【2018お正月 セブ&ボホール旅行記⑥】day4 現地ツアーでも大丈夫?

これまでのセブ&ボホール旅行記・・・

ボホールは現地ツアーで全く問題ないよ!

タグビララン港でフェリーを降りて荷物を受け取ったら(私のグローブトロッターは雨でびしょ濡れになっていた…)チャータータクシーはどうだい?と、聞いてくる人がわんさかいる。

私たちが一番気にしていたのは、現地でタクシーを拾ってちゃんとツアーに行けるのか?ぼったくられないのか?日本から予約していかなくて大丈夫か?と、いうこと。

結論から言うと、全く問題なかった。なんなら、タクシーの運転手さんはめちゃくちゃいい人だった。

たまにはこのブログの旅行記でも役に立つことを言うと、ボホール島で王道の観光スポットは3つ(後ほどご紹介)あって、どこのタクシー(ツアー)会社もこれは絶対抑えてくれる。で、その3つを回る適正価格としては、たぶん3,000ペソ(約6,500円弱)前後。

声をかけてくれたタクシー会社の人は、追加料金なしで、最後はホテルまで送ってくよ!と、言ってくれたので、もう下手に交渉せずお願いすることに。

日本から予約できる日帰りツアーとかに申し込むと、一人当たりフェリー料金込みで1万円弱くらいなので、家族4人で行くなら、自力で行ってその場でチャータータクシー捕まえた方が圧倒的にお得。まあ、そうするとチケット売り場で現金がなーい!みたいなことになる可能性もあるわけだけれど。(わたし)

「ほぼほぼボホール島」の威力

さて、ボホールで王道の観光スポットは以下三つ。順に回ったのでご紹介。

ロボック川クルーズ ・Tarsier Conservation Area(ターシャ観察区域) ・チョコレートヒルズ

ボホール島のタグビララン港付近は結構栄えていて、マクドもある。THE アジアのちょっとした町、という雰囲気。バリにも少し似ている。ただ、フィリピンは看板もほとんど英語なので、ハワイとかグアムの超田舎(島の裏側みたいな)雰囲気にも似ている。キリスト教だから、ハワイ・グアムの田舎の方が雰囲気は近いかもしれない。(もちろん、ホノルルのような雰囲気では全くない)

 こういう、カンボジアの田舎の方のような雰囲気もある。

車中、ダジャレにはまる息子が、次々とダジャレを編み出す。「太陽に行きたいよう!、はいこれ何点?」と、いちいち点数を聞いてくる。しまいにパパ勝負しよ!と言い出す。パパは「ほぼほぼボホール島」と言う。わけがわからない。

ロボック川クルーズでビールを飲む

まずはロボック川クルーズへ。乗船料(ランチビュッフェ込み)が確か450ペソくらいだった記憶。1000円もしない。安い。さすが、ほぼほぼボホール島。

ディズニーのジャングルクルーズみたいな船に乗って、ランチをしながらクルーズに出掛ける。まあ「観光船」でしょーという感じでちょっと斜に構えていた部分があったのだけれど、これが、むちゃくちゃ良い。

風が気持ちよくて、ビールが進む。船では、ご機嫌な曲を演奏してくれて、それを聞きながら、ビュッフェを食べてビールを飲む。最高でしかない。ちなみにビールは別料金だったけど、200円くらいだった気がする。

風を受けながら聴くカントリーロード、いいものです。

途中、トムソーヤ島のようなところへ上陸する。現地の人(なのかな…)が弓矢を売っていたり、ファイヤーパフォーマンスをしたり。東南アジアらしく、息子より少し小さい5〜6歳の男の子が、写真を撮ってお金をもらっている。

観光クルーズの一環に組み込まれているビジネスだから、身なりも綺麗でそんな悪待遇で働かされているわけではないと思うのだけれど、チップを払えないよと言っている大人に、なんでだよ!と、応戦している子どもたちを見て、なんとも言えない気持ちになる。二十歳そこそこの頃、バリやタイやカンボジアでストレートチルドレンを見た時の気持ちとは、今はもう全然違っている。自分だってその頃は「no picture!」って言ってたのに。

男の子に声をかけて写真を撮って、お金を払う。あの子たちが、どうかどうか幸せであるようにと思う。たくましくたくましく、誰よりもたくましくあるように。帰りの船で手を降っていたら、なんかちょっと泣けてくる。

オットはそんな私を見て、あの子も裏にお母さんが待っていて「今日のジャパニーズはめっちゃチョロかったよ!」って笑ってるかもしれないね、と言う。そうだといいなと思う。たくましくあってほしい。

ところでこの船を降りる直前、この出来事について旅行ノートに書き込んでいたら、思わず船の隙間にパーカーのペンを落としてしまった。これはあきらめなきゃいけないかと思っていたら、係のおにーちゃんが、すごい身軽に船の外に出て、柱につかまりながら(私なら絶対に海に落ちてしまうような体勢で)ひょい、っとペンをとってくれた。ボホール・・・いい人ばっか・・・。

船を降りると、運転手さんは他のチャーター車の運転手さんと談笑中。そういうの良い。宮古島みたい。(ほら病気)

世界一小さいおさるさん、ターシャに会いに

続いてターシャ観察区域へ。ターシャというのが、フェリーのチケット売り場でオハヨウおじさんが言っていた、small monkeyのこと。ターシャの保護地区で、自然に近い形で生きているターシャを見られる。

小さなメガネざるターシャ、信じられないくらいかわいい。手のひらサイズのお猿さんが、ぎゅっと木につかまっている。これはもう子どもたちも首ったけになっていた。

えらく気の弱いお猿さんだそうで、大きな声を出したらびっくりしちゃうからそーっとそーっと見学しなくちゃいけない。でも本当に小さすぎて自分では全然見つけられないので、その辺にいる係のおねーさんたちが「あそこにいるよ!」ってそっとおしえてくれる。ボホール、いい人ばっか・・・。

動物が好きな人は、飛行機と船を乗り継いで、このターシャに会いに来るだけでも価値がある、と思うくらいかわいい。THE観光地でこんなに感動できるボホール、すごい。

出口を出るとお土産物やさんがあって、まんまとターシャのポーチを買う。あまりそういうお土産って買わないのに、それでも買ってしまうレベルでかわいかったのだ、ターシャ。小さなポーチは私のイヤホン入れになっている。

オットがタバコを吸いたいから先に出てるね!と言う。むすめがなぜかやたらとウクレレを欲しがり、購入する。完全に、さっきのロボック川クルーズで演奏してくれていたおっちゃんの影響である。すぐに影響される。私のようだ。

外に出たら、オットは運転手さんと一緒にタバコを吸っていた。めっちゃお世話になってるから一本あげたらしい。

ピラミッドより美しい、チョコレートヒルズの絶景

日が暮れかけていたけれど、運転手さんはさらに飛ばして最後の目的地、チョコレートヒルズへ。

長い長い階段を上る。でも子どもたちは本当に元気で、にこにこ笑いながら談笑しながら頂上へ。

夕暮れ時のチョコレートヒルズ。写真では見ていたけれど、写真よりずっとずっと美しい景色が広がっていた。時間帯も良かったのかもしれない。ぽこぽこ広がるたくさんの丘(不思議な地形だ)が、夕暮れ色に染まっている。360°、本当に美しい。自然にそこにある地形が美しいって、素晴らしいと思う。

オットが「これピラミッドよりきれいだよまじで。」と言う。当たり前なのだけれど、目の前の景色に隣の人が同じ熱量で感動してくれてるのって、すごい嬉しい。

セブ島へ行こう!って決めるまでボホール島のことなんて知らなかったし、ボホール島へ行こう!って決めるまでチョコレートヒルズのことなんて知らなかったけれど、世界には本当に知らないけれど美しい場所がたくさんあるのだ、と思った。宮古島ばっかりいってる場合じゃない、行くけど。

そうなんだ、だいたい私はいつも「これが見たい!」「ここへ行きたい!」と、行く場所を決めるというよりは、なんとなく「この国へ行きたい」「この島へ行きたい」と言う感じで、行く場所を決めることが多い。そして正直、行く場所さえ決めてしまえば、どこだって何かしらの発見や心が少し動かされるということは、必ずあるものだと思う。

そこには、自分が知らない文化と、生活と、自然がある。それだけで、触れる価値があるものだ。

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【2018お正月 セブ&ボホール旅行記⑤】day4 ほぼほぼボホール島

これまでのセブ旅行記・・・

フィリピンで10番目に大きい島、ボホール

この日はフェリーでボホール島へ移動する予定。ボホール島というのは、セブからフェリーで約2時間のところにある島。

アイランドホッピングのノリで、セブから日帰りでツアーにでも申し込もうかと思っていたのだけれど、ボホールはフィリピンで10番目に大きい島(と、言うと10番かよ!と、いう気がしてしまうけど、なんてったってフィリピンには7,109の島々があるらしい。ちなみに日本は6,852。いやそれも結構多い。)であり、セブ島の次に大きい島。見所も沢山ありそうだし、日帰りで行くのはもったいない。(それにのんびりしたい。)

というわけで、後半の2泊はボホール泊にすることにした。離島となるとすぐにそっちへ行きたくなってしまう性分なのである。多分これは生まれつきの病気だから仕方ない。

もちろん飛行機に乗ればもっといろんな島の選択肢が増えるのだけれど、なんといっても今回の旅のテーマは、コスパ。セブから船で行ける島、そして子どもたちもいるしあまり遠すぎないところにしよう。フェリーで2時間というボホールの距離感は、なんとも絶妙。良い。

ちなみに、ボホールには一応小さな空港があって、フィリピンの首都マニラからは国内線が飛んでいる。だから、ボホールだけを目的地にするのであれば日本ーマニラーボホール、という空の便でも行くことは可能。そしてこの空港がもう直ぐ国際便も受け入れるようになるらしいので、そしたらボホール島に旅行へ行く人が増えるかも、とのこと。

いけるのか、ボホール!動くのか、フェリー!

