃ便利、そして、大型でちゃんとしたホテルにしてはリーズナブル。(なんせ今回のテーマは、コスパ。)

あと、今回はビジネススイートに宿泊したのだけれど、ビジネスクラス以上で使えるラウンジが朝昼晩と軽食が出て、夜はアルコールも飲み放題ときて、これが最高に素晴らしかった。ビジネスクラスといっても、3泊くらいだと1部屋あたり1、2万円アップくらいなので、全力でそちらにした方が良いです。

家族四人、セブで観る、紅白

大晦日の20時くらいにチェックアウトを終えても、隣のショッピングモール含め空いている近所のお店はなさそうだったので、この日はルームサービスをとることに。サンドイッチ、ハンバーガー、フォーの3つを作るのに、45分くらいかかる、と言われる。そして実際の所、90分後に到着する。「セブではなんでも倍の時間見積もろう。」と、学ぶ。

そして何を隠そう、ホテルのテレビはNHKが映る!すなわち紅白が見られる!!

と、いうわけで、ルームサービスをだらだら食べながら(極太麺のフォーが美味しかった)、サンミゲルビールを飲みながら、紅白にやいのやいのつっこみながら過ごすセブでの大晦日。悪くない。

セブと日本は時差が1時間あるので、紅白が終わり、ゆく年くる年が始まっても、セブではまだ23時。この時点で子どもたちはまだ起きていたのだけれどオットが爆睡していたので(おい)叩き起こし(おい)さっとシャワーを浴び、フロントロビーで行われていたカウントダウンパーティーを覗きに行くことに。

フロントロビーでのカウントダウンパーリー

フロント階でエレベーターが開くと、もんのすごい爆音。完全に、クラブと化しているロビー。なんせ、実家とかおばーちゃんちとかでしか年越しをしたことがなかった身としては(東京で年越しをしたこともない、そういえば。)軽くカルチャーショック。年越しって、こんなにハデなものなのか。

到着した時点でカウントダウンは始まっていたのだけれど、その時点ではもちろんさらにカウントダウンは進み、謎の帽子をかぶったパーティーピーポーがやたらいて、ものすごい盛り上がり。ホテルの人たちももはや仕事そっちのけで、みんなで写真を撮りあったりしている。パーリーである。

なんせパーリー感がすごいので、子どもたち大丈夫かな、と思って視線を下げると、やたら楽しそうなむすめ(4)の姿。脳内プリンセスは、パーリーと名のつくものは何でも好きなのである。

明けたよ!年!ちょうめでたいよおめでとう!!!!

カウントダウンが最大の盛り上がりを見せ、年が明けた瞬間、これまたえらいど派手な花火がホテルから上がる。こちらの花火は、なんというか日本のように華やかさの中に儚く消えゆく美しさを感じさせるような花火ではなく、とにかく、「明けたよ!年!ちょうめでたいよおめでとう!!!!!!!」という、喜びに満ち溢れたものであった。

オットと子どもたちとハイタッチをし(パーリーといえばハイタッチである)鳴り止まない爆音を後にし、お部屋に戻って窓の外を見ると、島のあちこちで花火が上がっていた。息子がざっと数えただけで17箇所から上がっていたのだけれど、多分それどころじゃない数の場所から打ち上がっていた。もうみんな勝手に上げている、という感じであった。「明けたよ!年!ちょうめでたいよおめでとう!!!!!!」と、みんな言っているのだ、たぶん。

セブの年越しでは花火がめっちゃ上がる。これは、34年間生きてきて初めて知った事実である。

世界の年越しって、全然よく知らなかったな、セブで花火が上がることを知った私は大人だ、と、私は思った。

知らないことはたくさんある

ところが翌日、CNNのニュースを見たオットがものすごい勢いで私を叩きおこし、「ちょっと!今世界の年越しの瞬間をテレビでやってたんだけどさ!香港の年越しさ・・・!セブどころじゃない花火が上がってる、もう空見えないくらい。セブでびびってる場合じゃないよ俺ら。」と、言っていた。

