宮古島旅行2017夏の記憶その3 東急ホテルはすってき

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やっぱり東急だね。というあれ。(なに)

後半のホテルは愛する東急ホテルへ移動。個人的には、なんだかんだこのホテルが一番好きです。こどもを連れて家族で行くならやっぱりここが一番だ、と思う。施設もホテルの人たちの程よく心地よいサービスも。そして、目の前が前浜ビーチだ、という唯一無二のロケーションはやっぱり素晴らしい。ホテルに一日こもれる。(ホテルに一日こもるのがとにかく好きなのだわたしは。)

例えば海外のリゾートに比べたら、その規模とか豪華さとか、そういうのはささやかに感じるかもしれない。ものすごく洗練されたリゾート、というわけではない。(朝食もアラマンダの方がおいしい。笑。)でも、そういうのもひっくるめて、すごくあたたかい感じがする、このホテルは。「宮古島らしいリゾートホテル」だと感じる。すごく好きです、私は。

子どもたちとも、オットとも、友達とも、夏も冬も何度か来たけれど、いつ来ても、誰と来ても、それぞれ楽しめる。大人でも子どもでも楽しめるところ、っていいな、と思う。大人のリゾートももちろんステキだけれど、大人だけで楽しんで来ていたところに子どもたちと一緒に来られる、というのはなんだかうれしい。

今回は台風が近づいていて、4日間のうち、なんと3日は遊泳禁止であった・・おまいが。でも子どもたちは散々プールで遊べて楽しそう。なんだかんだ子どもたちは、波があってしょっぱい海より、プールの方が好きなのだ。あんなきっれいな海を目の前にしてもそうなのだ。そういうもんだ、うむ。

東急のプールはそんなにめちゃくちゃ広くはないけれど、リゾート気分は十分味わえます。基本的に、私はこれくらいのプールに朝から晩までいても全く飽きない。子どもたちも全く飽きない。プール最高夏最高日焼け上等シミ怖い。(いやほんとちゃんと日焼け対策しますはい・・・)

ここは子どもの浮き輪もアームリングも無料で借りられるので、チェックアウトの日に荷物を全部まとめてしまっても(持参の浮き輪とかをスーツケースにしまいこんでも)思う存分遊べるのがうれしい。

そして夏休み期間は、毎日15時くらいからキッズイベントがあって、宝探しとか、水てっぽう射的とか、毎日日替わりのお楽しみがあって、子どもたちはこれもめっちゃ楽しそうでした。お菓子とおもちゃの景品が、なかなかツボをついていて、しかも毎日結構たんまりもらえて、ありがとう東急。という感じであった。

前浜ビーチに何度来ても、思っていた以上にきれいでびっくりする

もう何度も来ているので、いつも頭の中に「これくらいきれいだった」という記憶はちゃんと残っている。「ほんとうにきれいだよな前浜ビーチは」と、思いながら行くのだけれど、いつも、自分の頭の中で想像していたよりももっときれいでびっくりする。なんというか、何度言ってもあのきれい度に慣れない。私の中での「きれいな海」の認識レベルを軽く超えているのだなあのビーチは。

そして私の知っている中で唯一、監視員の人がちゃんといるビーチ。白浜がずーーーーーーーーっと続くきれいなビーチなので、東急前からもずーっと続いているわけですが、東急前は一応プライベートビーチになっていて、パラソルもチェアも宿泊者は無料で使えます。リゾート気分。私はこれさえあればもう十分です。いつまでもいられる。

しかしまあうちの子たちは、初めての海が宮古島だったので、もう海といえば宮古の海、みたいに思っている節がある。海といえば灰色だと思っていた私の子供時代を返して欲しい。誰にかわからんけど。ぜいたく者だ。でもこの「ぜいたく」は、自然が作り出しているものだ、というのが、宮古島のすごいところだなあと思う。

もちろん私たちは飛行機代を払って、リゾートホテルに泊まるならそれなりのお金を払って、宮古島へ行くわけだけれど、そこにある「海」自体は誰かがお金を払って作った場所でも、お金を払って楽しむ場所でもない。そこに、当たり前にある、自然なのだ。そしてそこには、海と共に暮らす人たちの生活がある。それが、すごいな、といつも思う。そしてそうして当たり前にある自然には、ちゃんと敬意を払わなきゃいけないんだよな、と思う。そして当たり前のものを「守る」ことには、お金も労力も使うべきなのかもしれない。

東急はなんだかそっとそういう自然の一部を貸し出してくれるような、どうぞ、と言ってくれるような、穏やかなあたたかさがあるように思う。そういう存在であって欲しいな、という思いも込めて。

観光と暮らし、の両立って実はそれなりに難しいのかもしれないけれど、でも、私は観光へ行く身としていつまでも宮古に「ただいま」と言って行きたいし、そして、宮古でお金を使いたいと思う。そのお金が、宮古の「当たり前のもの」を「守る」、小さな糧になることを願って。

そんなことを頭のすみっこで思いながら、私はまた今年も宮古の海で、大好きな東急で、ぼーーーーっとしていたのです。

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