今回、後半2泊はボホール島のホテルを取っていて、セブのホテルは3泊だけ。もし、何らかの理由で船に乗りそびれたら、後半私たちは宿なしである。と、いう小さな不安は、出発前からちょっとあった。

何度も言うようだけれど、学生の頃はホテルを決めずに飛行機のチケットだけ取ってタイとかカンボジアとか移動できたけど(その頃のブログを読み返してみようかとちょっと思ったりいやこっぱずかしくて読めないよと思ったり)、さすがに子連れとなると、めちゃくちゃ保守的というか怖がりになる。守るべきものがあるということは、人を怖がりにするものだ。

そしてその不安が、見事的中しようとしている。そう、昨日はセブ発の全船欠航命令が出されていたのであーる。

まあ何はともあれお腹は空くので朝ごはんを食べてから(食べる前に聞けばいいものを)、ホテルのコンシェルジュに今日の船は動いているのかどーなのか!と、聞きに行く。(オットが。私は英語全く話せない。)

するとコンシェルジュは、「あ、船なら昨日の午後から動いてるよ!」と、言う。・・・そんなこったろうと思った。なんてったって午後晴れてたしね。南国だしね、ここ。

というわけで急いで荷物をまとめる。どうでもいいけれどもほんっとにパッキングは嫌いだ。ホテルでパッキングだけしてくれる人を雇いたい。3,000円くらい出す。あるのかな、そんなサービス。

現金が、ない。(と困るからこまめに両替しましょう・・・)

ホテルからフェリーターミナルはすごく近くて、Uberにしようかと思っていたけれど、ホテルの人が「フェリーターミナルまでならタクシーでも問題ないよ!」というので、タクシーを呼んでもらうことに。

タクシーの車窓から見たフェリーターミナルまでの道はローカル感たっぷりで、ニワトリが軒下にいたり、上半身裸の子どもたちが遊んでいたりする。こういう景色を見るのがすごく好きだ。

フェリーのチケット売り場に到着してから、現金がほとんどないことに気づく。ホテルはあんまりレート良くないだろうからショッピングモールで両替しようねーって言ってたのに、ホテルに引きこもりすぎてすっかり忘れていた。

ここでこのブログの旅行記にしては珍しくたまには役立つことをお伝えしておくと、セブでは日本のノリでカードを使おうとすると結構困る。ホテルを出ると(ほとんど出ていなかったわけだけれども・・・)使えないところが多い。SMセブという大きなショッピングモールにあるお店でも、使えないところが結構あった。

日本の感覚でいうとここは使えるな、というところでも使えないので、現金はそれなりに準備しておいた方がいいです。もちろん、日本じゃなくて現地両替で!(ドル以外は日本で両替しないほうが良いとおもう)ホテルに引きこもりすぎて忘れないように。ってゆうかひきこもるならホテルでさっさと両替すればいい。

子どもたちと私たちは荷物を持って待つことにして、オットが両替できるところを探しに出かけた。

南国の陽気なおっちゃんと話す

オットが帰ってくるのを待っている間、チケット売り場にいたガードマン?的な(やや強面の)おっちゃんが、子どもたちにいっぱい話しかけてくれる。

チャイニーズ?と、おっちゃんに聞かれて、ジャパニーズだよと言うと、オオ!コンバンハ!と、言ってくれた。

そう、この旅で私は3回くらい、チャイニーズ?と、聞かれた。いやまあ、私がチャイニーズっぽかったのかもしれないけれど(初めて言われたけど)圧倒的に、日本人よりチャイニーズの方が旅行客として多いんじゃないかという感じがした。というか、ほっとんど日本人に会わなかった。

バリとかも、もしかしたら変わってるのかもしれないな。10年くらい前までは、バリへ行くとどこに行っても日本人だらけ!とか、思っていたけれど、そんなこともなくなっているのかもしれない。謎の日本語表記とかなくなっていっちゃうのかもしれない。それはそれでさみしい。

このおっちゃんに「good morningは日本語でコンバンハか?」と英語で聞かれ、「おはようだよ!」という会話をした。この時、「Oh!オハヨウ!」とか話してくれたのが、この旅でほぼ唯一日本語を話した瞬間だった。

それにしても、南国の陽気な人っていい。最高だ。

「どこへ行くんだい?ボホールへ行くの?そうか、あそこにはスモールモンキーがいるよ!お兄ちゃんの手より小さいよ!でも君たちの友達だね!」と、おっちゃんが子どもたちに話しかける。そう、スモールモンキーは友達。

そうこうしていると、オットがようやく両替を終えて戻って来た。「両替所かと思ったらかなり怪しいお店でビビるということを3回くらい繰り返した」と言っていた。おつかれ。だからたまには役に立つことを言っておくと両替はショッピングモールで済ませておきましょう。

ローカルの空気溢るる道を、ターミナルまで

オハヨウのおじちゃんが案内してくれて、無事にチケットを購入する。10:40発のチケット。40分後、ちょうどいいくらい。

両替して気持ちがおっきくなっていたオットが、ビジネスクラスの座席を購入する。ビジネスクラスの座席は一人1,000ペソ。(だいたい2200円弱)オハヨウのおじちゃんも、これだけ荷物があるならビジネスがいいね!と、嬉しそうにしている。ちなみに、普通の席だと半額の500ペソ(だいたい1100円弱)。移動にお金を払うようになるのって、歳を重ねてからのことだとつくづく思う。

チケット売り場から、ターミナルまでは少し歩く。それぞれのスーツケースをコロコロしながら、4人で歩く。バナナをクレープの皮のようなもので巻いたものを売る屋台がある。道は狭くて悪く、荷物がぎっしり入ったグローブトロッターは至極引きづらい。それでも、観光地じゃない、こういうローカルの空気が好きだ。ごきげんになる。

フェリーターミナルは、石垣島のフェリーターミナルに少し似ている。ただ、あそこの50倍くらい混雑している。とにかく混雑している。所々で、盲目の人たちがごきげんにバンド演奏をしている。周りでケアする人たちもおしゃべりしてやたら楽しそうにしている。そしてこれは当然のことだけれど、船はもちろん30分ほど遅れる。

フェリーは、あほほどさぶい。

ターミナルにはまじで信じられないくらいの人がいたけれど(そもそも船の種類と便数がめちゃくちゃ多い)、ビジネスクラスは半分も席が埋まらないくらいで、ゆったりしている。まあ、船自体は年季が入っているし、ビジネスクラスと言っても飛行機のそれとは比べてはいけませんがというかビジネスクラス乗ったことないけど。

隣の列には、アジアの富豪家族(想像)がシッターさんと共に乗っている。シッターさんは3人兄弟の一番小さい男の子にミルクをあげながら、Let it goを歌っている。むすめが反応する。一緒に歌うのはやめなさい。

ところで船があほみたいに寒い。これはあほとしか言いようがない。ストールを巻くだけでは全然足りないので、日本から着ていたacneのモヘアカーディガンを羽織る。それでもやや寒く、下にヒートテックを着込む。いや、ほんと寒い。一人で来ていた韓国人らしきマダムは毛皮のコート着てたよ…。

でもそもそも移動が好きなので、2時間は本を読んでいたらあっという間に過ぎる。船を降りるとき、若いお兄ちゃんが子どもたちが降りるのを、ちょっと遠慮がちに助けてくれる。かわいい。

さていよいよ次回はボホール島!この島は、正直に申しまして私が今まで行った島の中で1、2を争うお気に入りの島になった。ものすごく良いところだった。だから移動だけでまた1話書いてしまうとは思わなかったけれど、続きます、はい。

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【2018お正月 セブ&ボホール旅行記④】day3 ビジネスラウンジフル活用

これまでのセブ旅行記・・・

全船欠航!により予定が中止

3日目、起きたら雨。あーめー。忘れていたけれども今日は1月2日。世はまだお正月気分真っ盛り、の、はず。でも私たちはお正月気分そっちのけでアイランドホッピングへ出ようとしていたのだよ、ホッピング。

昨日の夜のうちに、ツアー会社の人からLINEで、明日の天候により中止や延期の可能性があります、という連絡は来ていた。そう、何度も言うけれどもこの旅行日程の予報は、毎日雷雨。今の所雷雨は一度もないけれど。ハデな花火はあったけど。

セブといえばアイランドホッピング!らしく、離島好きとしては綺麗な海でお魚さんを見るのを楽しみにしていたのだけれど。「フィリピンの海上保安庁(のようなもの)より全船の出航禁止勧告が出ており、本日のツアーは中止となります」との連絡が。全!船!

