広島の「歩くグーグル」とはしご酒
Twitterのプロフィール写真があまりにも若い頃のもので、いてもたってもいられなくなったため、広島でおされすぎる写真スタジオを運営している友達に撮ってもらうことにした。そしてそれにかこつけて、元タウン誌編集者でもあるその友達(歩くグーグルと呼ばれるくらい、広島のことはだいたいなんでも知っている。)にお店選びは何もかもまるっと丸投げして、二人で飲みに行くことにした。
そう、何を隠そうこの友達は一人目を出産してから友達になったママ友であり、会うときはいつもというか100%子どもたちがものすごいテンションで隣にいたわけですが、今回は初めて二人きり。まあ旅行のたびに子どもたちが寝静まった後夜中まで飲んでますけど。
歩くグーグルが連れて行ってくれるお店がどこもかしこもすばらしく最高でしたので、すべて書き記します。もうね。広島最高です。
では不良母たちが、17:00からはしご酒したお店をどうぞ。広島行ったらここ行って!(ぜんぶ店名にお店のリンク貼ってます!)
一軒目 清ちゃん
餃子とビールだけのカウンターのお店。お店のおばちゃんが、肌つやよくてめっちゃかわいい。そういう意味においても(どういう意味だ)餃子は正義。
この餃子に乗っけて食べてね!と出されるナムルが、信じられないくらいに美味しい。ちょっと今思い出して食べたくて泣きそうになってるくらいに美味しい。
「18時からはもう予約でいっぱいだったのよ、運よかったよあなたたち!」と、おばちゃん。お店のピンク電話が鳴ると、何度も「年内は予約がいっぱいで・・」と、おばちゃんが言っていた。ので、予約して行かれるのがベストかと!(私たちは二人で17時に入れたのでそれくらいなら比較的入れるのかも。)
スナック大好き人間としては、こういうカウンターだけのお店、大好物です。こないだ「スナックの形が好き。」と言っていた先輩の気持ちが今何となくわかるな・・・
二軒目 CIELO
おめあてのお店が19:00〜だったので、こちらで一杯飲んで待つことに。路地裏のお店。歩くグーグル、よくこんなお店を知ってるな・・。しかも「急遽空いた時間にちょっと飲めるお店」としてこんなお店をさらりと差し込んでくるところに、歩くグーグルのもはやグーグルよりすごいところを感じる。
ちなみにここで「ヘパリーゼプレミアム」(ヘパリーゼもプレミアムになる時代)を飲んだおかげで翌日かなり楽でした。ありがとうヘパリーゼ。
お店の外にテントというか大きなタープのようなものがあって、そちらでストーブとブランケットであったまりながら飲むサングリア。美味しくないわけがない。
三軒目 たこ焼き佐藤
今まで比較的黙っていたのだけれど、たこ焼きが死ぬほど好きです。歩くグーグルの精度ともなると、ずっと黙っていたこんな事実まで蓄積されたデータから導き出されるのであろーか。とにかくすごい、歩くグーグル。
これまた大好物のスナック的な店内で、ビールとたこ焼きをいただく。ほんと好き、スナックの形。
たこ焼きは自家製だし醤油と、おたふくソースの両方で食べられます。両方美味しすぎて泣きたい。今すぐ食べたすぎて泣きたい。広島遠い。
柚こしょうとうがらしをかけるとまた美味。これはほんとに、良いたこ焼き。
隣に座った27歳の女の子かわいかった。27歳でここに一人で来られるって、それ良い人生。
四軒目 中ちゃん
また出た名店・・・!
この、うにクレソンが絶品でした。うにとクレソンこんなに合うなんて。
チャンジャも白子ポン酢もいちいち美味しかった。
思うのだけれど、まあこのおされな歩くグーグルは、おされなお店も山ほど知っているくせに、私のおっさん度を本当によく知っていて、こちらに合わせて店構えからして好きなお店ばかり選んできて泣きたい。
ちなみに店構えはこんな感じ。
もうすき!だいすき!(興奮気味)
五軒目 bar tre
この時点ですでに「てっぺん回って」いましたが、広島の歩くグーグルがまだ飲みたそうにしているので(人は酔うと次の店に行く言い訳を他人にかぶせる)最後の一軒。
ここにきて、これまでの私好みのおっさんチョイスとはうって変わったおされバー。
おされか。
ちなみに外観。
おされか。
果物を使ったカクテルがどれもこれも絶品であっという間に飲んでしまった。私は勝手にバーには本物と偽物があると思っているのだけれど、本物の(本物の定義は私の中にしかない)バーでした。参りました。
おつまみに出てきた自家製ドライフルーツも美味しすぎた・・・ちょっとしたおつまみが美味しい、ってだいじ。お通しとかポテサラとかが美味しい、ってだいじ。(どうしても話を居酒屋基準にしたい)
そんなわけでいい加減てっぺんも回りすぎたので、こちらで終了。ちなみにここで雨が降り出していて、本物のバーのバーテンさんが傘くれました。ありがとう。
母さんたちが楽しんで生きることが、すごくだいじ。と、思う。
今回はオットたちが、東京と広島でそれぞれ子どもたちを見ていてくれて、母さん二人のはしご酒が叶いました。私はもう、こうやって飲みに行く時に子どもたちを見ていてくれるオットに感謝することこそあれ、罪悪感を持つことはさっぱりなくなってしまったわけですが、世には子どもを置いて飲みに行くなんて!と、いう風潮もあるそうです。信じられないけれど。
いや、どう思うかは個人の自由なのだけれど、その考えを他人に押し付けるのは全くもって見当違いだと思うわけですが。
けどこうして母さん二人で飲み歩いていると、気づけばお互いの子どもたちののろけ話になるんですよね。昔、付き合っている人のことを、離れている時間こそあー好きだなあと思ったり焦がれたりしたみたいな。いやちがうか。いやでもそんな感じ。こういうとこほんとうちの子かわいいわーって。まさにのろけ。
いつも子どもたちと一緒に居るお母さんたちには、きっとそういう時間がすごく大切。
そして、何にしろ、母さんたちが、楽しく自分の人生を生きているというのが、なんというかきっと、「大人わるくないな。大人楽しみ。」という、子どもたちの気持ちにつながる気がしていて、つまるところ、それが一番大切なことなんじゃないかな、と、ここのところ思っています。
(いやまあだからって私は飲みすぎですけどねはい!)
という、案の定の私の壮大な言い訳でした!楽しすぎた、歩くグーグルありがとう!
歩くグーグルのおされ写真館はこちら。(おっさん要素はゼロです。)
写真にリンク貼ってます。
おされか。
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