なんなの、年越し花火ってそんなにスタンダードなものなのか。

もしかして渋谷のど真ん中でも上がってるのか花火?それも知らないだけなのかもしれない。

セブ旅行記、続きはこちら→【2018お正月 セブ&ボホール旅行記③】day2 ラディソンブルのプール&SMセブ

【2018お正月 セブ&ボホール旅行記①】day1 成田〜セブ!ラウンジ問題解決の巻

色んな「すべき」を取っ払ってゆく

初めての海外で年越し。ここ数年、私の中から「〜であるべき」というのがかなり高速で取っ払われてきており、「年越しは実家ですべき!」というこの「べき」も取り払ってみた。「べき」の取っ払い、なんだか肩の荷が降りるのでいろいろおすすめです。(別に実家の年越しが嫌なわけでは全くないけれど、実家に行くのはお正月じゃなくてもいいよね、という。)

そんなわけで年越しセブ旅行、いつもより少しアクティブだった・・・気も・・しなくも・・ない、ので記憶をキロク。

行き先を「セブ」にした理由それは。

ところで今回行き先をセブにしたのは、「あらゆるビーチリゾートを比較検討した結果、航空券滞在費含め、一番セブがコスパに優れていた」からです。それに他ならない。うむ。お正月でもそんなにバカ高くならなかったです、セブ。

ちなみに「比較検討」は、航空券は全部、スカイスキャナーで一発検索、ホテルはトリップアドバイザーであたりをつけて、googleのホテル空室検索(みたいなやつ。)(トリップアドバイザーがたまに空室ちゃんと反映されてなかったりするから。)全くもって便利な世の中だ。この辺りの検索術は私めっちゃ自信があるので(あらゆる手続きが苦手な割に、旅行手配は学生時代からの大の趣味である)何かわからないことがあればいつでもご相談ください。(だれ。)

学生の頃は「ABロード」の雑誌がちゃんとあって、それとにらめっこして安い航空券とホテルのセットを探したものだけれど。しかしこうなってくると、旅行代理店の仕事はほんともう「チケットとホテルの手配」じゃ意味なくなってくる。(旅行代理店使ったことないけど。)いや、でもやっぱり私が「あらゆる手続き周りが嫌い」なのと同じく、旅行のあらゆる手続き周りが嫌な人もいるのか。そしたら私代理業やります。いつでもご相談ください。(だれ。)

リムジンバスで成田へ

今回は、帰りの到着を関空にしていたので、久々に車ではなくリムジンバスで成田へ向かう。バス乗り場で少しだけ雪が降り始めて、子どもたちはおおはしゃぎ。ここから5時間ほど移動すれば、暑いところへ行けるというのは、なんだか不思議な感じがする。

どれくらい暑いのだろうかと天気予報を調べてみると、明日からのセブの天気はなんと雷雨。滞在中、基本的にずっと雨予報。乾季じゃなかったっけ!と、思いながら、まあここまできたら仕方がない、インフルやら溶連菌やら胃腸炎やらに子どもたちが立て続けにやられた12月、それでもみんな元気に出発できただけでもほぼ奇跡である。

ちなみに都内から成田までは、今1000円前後でいけるリムジンバス(「東京シャトル」とか「THEアクセス成田」とか)が出ているのでこれが安くて便利。本数も結構たくさんあるし、電車で行くより何かと楽です。

とはいえ、重い荷物を抱えてタクシーでバス乗り場へ行き、バスに乗り、成田へ向かう、というのはそれでもそれなりに大変なので、車がある人はやっぱり車が一番便利。成田近くに駐車場が山ほどあって(そこからは駐車場の気のいいおっちゃんが車で成田まで送ってくれる)、羽田周りほど駐車料金も高くないのでおすすめです。

成田のユニクロには魔物がいる。(おおげさ)

昨日のうちに家族4人でフライング年越し蕎麦を食べておいた。年内最後のラン納めもした。日本で思い残すことはない、たぶん。と、バスに揺られながら考える。むすめが、「トイレいきたい・・・」と、言い出すが、気のせいだよ、ということにする。

運良く、むすめは寝てくれたので(お願い忘れてトイレ行きたいこと)無事に成田に到着。オットがユニクロにパンツ買いに行きたい。というので、私はむすめとトイレへ向かう。なんの話。でも、なんか、空港のユニクロって寄りたくなる。空港のユニクロでブラトップ買った回数、数え切れない。いやほんと、なんでだろあれ。

ANAのスーパーフライヤーズメンバーは第2ターミナルでどのラウンジに行けばいいのか問題

一昨年、オットが週一の大阪出張をせっせと飛行機で行ってくれたため、仕組みはよくわからないのだけれども空港のANAラウンジが使えるようになった。オットグッジョブ。「伊丹空港のことなら隅々までわかるから俺になんでも聞いて。」と豪語していた。それはいらない。