ラディソンブルホテルのコンシェルジュにも確認してみたら、本当に全船の出航が止まっていると。これ、困るのは今日のアイランドホッピングよりも、明日のボホール島行きの船が出なかった時である。今日はボホール行きの船も止まっているよ!と、コンシェルジュ。ナンテコッタイ。

そして波照間に思いをはせる

数年前、石垣島から小浜島&波照間島へ移動して宿泊するはずだった旅行で、台風で船が止まり結局石垣島&竹富島のみの滞在になったことが頭をかすめる。まああれはあれで楽しかったのだけれど。竹富島に宿泊、というのはいいもんだったし・・。とか考えていたら、そうだ波照間リベンジへ行かねばな、ということを思い出す。行きたい、波照間・・・。南の島でさらに行きたい南の島に思いをはせるって、もうこれはたぶん病気のようなものだと思う。南の島病。私はタヒチでだめになったゴーギャンの気持ちが本当によくわかる。絵は描けないが。

↓ちなみにこれはほんとに名作。読むととりあえず廃人になる危険性がある。

それで結局(もちろん)ホテルにこもる

さて、明日のことは考えても仕方ないので、とりあえずラウンジでコーヒー飲みながら、今日はどうしようかねーと話す。

だいたいそんなこったろうとも思っていたのだけれど、朝食食べたりコンシェルジュと話したりなんだかんだしていたら、雨も止んできた。南国の天気予報は本当にころころ変わる。雨が上がったのなら仕方ない。何をするかというとそれは。

プールでだらだらする。

もう私、ほんとこれなら何日でもやっていられる・・・。一体何日間、ホテルに引きこもれるか一度やってみたい。1週間は間違いなく余裕。本さえあれば2週間くらいいけちゃうんじゃないかと思う。。

何を隠そう、私だけでなくて子どもたち(特に脳内プリンセスの4歳児)も、一日中プールにいても飽きないらしい。本当に一日中ずっと泳いでいる。4歳ともなれば、目の届くプールサイドから見ているだけでも勝手に遊べるようになるから本当にラクだ。ずっと浮き輪のひもを持っていなきゃいけなかったのはついこの間なのに。

チーム男子はSMセブのゲームセンターへ

ラディソンブルホテルのプールは、そんなにめちゃくちゃ広いというわけではないので、小1男子は午後にはいい加減物足りなくなったようで、パパと二人で隣のSMセブへ行くことに。むすめと私は変わらずホテルでまったり。最高である。

ちなみチーム男子はSMモールのゲーセンでエアホッケーをしまくったらしいのだけれど、めちゃくちゃ安くてめちゃくちゃ楽しかったそうです。この二人、ハワイでもゲーセン行ってたけど(日本ではほとんど行ったことないのに)海外のゲーセンへ行くと現地の子どもたちの遊びが垣間見れて面白い!らしい。男子とパパは是非。(私はゲームに興味がなさすぎていかないけれど。)

ラディソンブルのビジネスラウンジ、コスパよし・・・

一日引きこもると決めたので、夜ごはんもホテルのビジネスラウンジで食べることにする。なんせ、全部無料。最高。ほんとコスパよしだわこのホテル・・・(今回のテーマ:コスパ)

軽食だけとはいえ、サラダもお寿司(!)もミニハンバーガーもカレーとナンのようなものもあり、晩御飯にしても十分。おつまみも充実。ピクルス美味しい。

ワインもいくつか種類があって、カクテルも頼めば作ってくれる。カンパリオレンジなんて10年ぶりくらいに飲んだ気がするけれど、なんか美味しくてワインの後にこれをいつも頼んでは本を読んでいた。

みんなほんとに、子どもたちに親切だ

スタッフの方が、大きなテレビのリモコンを子ども達に渡してくれて、好きなチャンネルに変えていいよ!と言ってくれる。

みんな子どもたちにとてつもなく親切。というか、だいたいどこの国へ行っても子どもたちにめちゃくちゃ親切で嫌な思いとかほとんどしないんですけど(ニューヨークだってそうだった)日本でどうもいろいろあるのはなんなんだろう。もちろん親切な人もいーーーーっぱいいるのだけれども。

楽しそうにテレビ見たり本読んだりする子ども達を見ながら、カンパリオレンジ飲んでチャンドラーを読む。スタッフの人たちは程よい距離感で、お酒のお代わりを聞いたり子ども達の相手をしてくれたりする。良いホテル。

さて明日は晴れるのか!無事ボホールに移動できるのか!と、思いながら一日が終わってゆく。(まだまだ続く!たぶん!)

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【2018お正月 セブ&ボホール旅行記③】day2 ラディソンブルのプール&SMセブ

お正月感とは。

翌日は曇り。翌日とはつまり、お正月である。全くもってお正月感のない、セブのお正月。しかしお正月感って一体なんだろう。それってつまり、おせちとお雑煮。これに集約されている気がする。長年の習慣っていうのは、こういうところに表れる。ということは子供達にとっての「お正月」って、どんな感じになっていくのだろう。とか考え始めたらきりがないので、とにかく今年は。

プールを満喫する。

これに限る。

何と言ってもセブシティのど真ん中(…たぶん。)にあるので、ビーチはないわけですが、普通にプールは楽しめます、このホテル。リゾート気分満喫できる。大好物のハンモックもある。もうこれだけ揃えばいいのだ私は・・・。

 

そういえばこの日、朝ごはんを食べている時は大雨。そうだった、今回の旅行、天気予報は「雷雨」であった・・・と、思い出し、さあどうしよう、と、思っていたのだけれど。

朝ごはんを食べ終わる頃には、すっかり雨も上がっていて、天気は曇り。曇りの日の何がいいって、日焼けを気にしなくていいところですよね本当に。自分だけならまだしも、子どもたちに日焼け止め塗ってラッシュガード着せて・・・みたいなことを気にするのがたいそう面倒なのである。

氷とビールと本と私。

リゾートですることといえばもう本当に決まってしまっている。ビールと本。それだけである。だからもう旅行記もほぼ同じになってくる気がする・・。

フィリピンのビールはサンミゲル。プールサイドで頼むと、氷にグラスを入れて持ってきてくれます。そう、氷にビールそ注ぐのです。これが、信じられないくらい美味しい。

そもそも、南国のうっすいビールが好きな私としては、この氷ビールが最高であった。もはや、水。普段、ビールそんなに飲まないのに(え?)南国ではすごく飲めてしまう。不思議なもんだ。

もちろん、今回も、本気で泳ぐ

あとリゾートプールでやることとしては、ゴーグルをつけて、本気で泳ぐ。これも毎度やる。もう、周りの目とか全く気にしない。だいたい、ここに知り合いは一人もいない。気にすることは何もない。うん、たぶん。

Apple Watchがすごくて、つけたまま泳げるのだけれど、勝手に「平泳ぎで500m」とか判断してくれる。手の動きとかでわかるのだろうか。すごすぎる。これがまた、距離を出されると、じゃあ1キロ泳ごう。。。みたいになってくる。

ええ、ここはリゾートプールです。

フィリピンのごはん事情

とにかく外に出るのが億劫になるので(私はどこへ行っても基本的に引きこもりだなほんと。)お昼もプールサイドで。サンドイッチとかハンバーガーとかは基本的になんでもそこそこ美味しい。(昨日の夜も食べた気がするけれど。)

それにしても今回フィリピンでこう言うのばっかり食べていた気がするのだけれど、なんというかアジア料理らしいものがあまりなかった気がする。だいたいアジアの島へ行くと、ナシゴレンっぽいものとか、ガパオっぽいものがどこかしらで食べられるような気がするけど、フィリピンはあまりそういう感じではなかった。どちらかというと、中華料理に近いものが多かったかもしれない。おかげでというかなんというか、香辛料に飽きた!日本料理が恋しい!という感じにもならなかった。

娘が食べているのはハロハロ。謎の色してますけど美味しかった、これも。

外国のスーパーは最高に楽しい

このホテルの素晴らしいところは、隣がSMセブという、めちゃくちゃ大きいショッピングモールになっているところ。ここにスーパーもあればユニクロもあれば(ちなみに高い。)、サン宝石ちっくなむすめのテンションが上がりまくるアクセサリー屋さんもあればフードコートもあればゲームセンターもあればボーリングもある。とにかくなんでもある。

外国のスーパーほど楽しいものはない。プールでひとしきり遊んだ後、小雨も降ってきたのでここへ行くことに。

さすが南国、鮮やかなフルーツがいっぱい。子どもたちは、みかん食べたい!と、言っていたけど。えらい日本風のみかんやな。

立派なドリアンもあった。さすが南国。あ、マンゴーもめちゃくちゃ美味しくて、息子は「宮古島の次に美味しい」と言っていました。そう、宮古島はすごい。(だから親善大使に是非。)

ものすごく食欲をそそらないソーセージ。

味の素は強い。

楽しい・・・スーパー楽しい・・・。

そうだ、アジア旅行の際は、できるだけ早めの日程でスーパーへ行って、だいたいの物価をつかんでおくように、しております。これは学生の頃から。一応。なんせスーパーは裏切らない。スーパー最高。

家族とかお友達用に、ドライマンゴーを購入。だいたい、お土産は現地のスーパーで買います。美味しいものはだいたいスーパーにある。

現地の服が着たい期。

あとは、このモールに、KULATURAという、Tシャツかお洋服が売っているお店があって、そこがなかなか楽しかった。1000円くらいのワンピースを2着と、ストールを購入。息子のキャップも購入。もう、こういう、現地で洋服を調達するのってめちゃくちゃ楽しい。一時期、「日本で買った洋服を着るのが楽しい期」みたいなのがあったのだけれど(なんだその期)、最近はまた「現地の服が着たい期」のようだ。ほんと、なにそれ。

サンミゲル(ビール)を大量に買って、ホテルへ帰る。これもいつものこと。

というわけで、寝る前くらいに、「今日ってお正月やん!!」と、気づく、全くもってお正月感のないお正月が、過ぎてゆく。

セブ旅行記続きはこちら!→【2018お正月 セブ&ボホール旅行記④】day3 ビジネスラウンジフル活用

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【2018お正月 セブ&ボホール旅行記②】day1 ラディソンブルセブで年越し!

セブに行く人はまずUberをダウンロードして行ってください

セブ空港に着くまでで終わってしまった前回の記事。一体どれだけ続くのだろうだなんて不安にならないで!それは私にもわからない!

ところでセブ(そしてマニラ)旅行へ行く人は、全員残らず、Uberのアプリをダウンロードしてクレジットカードまで登録しておいてください。もうこれは、必ずです。全員残らずです。

なぜなら、フィリピン、特にマニラの人たちは驚くべきいい加減さです。(いやそうじゃない人ももちろんいるのだろうけれども。)あれはてきとうでなくいい加減。そういう国でタクシーに乗るとろくなことにならない。

私もうアジアのいい加減な島のタクシーでろくなことにならなかったエピソードを挙げると本当に本書けるんじゃないのってくらいろくなことがないのだけれど、今回Uberではろくでもないことは一度もなかった。全て、料金通り、希望通りの場所に連れて行ってくれた。奇跡!これを奇跡と呼ばずしてなんと呼ぶ!

と、いうわけで、全力でUberダウンロードして行ってください。やっぱり全部アプリにすればいい。(前回記事参照)あと、日本でもさっさとUberを安く使えるようにしてほしい。

歩行者が自由でアジアっぽい、セブ

そういったわけで、セブマクタン空港からホテルまではUberで移動。空港のWi-Fiが繋がっているうちになんとか手配。思うのだけれど、Uberのためだけにでも、ポケットWi-Fiレンタルした方が良いかもしれない。なんせ、Wi-Fiが使えなくてマニラで一度だけタクシー乗ったら、やはりろくなことにならなかったから。裏切らないわ、タクシーは、ほんと。(あ、でも、セブ&ボホールで乗ったタクシーは大丈夫でした)

セブの道は、驚くほど歩行者信号というものがなくて、歩行者はみんな勇敢に道路を横断していた。アジアっぽい・・。あと、信号待ちをしていると、車窓ごしにお水や飲み物を売りに来る人がいて、アジアだわ・・・と、思った。異国へ来たのだなあ、と、感じる。たくましいな、この国の人たちは。

セブはものっすごい渋滞するよと聞いていたけれど(あれはマニラのことだったっけかな)、大晦日の19時台では、結構スムーズに、セブでの宿泊ホテル、ラディソンブルセブに到着。

セブシティならラディソンブルはおすすめ!

セブのいわゆるビーチリゾートは、空港のあるマクタン島にあるのだけれど、そもそも今回旅行へ行こう!と、決めたタイミングがギリギリで、マクタン島の良さそげなホテルがあんまり空いていなかったのと、後半はフェリーでボホール島へ移動することにしていたので、フェリーターミナルに近いホテルにしたかった、というわけで、今回はセブシティにあるラディソンブルに宿泊することに。

でも結果的に、ここはすごくよかった。プールもちゃんとしていて、街中でもリゾート気分も味わえる。かなり大型ホテルなので、設備は何ら問題ない。隣が大型ショッピングモールのSMシティセブでめっちゃ便利、そして、大型でちゃんとしたホテルにしてはリーズナブル。(なんせ今回のテーマは、コスパ。)

あと、今回はビジネススイートに宿泊したのだけれど、ビジネスクラス以上で使えるラウンジが朝昼晩と軽食が出て、夜はアルコールも飲み放題ときて、これが最高に素晴らしかった。ビジネスクラスといっても、3泊くらいだと1部屋あたり1、2万円アップくらいなので、全力でそちらにした方が良いです。

家族四人、セブで観る、紅白

大晦日の20時くらいにチェックアウトを終えても、隣のショッピングモール含め空いている近所のお店はなさそうだったので、この日はルームサービスをとることに。サンドイッチ、ハンバーガー、フォーの3つを作るのに、45分くらいかかる、と言われる。そして実際の所、90分後に到着する。「セブではなんでも倍の時間見積もろう。」と、学ぶ。

そして何を隠そう、ホテルのテレビはNHKが映る!すなわち紅白が見られる!!

と、いうわけで、ルームサービスをだらだら食べながら(極太麺のフォーが美味しかった)、サンミゲルビールを飲みながら、紅白にやいのやいのつっこみながら過ごすセブでの大晦日。悪くない。

セブと日本は時差が1時間あるので、紅白が終わり、ゆく年くる年が始まっても、セブではまだ23時。この時点で子どもたちはまだ起きていたのだけれどオットが爆睡していたので(おい)叩き起こし(おい)さっとシャワーを浴び、フロントロビーで行われていたカウントダウンパーティーを覗きに行くことに。

フロントロビーでのカウントダウンパーリー

フロント階でエレベーターが開くと、もんのすごい爆音。完全に、クラブと化しているロビー。なんせ、実家とかおばーちゃんちとかでしか年越しをしたことがなかった身としては(東京で年越しをしたこともない、そういえば。)軽くカルチャーショック。年越しって、こんなにハデなものなのか。

到着した時点でカウントダウンは始まっていたのだけれど、その時点ではもちろんさらにカウントダウンは進み、謎の帽子をかぶったパーティーピーポーがやたらいて、ものすごい盛り上がり。ホテルの人たちももはや仕事そっちのけで、みんなで写真を撮りあったりしている。パーリーである。

なんせパーリー感がすごいので、子どもたち大丈夫かな、と思って視線を下げると、やたら楽しそうなむすめ(4)の姿。脳内プリンセスは、パーリーと名のつくものは何でも好きなのである。

明けたよ!年!ちょうめでたいよおめでとう!!!!

カウントダウンが最大の盛り上がりを見せ、年が明けた瞬間、これまたえらいど派手な花火がホテルから上がる。こちらの花火は、なんというか日本のように華やかさの中に儚く消えゆく美しさを感じさせるような花火ではなく、とにかく、「明けたよ!年!ちょうめでたいよおめでとう!!!!!!!」という、喜びに満ち溢れたものであった。

オットと子どもたちとハイタッチをし(パーリーといえばハイタッチである)鳴り止まない爆音を後にし、お部屋に戻って窓の外を見ると、島のあちこちで花火が上がっていた。息子がざっと数えただけで17箇所から上がっていたのだけれど、多分それどころじゃない数の場所から打ち上がっていた。もうみんな勝手に上げている、という感じであった。「明けたよ!年!ちょうめでたいよおめでとう!!!!!!」と、みんな言っているのだ、たぶん。

セブの年越しでは花火がめっちゃ上がる。これは、34年間生きてきて初めて知った事実である。

世界の年越しって、全然よく知らなかったな、セブで花火が上がることを知った私は大人だ、と、私は思った。

知らないことはたくさんある

ところが翌日、CNNのニュースを見たオットがものすごい勢いで私を叩きおこし、「ちょっと!今世界の年越しの瞬間をテレビでやってたんだけどさ!香港の年越しさ・・・!セブどころじゃない花火が上がってる、もう空見えないくらい。セブでびびってる場合じゃないよ俺ら。」と、言っていた。

なんなの、年越し花火ってそんなにスタンダードなものなのか。

もしかして渋谷のど真ん中でも上がってるのか花火?それも知らないだけなのかもしれない。

セブ旅行記、続きはこちら→【2018お正月 セブ&ボホール旅行記③】day2 ラディソンブルのプール&SMセブ

【2018お正月 セブ&ボホール旅行記①】day1 成田〜セブ!ラウンジ問題解決の巻

色んな「すべき」を取っ払ってゆく

初めての海外で年越し。ここ数年、私の中から「〜であるべき」というのがかなり高速で取っ払われてきており、「年越しは実家ですべき!」というこの「べき」も取り払ってみた。「べき」の取っ払い、なんだか肩の荷が降りるのでいろいろおすすめです。(別に実家の年越しが嫌なわけでは全くないけれど、実家に行くのはお正月じゃなくてもいいよね、という。)