ところで、航空券ももちろんスカイスキャナーで一番安かったものを選び、それがたまたまフィリピン航空だったわけですが、フィリピン航空はANAとの共同運航なのでラウンジが使えるわーい。と、思いきや、フィリピン航空って成田の第2ターミナルなのである。ANAは第1ターミナルなのである。こういう場合どーなるの!と、思いませんか、そうですか。

ラウンジカードって何。

どーなるの!と、思って、オットがANAに問い合わせたところ(ネットで調べてもさっぱりわからなかったので。)、第2ターミナルにある、アメリカン航空「Admirals Club」をどーぞ、とのことでした。けどこれを使うには、「ラウンジカード」が必要。なに、ラウンジカードって。

親会員(というのか?)の、オットは毎年1回、自動で送られてくるのだけれど、家族会員の私は、ANAに連絡して発行してもらわなきゃいけないらしい、ラウンジカード。あらゆるカード類は全てアプリにまとめるべきである、が持論の(たった今持論にしたけど)私としては、なんでわざわざカード発行しなきゃいけないのだ!と、思っていたら、カードが間に合わない場合は、ANAマイレージクラブのアプリをダウンロードしていただいてQRコードを発行していただければ大丈夫です、とのこと。うむ、それでいい。全てアプリで統一すれば良い。

でも日本はまだしも、外国のカウンターで、アプリのQRコードでもいいよって言われたよ!という交渉ができる自信はないので、今回の旅行には間に合わなかったけれど、今後のためにラウンジカードも発行しておきました。スーパーフライヤーズメンバーのみなさま、海外へお出かけの際は是非ラウンジカード発行をお忘れなく。(知ってましたか・・・)

Admirals Clubのラウンジはたいへん広々として空いていて、軽食も結構美味しくて、ケーキもアメリカにありがちなあっまいやつではなくてそれなりに美味しくて、居心地良かったです。

リキュールも置いてあったからベイリーズミルクとか作ってしまった。学生ぶりくらいに飲んだ気がするよ、ベイリーズミルク。

旅行の移動時間が、好きだ

パッキングはとにかくものすごく嫌いなのだけれど(うまくできた試しがない)、やっぱり空港までの道中とか、ラウンジのわくわく感とか、空港の雰囲気とか、移動に付随する空気感はすごく好きだ。飛行機に乗ってる時間も楽しい。移動が苦にならへんのよなあ私は。基本的に。まあ、疲れるけれども。

セブまでは片道5時間ちょっと、あっという間に到着。ただ、行きの便は備え付けのモニターがなくて、お手持ちのスマホやタブレットにアプリをダウンロードして映画とか見てください、という方式。現代風・・・。さっきなんでもアプリがいいって言ったけど、やっぱり飛行機のモニターは欲しい。前言撤回。

でもモニターがなくても、子どもたちはずっと塗り絵と迷路で遊んでいて、まあほんとうに手がかからなくなったもんだ、と相変わらずしみじみ思う。こうなると、あとはいつまで一緒に旅行へ行ってくれるのだろーか・・・と、気になってくる。まあ、ないものねだりばかりだ、子育ては。

そしてそこそこ肌寒い、冬のセブの夜

当然のように出発は遅れたのだけれど(南の島に行く飛行機ってどうして大体遅れるのだろうか。)予定よりちょっと早い、19時前にセブ空港には到着。

車で空港に行く時は、重たいコートは車に置いてきてしまうのだけれど、なんせ今回はバスで空港まで行ったため、コートをセブまで持っていく必要がある。というわけで、できるだけ荷物にならないアウターとして、アクネのロングカーディガンを羽織っていきました。(これが後々めっちゃ役に立つ・・・それは追って。)

空港で、暑いー!と言いながら、羽織りや靴下を脱ぐ瞬間がすごく好き。なのだけれど、夜のセブは、そこそこ肌寒かった。私の大好きなあの、空港を降り立った瞬間のモワッとしたアジアの空気はどこに・・・(大丈夫か天気・・・)と、思いつつ、今年最初の珍道中が始まります。続く!多分!

・・・続いたよ→【2018お正月 セブ&ボホール旅行記②】day1 ラディソンブルセブで年越し!

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