そんなわけで年越しセブ旅行、いつもより少しアクティブだった・・・気も・・しなくも・・ない、ので記憶をキロク。

行き先を「セブ」にした理由それは。

ところで今回行き先をセブにしたのは、「あらゆるビーチリゾートを比較検討した結果、航空券滞在費含め、一番セブがコスパに優れていた」からです。それに他ならない。うむ。お正月でもそんなにバカ高くならなかったです、セブ。

ちなみに「比較検討」は、航空券は全部、スカイスキャナーで一発検索、ホテルはトリップアドバイザーであたりをつけて、googleのホテル空室検索(みたいなやつ。)(トリップアドバイザーがたまに空室ちゃんと反映されてなかったりするから。)全くもって便利な世の中だ。この辺りの検索術は私めっちゃ自信があるので(あらゆる手続きが苦手な割に、旅行手配は学生時代からの大の趣味である)何かわからないことがあればいつでもご相談ください。(だれ。)

学生の頃は「ABロード」の雑誌がちゃんとあって、それとにらめっこして安い航空券とホテルのセットを探したものだけれど。しかしこうなってくると、旅行代理店の仕事はほんともう「チケットとホテルの手配」じゃ意味なくなってくる。(旅行代理店使ったことないけど。)いや、でもやっぱり私が「あらゆる手続き周りが嫌い」なのと同じく、旅行のあらゆる手続き周りが嫌な人もいるのか。そしたら私代理業やります。いつでもご相談ください。(だれ。)

リムジンバスで成田へ

今回は、帰りの到着を関空にしていたので、久々に車ではなくリムジンバスで成田へ向かう。バス乗り場で少しだけ雪が降り始めて、子どもたちはおおはしゃぎ。ここから5時間ほど移動すれば、暑いところへ行けるというのは、なんだか不思議な感じがする。

どれくらい暑いのだろうかと天気予報を調べてみると、明日からのセブの天気はなんと雷雨。滞在中、基本的にずっと雨予報。乾季じゃなかったっけ!と、思いながら、まあここまできたら仕方がない、インフルやら溶連菌やら胃腸炎やらに子どもたちが立て続けにやられた12月、それでもみんな元気に出発できただけでもほぼ奇跡である。

ちなみに都内から成田までは、今1000円前後でいけるリムジンバス(「東京シャトル」とか「THEアクセス成田」とか)が出ているのでこれが安くて便利。本数も結構たくさんあるし、電車で行くより何かと楽です。

とはいえ、重い荷物を抱えてタクシーでバス乗り場へ行き、バスに乗り、成田へ向かう、というのはそれでもそれなりに大変なので、車がある人はやっぱり車が一番便利。成田近くに駐車場が山ほどあって(そこからは駐車場の気のいいおっちゃんが車で成田まで送ってくれる)、羽田周りほど駐車料金も高くないのでおすすめです。

成田のユニクロには魔物がいる。(おおげさ)

昨日のうちに家族4人でフライング年越し蕎麦を食べておいた。年内最後のラン納めもした。日本で思い残すことはない、たぶん。と、バスに揺られながら考える。むすめが、「トイレいきたい・・・」と、言い出すが、気のせいだよ、ということにする。

運良く、むすめは寝てくれたので(お願い忘れてトイレ行きたいこと)無事に成田に到着。オットがユニクロにパンツ買いに行きたい。というので、私はむすめとトイレへ向かう。なんの話。でも、なんか、空港のユニクロって寄りたくなる。空港のユニクロでブラトップ買った回数、数え切れない。いやほんと、なんでだろあれ。

ANAのスーパーフライヤーズメンバーは第2ターミナルでどのラウンジに行けばいいのか問題

一昨年、オットが週一の大阪出張をせっせと飛行機で行ってくれたため、仕組みはよくわからないのだけれども空港のANAラウンジが使えるようになった。オットグッジョブ。「伊丹空港のことなら隅々までわかるから俺になんでも聞いて。」と豪語していた。それはいらない。

ところで、航空券ももちろんスカイスキャナーで一番安かったものを選び、それがたまたまフィリピン航空だったわけですが、フィリピン航空はANAとの共同運航なのでラウンジが使えるわーい。と、思いきや、フィリピン航空って成田の第2ターミナルなのである。ANAは第1ターミナルなのである。こういう場合どーなるの!と、思いませんか、そうですか。

ラウンジカードって何。

どーなるの!と、思って、オットがANAに問い合わせたところ(ネットで調べてもさっぱりわからなかったので。)、第2ターミナルにある、アメリカン航空「Admirals Club」をどーぞ、とのことでした。けどこれを使うには、「ラウンジカード」が必要。なに、ラウンジカードって。

親会員(というのか?)の、オットは毎年1回、自動で送られてくるのだけれど、家族会員の私は、ANAに連絡して発行してもらわなきゃいけないらしい、ラウンジカード。あらゆるカード類は全てアプリにまとめるべきである、が持論の(たった今持論にしたけど)私としては、なんでわざわざカード発行しなきゃいけないのだ!と、思っていたら、カードが間に合わない場合は、ANAマイレージクラブのアプリをダウンロードしていただいてQRコードを発行していただければ大丈夫です、とのこと。うむ、それでいい。全てアプリで統一すれば良い。

でも日本はまだしも、外国のカウンターで、アプリのQRコードでもいいよって言われたよ!という交渉ができる自信はないので、今回の旅行には間に合わなかったけれど、今後のためにラウンジカードも発行しておきました。スーパーフライヤーズメンバーのみなさま、海外へお出かけの際は是非ラウンジカード発行をお忘れなく。(知ってましたか・・・)

Admirals Clubのラウンジはたいへん広々として空いていて、軽食も結構美味しくて、ケーキもアメリカにありがちなあっまいやつではなくてそれなりに美味しくて、居心地良かったです。

リキュールも置いてあったからベイリーズミルクとか作ってしまった。学生ぶりくらいに飲んだ気がするよ、ベイリーズミルク。

旅行の移動時間が、好きだ

パッキングはとにかくものすごく嫌いなのだけれど(うまくできた試しがない)、やっぱり空港までの道中とか、ラウンジのわくわく感とか、空港の雰囲気とか、移動に付随する空気感はすごく好きだ。飛行機に乗ってる時間も楽しい。移動が苦にならへんのよなあ私は。基本的に。まあ、疲れるけれども。

セブまでは片道5時間ちょっと、あっという間に到着。ただ、行きの便は備え付けのモニターがなくて、お手持ちのスマホやタブレットにアプリをダウンロードして映画とか見てください、という方式。現代風・・・。さっきなんでもアプリがいいって言ったけど、やっぱり飛行機のモニターは欲しい。前言撤回。

でもモニターがなくても、子どもたちはずっと塗り絵と迷路で遊んでいて、まあほんとうに手がかからなくなったもんだ、と相変わらずしみじみ思う。こうなると、あとはいつまで一緒に旅行へ行ってくれるのだろーか・・・と、気になってくる。まあ、ないものねだりばかりだ、子育ては。

そしてそこそこ肌寒い、冬のセブの夜

当然のように出発は遅れたのだけれど(南の島に行く飛行機ってどうして大体遅れるのだろうか。)予定よりちょっと早い、19時前にセブ空港には到着。

車で空港に行く時は、重たいコートは車に置いてきてしまうのだけれど、なんせ今回はバスで空港まで行ったため、コートをセブまで持っていく必要がある。というわけで、できるだけ荷物にならないアウターとして、アクネのロングカーディガンを羽織っていきました。(これが後々めっちゃ役に立つ・・・それは追って。)

空港で、暑いー!と言いながら、羽織りや靴下を脱ぐ瞬間がすごく好き。なのだけれど、夜のセブは、そこそこ肌寒かった。私の大好きなあの、空港を降り立った瞬間のモワッとしたアジアの空気はどこに・・・(大丈夫か天気・・・)と、思いつつ、今年最初の珍道中が始まります。続く!多分!

・・・続いたよ→【2018お正月 セブ&ボホール旅行記②】day1 ラディソンブルセブで年越し!

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お母さんも好きな服を着て、日々を楽しめるように!

節目感がないお正月でしたがおめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

今年は年越しに海外逃亡を企てたため(それは本当に多分いろんな雑音からの逃亡・・・)、全くもってお正月がありませんでしたが(しかもさ会社辞めたら納会とか仕事納めとか仕事始めとかがなくて、ほんと、節目感がない。)今年も一つよろしくお願いします。

さて、新年一つ目のブログですが、6回にわたってお届けしたMegさんインタビューを終えて思ったこと、を、つらつら書いていこうかと思います。

洋服の話を、きっと誰かと思いっきりしたかった

ファッション業界にいたわけではないし、仕事で関わったことも1ミリくらいしかない。でもやっぱり、洋服が好きだなあということを、Megさんとお話しながら、すごく思った。誰かと、洋服の話をするのはすごく楽しかった。あー、こういう話したかったんだなあ、と、しみじみ思った。

当たり前だけれど、洋服には安いものも高いものもある。そして、高いものにはきちんと理由がある。でも、ファストファッションがこれだけ増えて、高級メゾンの洋服とそっくりなものが安価で手に入るようにもなった。それを簡単に否定するわけじゃないけれど(いや、そっくりなものを作ってしまうのはどうかとは思うけれど)、ただ、「あえて高いものを選ぶ」理由が、少し曖昧になってきたような気がしていた。

そして私自身も、生活が変わり、家族ができて、お母さんになった。「お母さんなのに、自分の洋服にお金をかけるなんて。」と、いうようなことを、遠回しに言われたこともあった。(あるのです、そういうことがほんとうに。)

だけどMegさんと話していて、単純にものすごく楽しかった。あーやっぱり好きでよかった、と思った。そして、ずっと好きでいてよかった、と。

何を大切にするのか、は、人それぞれの基準がある。当然のことだけれど、洋服にかけられるお金だってそれぞれだ。でも私がずっと仕事をしたいと思う根っこには、好きな洋服を着たい、という思いがある気がする。それは、高校生のバイトの頃から、変わらない。お金がなさすぎた若い頃から今まで、なんやかんやで、洋服を一つのモチベーションにして生きてきた。それは自分にとって、すごく大切なことだ。そう心から思えた。

自分でしっかり選ぶこと

一方で、やっぱり消費されていくファッションを目の前にすると、「しっかり選ぶ」ことが大切だなあとも、思う。好きだからこそ、あまりに手当たり次第、「流行り物」に手を出していたくもないな、と。その時の気分でで欲しいものも実際あるから、その辺りのバランスって、すごく難しいのだけれど。

それが「流行り物」でよく目にするから欲しいのか、本当に自分が欲しいのか。その境目って、結構曖昧で分かりづらい。こんな、何十年もずっと服のこと考え続けてて、未だ分からなかったりするのだから。

でも、こういうことを、私はいつも考えている気がするのだけれど、(ほんとなんで私はいつもこんなにファッションのことを色々考えてしまうのだろうか。)ちょっと最近、悩むのにも慣れてきたかも、と、思う。というか、まあ、そういうのって悩んじゃうもんだよね、別に悩んだっていいよね、と、思えるようになってきた。好きなのだから仕方ない。・・・恋か。

たくさん考えた時間は、後から懐かしいと思えるという意味だけにおいても大切(かもしれない)

何事もそうで、私の理想は「てきとうにゆるく生きる」ことだけれど、ついつい考えすぎてしまうことがよくある。なんで、タモリさんのように受け流せないのだろうと思うことがよくある。サラリーマンを辞めたというのに、なぜまだ色々考えているのだろう、と。

でも、それはきっと、必要なことなのだ。考えても仕方のないことなのだけれども、あーいうこといっぱい考えていたなあ、と、思えること、その考えた時間は、もしかしたら、後から懐かしいと思えるいう意味だけにおいても大事なことなのだ、たぶん。

悩みながらも、少しずつ、変化してきた気はする。好きなものを纏う。それが流行りであろうが、そうでなかろうが、気分であろうが、とにかく好きなものを纏う。それが、自分の気分を確実に上げてくれるのであれば、それでいいじゃないか、と思えるようにはなってきた。

お母さんだって好きな服を着ていい。軽やかに、自分の日々を楽しんでいけるように。

お母さんだって、好きな服を着ていい。自分のお金くらいは、好きなことに使っていい。やっぱり私はそう思う。もっともっと、女性が(男性ももちろん。)軽やかに、自分の日々を、人生を、楽しんでいけるといいなと思う。そして私は、そういう空気を、作っていきたいなと思う。

やっぱり、私は洋服が好きで、それは、自分のベースになっている。それは、誰かにとっての音楽や、車や、バイクや、映画や、漫画と同じように。そういう好きなものがあるって、いいもんだな、と、思う。これにはお金をかけたい、というものが、一つくらいあるって、幸せなことだなあと。

2018年、いろいろ迷い戸惑いながらも、できるだけ肩の力を抜いて、好きなことをして!前に進んでいきたいと思います。

今年もよろしくお願いします!

まずは明日以降、セブ旅行記からアップする!予定!です!

「Swell Vintage」オーナーMegさん⑥ー好きなものを纏うということ

店舗を持たないウェブ上でのヴィンテージショップ「Swell Vintage」(以下SV)を営むMegさん。そのインスタからは、Megさんご本人のぶれないセンスも伝わってきます。このMegさんのセンスの秘密は何なのか。それが知りたくて、今回取材をお願いしました。

実際に会ってみたMegさんは、とても気さくで話しやすくて、そしてやっぱり一つのしっかりとした芯があって。そのセンスはもちろん、お人柄含めてますます好きになってしまいました。すごく良いお話がたくさん聞けたので、ぜひ読んでみてください。じっくり全6話でお届けします。

前回は、お仕事をする上でのご家族の支えのお話を伺いました。最終回は、Megさんが影響を受けたお母さんの話、そしてMegさんにとってお仕事とは、というお話です。

洋服が好きなのは、おしゃれなお母さんの影響も

まい: Megさんが、ご自身が影響を受けたものとか、人とかってありますか?

Megさん: 私、誰かに憧れを抱くってことがほとんどなくて。誰かを目指してるものとかもなくて。でも、多分服が好きなのって、やっぱり親の影響なのかなって。

ちっちゃい時に、キャラクターのキラキラしたピンクの靴がすごい欲しかったんだけど、母が絶対買ってくれなかったんです。

今でも忘れないんだけど、イトーヨーカドーの靴売り場で座り込んで泣いてる時に、うちの母が「絶対イヤだからこんなの買うの!」って言ってて、父が「買ってやれよ、もうすぐおっきくなって履けなくなっちゃうんだから、いいじゃん」って言ってて。でも母は「絶対イヤなの!」って。すごく覚えてるの(笑)

まい: (笑)

Megさん: うちの母はすっごいこだわりのある人で、ピンクとか着たいのに、絶対着せてくれなくて。茶色とかそんな色ばかりで。

でも、今になって、写真を見てると、ほんと可愛く着せてもらってるんです。やっぱり、そういうのが身近にあって、それで今があるのかな、っていう感じはする。

家に母が読むファッション雑誌も普通にあって。「なんかすごいかわいい服着てるな、お母さん、いいな」って、子供ながらに思ってたんです。その影響がやっぱり大きいのかな。

まい: おしゃれな方なんだ。今でもそうなんですか?

Megさん: 今でも服にはすごいこだわってて、古着も結構着たりとかしてて。あと私が週末にイベントが入ってる時は、母が家の手伝いに来てくれることもよくあるんだけど、着ていくものとかは母にも相談してます。色合いが暗いからこっちがいいんじゃないとか言ってくれて。そういうのもしょっちゅうやってるから、母の影響は大きいかな。

雑誌はあえて見ない。古い昔のスナップからインスピレーションを受ける

Megさん: あとは、芸能人とかじゃない、無名に近い方の、結構昔のスナップとかは、すごくよく見ます。

ネットの、そういうのをストックしてるサイトがあって、ピンタレストとか。そこに画像がどんどん出てくるから、それを見てて、今度こういうの組み合わせようかなーとかこれかわいいなーとか、考えてる。

まい: そこから、なんかこう、ご自身のお洋服のインスピレーションとか買い付けのイメージが湧いてきたり?

Megさん: うん。私、雑誌とか流行速報とか一切見ないんです。それに感化されたくなくて。

まい: もう、すごいわかる。

Megさん: その時その時で自分が気になってるものとかを手にしたいから、今年の流行色はとかは見ないようにしてて。

まい: それはあえて見ないように?

Megさん: そうそう。

まい: 流行に関係なく、やっぱり70年代が好き?

Megさん: うん、70年代が好き。でも今の歳でそれやるときつくて(笑)こないだのイベントの時もファーの帽子かぶってたら、うちの旦那が、「ここでやるのはいいけど、どっか違うとこ行ったら、ほんとイタいよ」って言ってて(笑)でも好きだからしょうがないんですよね。

まい: いやいや!(笑)すごくお似合いでしたよ!

好きなものを、着たいから着る。

まい: 小学校に行く用事がある時とかは?

Megさん: うん、もう、普通でいく。

まい: (笑)

Megさん: 極力普通にしてこうと思って。超地味ー!っていうので、ちょうどいいから。

まい: 超地味(笑)

Megさん: もうそれで行こうと思って、それで行ってる(笑)

まい: ほんと難しい、小学校!(笑)でも、なんだろう、今までも、人の目とかはそんなに気にしない方なんですか?

Megさん: うん、しない。好き放題やってきた人だから。

まい: 今までもそんな感じ?人に言われても、自分の好きなものを着る。

Megさん: うん、好きなものを着たいから着る、という感じです。子供が出来てからかな、気にするようになったのは。さすがに、お前んちのお母さんちょっと変だよね、みたいな話になるとね、かわいそうだから。そこはちょっと気にするけど、それまでは全然気にしてこなかった。本当に好きなのを着てました。

「人と同じ」はしたくない

まい: それは、お洋服以外でも、好きなことを貫く、というのはずっと?

Megさん: うん、そうだし、私多分天邪鬼で、人と同じことをしたくないっていうのがずっとあって。人が白を着るなら私は黒を着るみたいな感じで、なんか世間の波からいつも逆らってた。あと若い時は、流行の波に一番先に乗れることをめざしてた!後乗りがイヤで(笑)

まい: はいはい(笑)

Megさん: 「なんか変じゃない、めぐちゃんが着てるのー!」って言われて、「これから流行るよー」と言って。その何ヶ月後かに、「ほらみんな着てる!」って言う、そんな人だった(笑)

まい: その感じわかる(笑)その上で、今は、流行はあえて見ないようにして、自分のセンスで選ぶ、という。

Megさん:うんうん、そう、そう。今までの集大成というか、そういう中で残ったものを、気分で選んで着てるんだと思う。

まい: うんうん。なんか見えてきた感じがします。

仕事は、すべての活力源

まい: 最後に、Megさんにとって、お仕事ってなんですか?

Megさん:すごいありきたりだけど、活力源とか、そんな感じです、一言で言ってしまうと。それがあって、すべてがこう、順調に走れるっていうか。そんな感じかな。

まい: うんうん。本当に好きなことですもんね。好きなことを仕事にしてる。そっか。子育てしながら仕事をしていこうというのはずっと思っていたこと?

Megさん:  結婚する前は、仕事が辛かったから、結婚して子供産んだら、仕事は辞めようって思ってたんですけど、いざそうなった時に、恐怖感というか、すごい離れ小島に残っちゃって、どうしよう、という感じがあって。だから私の場合は、なんか仕事やらなきゃな、っていう感じがあったかな。

まい: でもそれがね、ちゃんと形になって、続けてこられたっていうのがすごい。私がなんだかすごい勇気づけられました。ありがとうございます。

編集後記

すごい、ほんとに素敵な人だ、と、帰り道ワクワクしていた。

多分、物心ついた時からずっと、私は洋服が好きだった。でも、ずっと、なんというかファッション雑誌のキラキラした世界観が苦手で、洋服が好きな自分って一体なんだんだろう、ファッションってなんなんだろう、これは少し、浅はかな世界だったりするのかな、と、どこかでずっと思っていた。

でも今回Megさんにお会いして、たくさんお話して、心の底から、やっぱりファッションって最高だ、大好きだ、と思った。きっと、Megさんが、ほんとうの、本物の、ファッション好きの人だからだと思う。ものすごく純粋な、そして凛とした、Megさんの芯に触れて、洋服やファシッションの力みたいなものを、すごく感じた。ずっと、洋服を好きでいてよかったと、心底思った。

好きなものを、着る。

それは、簡単なようでいて、難しい。

でも、窮屈だった世界が今、少しずつ開かれていくのを感じるように、洋服も、肩肘張らず、もっともっと好きなものを纏えるようになっていきたい。

それはきっと、自分の世界を豊かにしてくれる。そして、好きなものを纏うことは、心を伸びやかにしてくれる。ファッションってきっと、そういうものだ。

まい

 

Profile

Meg: 独自のセンスで、2013年に「Swell Vintage」をスタート。ショップで販売するものは全て、自らハワイやLAから買い付ける。インスタグラムの世界観も人気で、フォロワー数は2017年12月現在で1.9万人。

「Swell Vintage」オーナーMegさん⑤ー大好きな仕事と、家族の支え

店舗を持たないウェブ上でのヴィンテージショップ「Swell Vintage」(以下SV)を営むMegさん。そのインスタからは、Megさんご本人のぶれないセンスも伝わってきます。このMegさんのセンスの秘密は何なのか。それが知りたくて、今回取材をお願いしました。

実際に会ってみたMegさんは、とても気さくで話しやすくて、そしてやっぱり一つのしっかりとした芯があって。そのセンスはもちろん、お人柄含めてますます好きになってしまいました。すごく良いお話がたくさん聞けたので、ぜひ読んでみてください。じっくり全6話でお届けします。

前回は、買い付けのこだわり、そして、インスタグラムのお話を伺いました。今回は、プライベートのこと、ご家族のことも伺います。

それでも好きなことをやっているから、今がいい。

まい: それでもなんだろう、前は会社員をされていて、ある程度、守られた立場でもあって。でも今は一人で、そういう大変なこととかも自分で処理しなくちゃいけない。どっちが大変とかしんどいとかありますか?それでも今の方がいい?

Megさん: それはもう断然、今の方がいいです。結局、好きなことをやってるから。やっぱり会社員の時は、やらされてるっていう仕事もあったし、そこは大きな違いですよね。

まい: やっぱそうですよね(深く深く頷く)

自分で色んなことを処理しなくちゃいけないとしても、やっぱり好きなことをやってるから。大変だなと思うことがあっても乗り越えられるのは、好きなことをしているから。

Megさん: うんうん。会社にいた時は、なんでこんなことしなきゃいけなんだろうっていうのが何かしらあって。それが今ないというのはやっぱりすごく大きい。

あ、でも、接客するのははすごい好きだったんですけど。

まい: あ、それ、私この前お店に行った時すごく思って。やっぱりこう、話していて、すごく人当たりがいいというか。接客の仕事されてたのかなって思ったんですよね。

Megさん: 受付で接客の仕事はしてたけど、モノを介しての接客は初めてで、未だによくわからないとこも多くて。これで合ってるのかな、といつも思いながら…。

まい: ほんと?(笑) すごいお話しやすかったです。

Megさん: ほんとに?(笑) 私、見た目が多分敬遠されがちキャラで。怒ってる?いやいや怒ってませんよ!みたいな感じがすごい多くって(笑)

まい: そこから入るからかな(笑)

Megさん:何か、近寄りがたい、ツンとしてそう、という風に見られて。全然違うのに(笑)

仕事を認めてくれた、旦那さんのサポート

まい: プライベートのことなんですけど、先ほど、今の生活を守るために、これ以上店舗を持ったりとかは今の所考えてないというお話も伺いましたが、お母さんや家庭と仕事との両立で、こういうとこは気にしてるとか、ここは大変だとか、ありますか?

Megさん: うちは、旦那の方のおばあちゃん(義母)が一緒に住んでて、「行っておいで、頑張っておいで」っていつも言ってくれてて。子供迎えに行ってくれたりとか、一緒に待ってくれたりとか、宿題の面倒見てくれたりとかしてくれていて、助かってます。

あと、旦那のサポートもやっぱりすごくあって。だからこそやれてる部分は多いと思う。

まい: 旦那さんも同じようなお仕事なんですか?

Megさん: ううん、旦那は全然違って、広告業界なんだけど。

まい: 出た!激務!私も同業だったので…(笑)

Megさん: そう、激務(笑) でも、やっぱり仕事的に共通する部分はすごくあって。例えばポップアップの時にレイアウトを考えてくれたり、すごい協力的で。

まい: うんうん、仕事以外の場所で、自分のやりたいことができるってすごく楽しいですもんね。

Megさん: それにすごく助けられてます。こないだのLAの買い付けの時も、すごい細かく地図とか作ってくれて。このお店はこの時間からこの時間までは開いてるから、こうやって回ればいいとか、全部google mapに入れてくれて。

まい: すごい!それは頼もしい!

Megさん: 私が最初にSVを始めた頃は、なんていうんだろう、主婦の趣味の延長みたいに思ってたのか、夜中まで作業したりしてるのも、何やってんだみたいに思われたりもしてたと思うんですけど。

でも、周りから、奥さんすごいですね、奥さんのお店で買いました!みたいなことを、ちらほら言われるようになって、そしたらちょっと見る目が変わってきたというか、認めてくれるようになった感じがあって。そこからの理解力とかサポートがほんとに大きくて。あーなんか、この人と結婚した理由はここだったんだーって、腑に落ちた感じがすごいあります。

まい: あーそれはすごい嬉しいですよね。旦那さんがお仕事を理解してくれたり、応援してくれたりってすごい嬉しい。あと、私もなんだけど、夫と仕事の話するのってすごい楽しいんですよね。

Megさん: そうそう。まいさんとこもそうだと思うんだけど、向こうはすごい論理的だから。

まい: そうそう!それがキーってなることもよくあるけど!(笑)

Megさん: そうそう(笑)でも、私がやっぱり感覚の人だから、そこのバランスがいいんですよね。そこは感謝してる。

お母さんと仕事との両立の悩み

息子さんと♡(写真提供:Megさん)

Megさん:けどやっぱり、息子は寂しそうなんですよね。なんかやっぱり、無理してるのもわかるから。子どものそういう表情を一瞬見てしまうと、何かね。

まい: あーもう、みんなが思うとこですよね、そこはね。

Megさん: 宿題も多いし、いつもちゃんとは見れない分、言いたいことがいっぱいあって…、結局ガミガミしちゃって。でも、本当は優しくしたいんだよー!って。

まい: うんうん。

Megさん: そういうのが結構あって、それが常に自分を苦しめてる気がします。いいのかなーこれでって。

まい: うん、短い時間でね、どうやって伝えればいいのかって。

Megさん: そうそう。でも結局怒ってるっていうね。やりなさい!って言ってる。自分がやだなーって思う。でもしょうがないのかなとも思うんですけど。

まい: わかるなー。でもこれ、私自分でいつも言っちゃってるんですけど、好きな仕事をしてるお母さんを見て育って欲しいなと思ってて。

Megさん: そう!そうだよね。

まい: なんか、ずっと一緒にはいられないけど、でも、大人っていいなって、最終的に思ってくれればそれでいいのかなって。

Megさん: うんうん。ほんとに。

子育てと仕事の両立に悩むのは、Megさんも同じ。でも、ご家族の支えがあって、大好きなお仕事を続けていける、とも。次回、最終回では、そんなMegさんにとってのお仕事とは、というお話も伺います。

Profile

Meg: 独自のセンスで、2013年に「Swell Vintage」をスタート。ショップで販売するものは全て、自らハワイやLAから買い付ける。インスタグラムの世界観も人気で、フォロワー数は2017年12月現在で1.9万人。

「Swell Vintage」オーナーMegさん④ー買い付けるものは、自分が着たいもの

店舗を持たないウェブ上でのヴィンテージショップ「Swell Vintage」(以下SV)を営むMegさん。そのインスタからは、Megさんご本人のぶれないセンスも伝わってきます。このMegさんのセンスの秘密は何なのか。それが知りたくて、今回取材をお願いしました。

実際に会ってみたMegさんは、とても気さくで話しやすくて、そしてやっぱり一つのしっかりとした芯があって。そのセンスはもちろん、お人柄含めてますます好きになってしまいました。すごく良いお話がたくさん聞けたので、ぜひ読んでみてください。じっくり全6話でお届けします。

前回は、いろんな流行を目の前で見てきたことが、今につながっている、というお話を伺いました。今回は、買い付けのこと、そして素敵な世界観のインスタグラムについて伺います。

「売れるもの」ではなくて「着たいもの」を買い付ける

まい: お洋服を買い付ける時に、こういうところは大事にしてるとかはありますか?

Megさん: 結局やっぱり、自分が着たいか着たくないかで決めていて。売れるか売れないかということでなく、着たいか着たくないかを大事にしています。

一度ね、「売れるもの」っていうのを意識して買い付けてみたことがあったんだけど、売れないんです。やっぱりお客様を下に見るような買い付けはしちゃいけないなと思って。いや、決して下になんかは見ていないんだけど、スタンスとして、そういう意味での商売っ気を出しちゃいけないなって思って。

私はやっぱり、こういう規模感でやってるから。たくさんお店があってやってるならまた違うやり方があるんだろうけど。やっぱり、私がいいと思って、私が着たいと思ったものじゃないとダメだと思って。それは絶対に頭においてやっています。

まい: うんうん。それが強みでもありますよね。一人でやる強みっていうのは、自分のセンスとかを前面に押し出せるとことでもある。

でもなんかお話を聞いていると、めぐさんのその、ご自身のセンスに委ねて「自分が着たいものを買い付ける」というところと、お客さんの立場に立って真剣に考える、というそのバランスがすごいですよね。

Megさん: それはね多分私が全然ファッション業界にいたことがなかったからだと思う。だから私、お客さんとしての気持ちもすごいわかるんですよね。私はずっとお客さんだったから。

まい: そうか!なるほど。そこはやっぱりすごく強みなんですね。

高い洋服は飽きても、古着はずっと飽きない

まい: ご自身のお洋服を選ぶ時に、こだわりとかっていうのはありますか?それもなんとなく本当に好きっていう?

Megさん: それも感覚でしかないかなあ。これかわいいなーって。

まい: やっぱり古着が多い?

Megさん: ほとんど古着ですね。すごい高い、いい服も持ってたんだけど、でもそういうのも、どうしても飽きちゃう。いつかまた着られると思うんだけど、なんか気付くと興味がなくなっていて(笑)

まい: でも確かに、飽きないんですよね古着って。

Megさん: ほんとに、あれはなんなんだろう。

まい: ね、昔からやっぱり残ってるからなのかな。

Megさん: よくね、これどこで買ったんだっけ?って服が出てくるんだけど、古着は全部覚えてるの、買ったところ。あーこれあそこのお店で買ったなって。そういうストーリー丸ごと好き!

買い付け中は、自分のものを選びたいというシャッターを極力閉じる

LAでの買い付け(写真:Megさん提供)

まい: 自分が買い付けるお洋服と、自分で着ようと思って買う服って、違ったりしますか?

Megさん: 基本は全く一緒で、だから極力買い付け中は、自分が着る洋服を選ぶシャッターを閉じます。自分が着たくても、自分は今買い付けに来てるから、それはダメだって、自分が着るんじゃないからって。でもね、一着はどうしても、ある(笑)

まい: これだけは、っていうのが?(笑)

Megさん: うん、どうしても、これだけはごめんなさいっていうのが。こないだLAでもあって。それはお店に入った瞬間に、これは私が着る服だ!ごめんなさい売れませんって、値段も見ずにそう思っちゃうのが。

そういうのはどうしてもあるけど、基本的には買い付けの時は、自分が欲しいものを選ぶけど、自分のものっていうのはいったん忘れるようにしてます。

まい: そうか、でも本当にそれくらい一緒なんですね。買い付けるものと、着たいものが。いいなでも、それも醍醐味ですね。Megさんが本当に着たいものだから、お客さんも信頼できるんだと思う。

インスタのフィードでブランドイメージを表現する

まい: あとは、インスタのお話を聞かせてください。インスタのお写真を撮る時とか、アップする時とかに、気をつけてることとかはありますか?

Megさん: 引きで見た時のバランスをすごい考えてます。私はお店を持ってないから、そこのイメージって、すごくインスタに直結すると思っていて。

そこ(インスタのフィード)で、SVのイメージをつかんでもらえるようにしてる。だから私はあえて、お店とプライベートを分けてなくって。というのは、私個人がやっているお店だから、全部ひっくるめてわかってほしいっていうのがあるんです。

まい: なるほど、素晴らしい。

Megさん: でもカッコつけすぎても何か違うし、自然すぎても違うし…という感じで、そこのバランスを考えてます。

その時に、周りとのバランスも大事にしてて、黒いものが続いてて、黒々しいなーと思ったら白のものをアップしてみたりとか。全体のバランスをいつもとるようにしてる。

まい: へー!!じゃあ本当にそのページだけで、ブランドのイメージを伝わるように。

Megさん: うん、パッと見た目の印象がすごい大事だから。

まい: 一枚一枚というよりは、そこなんですね。ブランディングの考え方だ。すごい。

インスタをやっていて、困ったこと、疲れたこと

まい: インスタをやっていて、ちょっと困ったこととか、疲れちゃったなってこととかありますか?

Megさん: 私ね、フォロワーさんの1万9千人っていうのが、ずっと全然実感がなくて。でも音楽アーティストのライブに行った時に、「2万何千人のみんなー!」って言ってて。え、こんなに?って。

まい: そっかー!

Megさん: 約2万人って、こんなにいるの?っていうのを、肌で感じて。それまでは全然ピンと来てなくて。変な話、思ったこともすぐ書いちゃってたし。

でも、フォロワーさんが1万人以上とかに増えてくると、ちょっとこう、ネガティブな内容とかは、ご指摘を受けたりすることもあります。

まい: はい、はい。

Megさん: 誰かの写真が素敵だなと思っていいねします、5個前の写真も素敵だったからいいねします。でもその間の写真も、いいと思ってもらえてないのかなーとか思われちゃうのも嫌だからいいねします、とか…。

まい: うんうん、あるある。

Megさん: でも、そういうのって、どうなのかなと思っちゃって。いいと思ったのだけいいねすればいいのになって。

まい: はいはい、もうすごいわかる。

Megさん: それをちょっとインスタに書いたの。単純にいいと思う写真に「いいね」したいだけなんだけど、義理のいいねとか、そういうのはちょっとなってね、つぶやいたんです。そしたら、すごかった!コメントが。もちろん、Megさんが書いてくれてすっきりしましたってコメントくれる方とかもいるんだけど、感じ悪いですっていう方もいて。

まい: うん、色んな人がいるから。

Megさん: その時は、きちんと気持ちも伝えたくて、一つ一つのコメントに返信したけど、そのことがあってからは、見ている方に嫌な思いさせないようにということを心がけてる。少なからず自分の発言の影響力とか責任とかも。だからその投稿も、自分で気をつけるためにあえて残していて。

だからってもちろん、見繕うというか、よく見せるっていうのも違うしと思うし、基本的には感じたまま書きたいとも思うんだけど。

まい: うんうん、そのバランスが難しいのはすごくわかる。そうか、そういうこともあったんですね。一人でやっていると、そういうことも、一人でどうすべきか考えなくちゃいけないですもんね。

買い付けも、インスタも、Megさんの思いとこだわり、そしてお客さんに対する思いやりが詰まっていることが本当によくわかるお話でした。次回は、ご家族のこと、プライベートのことも伺います。

Profile

Meg: 独自のセンスで、2013年に「Swell Vintage」をスタート。ショップで販売するものは全て、自らハワイやLAから買い付ける。インスタグラムの世界観も人気で、フォロワー数は2017年12月現在で1.9万人。

 

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